映画「雪に願うこと」IN東京国際映画祭レポート BY まるまる
行ってきました。東京国際映画祭。「雪に願うこと」。
「雪に願うこと」の情報は、かなり前から知っていたものの、
いつ公開なのか、詳しい情報が入ってこなくて、さらに浩市氏の新作情報はどんどん出てきて。
うっかり存在を忘れるところでした。
(2005年11月現在、浩市氏の映画待機作は「スターフィッシュホテル」「雪に願うこと」「陽気なギャングが地球を回す」「THE 有頂天ホテル」となっております・・・)
そんななか、東京国際映画祭で、コンペ部門で出品!との情報が。
今まで、浩市氏出演作品は、「特別招待作品」での参加でして。(「あ、春」「壬生義士伝」「海猫」)
コンペ部門の出品ってどんななの?舞台挨拶はあるの??
と謎だらけ。
チケットぴあで「プレリザーブ」の案内がきたため、
平日なのに。
つーか舞台挨拶あったとして、浩市氏はくるのかな?
と迷いつつも、まあ、とりあえず、映画は観られるんだし!っとチケットゲット。
その後、舞台挨拶のメンバーに浩市氏も入っていて、ほっとしたのでした。
そんなこんなで、原作も何も読まず、10月28日を迎えました。
そろそろ、寒くなってくる季節、浩市氏のニット帽のマイブームが今年もやってきているのか!?
っとドキドキしながら登場を待ちました。
・・・良かった、ふつーのスーツだ。
(東京国際映画祭では、そういえばいつも浩市氏はちゃんとした格好してたじゃん!)
伊勢谷友介さんは、初めてナマで対面だったのですが、顔小さい。細い。
キョンキョンは背も低いけど、顔も超小さい。
フッキーは、「魔界転生」以来でしたが、やっぱり可愛い♪細い♪
浩市氏の舞台挨拶のコメントは、公式サイトでの動画配信などをみていただくと、しっかりチェックできますが。
私のおぼろげな記憶では、浩市氏は、
●動物は演技とか関係なく、そのままの姿でうつってて、かなわないなあという感じ。
●「雪に願うこと」は超大作というわけではないけど、日本映画らしいサイズで、このサイズは自分にとって心地よい。
●あいまいなこと言って、訳しにくくてスイマセン
とかおっしゃってました。
「壬生義士伝」の舞台挨拶で、中井貴一さんに「長いよ!難しいよ!」っと突っ込まれたのが相当トラウマに(笑)。
フッキーは、
「サラブレットは400sから500sの体重なんですが、輓馬に出てくる馬は、1000kgを超えていて、すごく大きいんです!」
っと教えてくれて、輓馬用の蹄鉄を見せてくれました。
比較対象がなかったので、あれですが、蹄鉄は確かにでかい!
浩市氏も「フツーの蹄鉄だとこれぐらいで(っと手で表現)、(輓馬用は)一回りか二回りくらい大きいよね!」と補足してました。
舞台挨拶終了後、本編の上映です。
事前の情報が何もない状態で観たのですが、ほんと、とてもよい作品でした。
浩市氏の今までの作品では「あ、春」とか「顔」とかに雰囲気が似ているような。
北海道の景色もすばらしいし、馬も大迫力&可愛い。
ぜひぜひ、大きなスクリーンで見て欲しい作品です。
浩市氏のファン的見所は「蹴りが決まりすぎ」「北海道弁がうますぎ(東京の人なのにナゼ?)」あたりでしょうか(笑)。
公開が楽しみですねー。
上映後「ティーチイン」が行われました。
ここで、席を立っちゃう人が結構多かったのですが、
監督に映画について質疑応答できる機会なんて、普通ないので、ここは見てったほうがよいですよう〜。
今回は、根岸監督に加え、途中で伊勢谷さんも参加。
映画の裏話をたくさんしてくださいました。
会場からの質問で
「佐藤浩市さんをキャスティングするにあたって、要望などは出したのでしょうか?」
というようなのがあり。
根岸監督いわく
「佐藤浩市さんに演じてもらった役は、すべてを暴力で片付けるというか、何か伝えたいことがあっても
つい、先に手が出ちゃう、みたいな人柄なんです、と伝えました」
とのこと。
確かに!手も足も肘も出まくりでした!もう、それは爽快に(笑)。
(伊勢谷さんへの質問でも「殴られっぷりがすばらしかったのですが・・・」なんてのがあり。
伊勢谷さんいわく、「あれは大げさでなく、ふつーにぶっとばされてました。」とのこと。
お疲れ様です。)
伊勢谷さんからみた、浩市氏は「非常に繊細な役者さん」なのだそうです。
機会があれば、ぜひ、自分の監督作品に出て欲しい!とのこと。
伊勢谷監督作品の浩市氏を見ることができる日を楽しみにしています〜。
いまいち、まとまりがありませんが、この辺でレポートを終わりにしたいと思います。
「雪に願うこと」一般公開がとにかく楽しみですー。