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壬生義士伝概論

当サイトは佐藤浩市ファンサイトClubK.S内の、2003年春公開予定の映画「壬生義士伝」特設サイトです。
「壬生義士伝」は浅田次郎氏の原作をもとに、滝田洋二郎監督、出演 中井貴一、佐藤浩市 他で映画化されています。
こちらでは、来年の公開に向けて、「壬生義士伝」をより楽しむための情報をお届けいたします!

2002年第15回東京国際映画祭レポート 1ページ/2ページ/3ページ/4ページ

2003年1月18日が初日の「壬生義士伝」ですが。2002年11月4日に一足早く完成お披露目の上映が行われました。
しかも!第15回東京国際映画祭のクロージング作品としての公開。
このクロージング作品に、日本映画が選ばれたのは7年ぶり。クロージングセレモニーの前に壬生義士伝の面々はオーチャードホール前に敷かれた赤絨毯を通ってホールに入場!
華やかに初お披露目となったのでした!
クロージング作品、ということもあり、激しいチケット争奪戦があったのですが、それをくぐりぬけて当日会場にいったみんなの熱いレポートをお届けします♪じっくり読んでくださいね!
会場にはいけなかったものの、クロージングの模様はインターネットで生中継!
その生中継を見ながらチャットしていた皆さんのレポートもあります!

レポートBYわかこさん

「壬生義士伝」原作で読んだ印象より美しかったです。
個人的には、「あの久石譲が時代劇の音楽を!?」と 音にもとても期待をしていましたが、さすが!!! サントラ欲しいです。
心のひだに入り込む音楽でした。

そしてなんといっても、浩市さん素敵でしたねー☆
ご本人は文芸役者とおっしゃってましたが、映画の中の斎藤一も 立ち回りばっちり決まって、かっこよかったですよね。
生の浩市さんも、あのひげに袴というダンディーな格好で 車から降りていらしたので、くらくらしました。
ふー。
入り待ちをしていた時の、私のまわりの方はほとんど浩市さん目当てのようでした。

今年は「天国への階段」「KT」「うつつ」 関西のCMや「世にも〜」でのコミカル?路線、
そして今回の時代劇と とても多彩な活動でファンにとっては贅沢な年ですね♪うれしー!

レポートBYねころんぼさん

チケットはiモード先行販売、一般販売とも敗れ去り、 ネットオークションで入手しました。
落札した時は「少々高くついたかな」と思いましたが、 それ以上に充実した数時間となりました。

正直なところ私の頭の中には「浩市さん」と「壬生義士伝」しかなく、 上映前のクロージング・セレモニーのことはすっかり忘れていました。
会場が暗くなり、スクリーンに映画をテーマにした山本容子さんの作品が映し出され、 バックにはタイムファイブの生コーラス。
予想外の出来事に、もうこの時点で「来て良かった〜」。
セレモニーでは主演男優賞のプレゼンテーターを中井貴一さん、 主演女優賞は夏川結衣さんが務められました。
おふたりとも着物姿だったので「これはもしかして...」と期待でワクワク。

舞台挨拶では滝田洋二郎監督と、 出演者の方(浩市さん、中井さん、夏川さん、三宅祐司さん)が和装、 浅田次郎さんと久石譲さんは洋装でした。
舞台に浩市さんが髭を蓄えて着物で登場した時は、
「明治の文豪」という言葉が頭に浮かびました。もう貫禄充分!
そして具体的な説明はできないのですが、 時折見せる表情から、三國パパを思い出してしまうのでした。

私の座席は前から6〜7列目で、 近くにはプレス関係の方が沢山いらっしゃいました。
ひとりひとり挨拶される度に目の前でフラッシュが光るのですが、
浩市さんがマイクの前に立った瞬間、 視界の両端が光ったのなんの...
客席もフラッシュの嵐。
間違いなく「今日の1番人気」でした。
カメラを持っていなかった私は、 「この目にシッカリ焼き付けよう」とするあまり、
目がパサパサになっていました。

映画が始まると再び「そうだ、映画祭だったんだ」と思うことが。
国際映画祭なので英語の字幕がついていたのです。
時代劇に英語って不思議ですよぉ。
セリフでは
「父上に一筆啓上つかまつり候」
が 字幕は
「Dear Father」
だけ。
間違いじゃないけど・・・何だか味気ないような気がしませんか。
限られたスペース、それ以前に英語で表現するとなると、 やっぱりこれしかないのかなぁ。
作品そのものについては目がパサパサどころか、 コンタクトが濁ってしまうほど泣きました。
見応え十分な殺陣、 かと思えば「クスッ」と笑ってしまうシーンも。
でも、とにかく泣けます。 あっという間の2時間17分でした。
私が人一倍涙もろいこともありますが、ご鑑賞の際には、 ハンドタオル以上のものをお持ちになることをお勧めします。

【おまけ】
帰宅後「俺はご先祖さま」の予約録画をセットしようと、 確認のためにテープを巻き戻したら、
前回放送分の浩市さんのシーンが出てきました。
今日直接この目で見た浩市さんとは別人の様に可愛いくて。
それを見たら
「20年前にこのオファーが来ていたら、 受けていなかっただろう」
のコメントを思い出し、
「この面持ちだったら、新撰組より白虎隊の方が近いかも」
なんて考えてしまいました(それはちょっと若過ぎる?)。

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壬生義士伝

壬生義士伝 4枚組
原作 壬生義士伝
文庫化!2002年9月発売(映画の写真を使った帯付!)
壬生義士伝 上 (1)文春文庫 あ 39-2
壬生義士伝 下 (3)文春文庫 あ 39-3