「魔界転生」の丸の内東映での舞台挨拶に行って来ました。
私は「整理券」と聞いた時点で、
「そんな！平日の夕方なんかに並べない」と思い、
行くのをすっかりあきらめていたんですが、
ぎりぎりになって、ふと「整理券がなくたって、立ち見覚悟で行こう」と決心し、
丸の内の方に出かけました。
でも、早めに行こうなんて根性はなく（笑）「ズームイン」を見て、
「やっぱ窪塚くんと麻生さんだけね。浩市さんは出ない。」としっかり確認してから家を出たので、劇場に着いたのは９：２０ころでした。
（上映開始９：５０！）
立ち見覚悟と言っても、もし満杯で次の回とか言われて入れなかったらどうしよう？という一抹の不安を抱えながら。
ところが、まだ満席ではなく、２階席ですが、座ることができました。
うれしかったのですが、ちょっと複雑な心境。
今朝の新聞各紙は「満員の盛況」と言ってくれていたので安心しましたが、
ちょっと不安の残る初日の出足でした。

思うに、浩市さんのファンにとっては「整理券」というのがすごぉいネックになったんじゃないでしょうか？
それで今回あきらめちゃった人が多かったような気がします。
私も一旦はそうでしたし。
浩市さんのファンはやはり有職or既婚or子持ち、もしくはその複数要素を持っている方の割合が高いから、「整理券」ていうのは、やはり腰が引けちゃいますよね。
今後映画配給会社の方、一考をお願い致します。

で、舞台挨拶ですが、浩市さんの服装は（写真を見ればお分かりの通り）（色が！）薄い薄いブルーっぽいシャツをはおり、カーキか薄いブラウンっぽい色合いのパンツでした。
登場の時は薄い色のサングラスをかけており、
「え～っ、素敵な眼が見えない！」と思ったのですが、
すぐはずして、胸のポケットに掛けられました。
監督、古田さん、麻生さん、窪塚くん、浩市さん、加藤さん、黒谷さん、吹石さん
（左から）の順に壇上に立たれました。

割合に、会場からの声援が多く、楽しい舞台挨拶でした。
「佐藤さ～ん」「浩市さ～ん」という声援も多く
で、浩市さんの開口一番が「野太い声の声援ありがとう」だったんです。
男の方からの声援もあったりしたのででしょうか？
（すいません、お望みの黄色い声の声援かけられないで）
話の内容はやはり立ち回りが多くて大変ということで、
（実はあんまりよく覚えていません、すいません）
ただ、突然観客に向かって「もう一度見たい方、手を挙げて」みたいなことをおっしゃったんです。
もちろん私はしっかりと手を挙げましたが、客席に向かって問いかけたり、浩市さん、トークといい、舞台挨拶といい、かなり最近こなれてきたんじゃないでしょうか？「浩市の部屋」とかレギュラーで持つ日も近い？←ありえない！

加藤さんは
「又右衛門は魔界衆のトップだけれど、撮ったのは最後で、浩市さんも疲れてて…」
とまた浩市話を。
古田さんは
「十兵衛との対決で、一箇所だけスタントを使っているので、それを確かめるためにもう一回見て下さい」
とのこと。
吹石さんは
「生き残った十兵衛とお雛でIIを」
と言っていました。
みなさん「もう一度」とか「草の根運動」とか「お友達に宣伝」とか一生懸命アピールしてらっしゃいました。

マスコミ向け写真撮影で、8人がくっついて何度もポーズを取るんですが、その間もよく声援が飛び、浩市さんはうれしいような恥ずかしいような顔で笑ってらっしゃいました。

舞台挨拶に結構時間がかかり、新宿東映の方の時間も迫っていたため、出演者の方の“民族大移動”も大変だったと思うのですが、
劇場の前にかなり怪しいマイクロバス（レンタカーで、すべての窓にカーテン）
が停まっていたので、多分それで移動されたのではないでしょうか？

肝心の浩市さんのご挨拶の内容を全然覚えていないレポートですみません。
やはりご本人を見ると平常心をなくしてしまうようです。

私も今回は金曜日の夕方に整理券を配る、っつーことで、
うーん、無理？って思っておりました。夕方にねえ、平日にねえ、並べないんですよ（涙）。
ただ、やっぱ、観に行くなら初日だろうなあと思っていたので、一応25日（金曜日）19時ごろ
丸の内東映と新宿東映に問い合わせをしてみたのでした。
どんなタイヘンなことになっちゃってるか知りたーい！ってのもあり。
丸の内東映のほうは、電話にでない！こ、これはもう電話に出る人もいないほど会場大混乱！
魔界転生大人気！？ってことかしらあ～！！！！っとちょっとうれしく（？）なりながら
じゃあ次、ってことで新宿東映へ。
こちらは、電話に出ていただけました。恐る恐る
「あのう・・・今日、明日公開の「魔界転生」初日舞台挨拶の整理券を配っているかと思うのですが・・・
明日は、整理券無しでいったら、入れないような感じでしょうか・・・？」
とおうかがいすると。
なんと、まだ整理券を配り終えていないとのこと！んじゃあ、これから行っても大丈夫？ってことで！
思わずとっとと会社を後にして、新宿東映へ一目散に（笑）。
前売り購入して、前売り特典のポスターもちゃっかりいただき、無事整理券をゲット！
お話によると、整理券の行列は朝からできていたようですが、やっぱ、丸の内に人があつまったのか
新宿のほうは用意していた枚数をさばききるほどでもなかったようで。穴場でした。

で、翌日、朝9時45分集合だったので、ズームインをみて（ああっ浩市氏が出ていない・・・）と
しっかりチェックをしてから会場へ。
待ち合わせをしていたみちさん以外に、なぜか会場でかおりんごさんに遭遇！
いやーん！来てたんだー！！と久々の再会に喜び（っていうか浩市ファンの世間が狭すぎ？）。
ちなみに新宿東映は、朝整理券なしで来ても入れる状態でした。
整理券！ってことで非常に構えてしまい。今回はいいやーって見逃しの方多かったかと思います・・。
や、やられたって感じです。

新宿東映は、席数500ちょっとの映画館なので、それほど大劇場！って感じではありません。
なので、整理券の番号はかなり遅めでしたが、場内真ん中あたりの席を確保し、おお、結構近い？って
状態でした。
予告編が流れ、本編上映。先日、試写会で見た時は、かなり音響が良かった、というか音がでかかった
という印象だったのですが、新宿東映では、わりと音小さめ？でした。
音楽がかなり重要というか、盛り上がる感じなので、なるべく音響設備の整った映画館で見るのが
「魔界転生」はオススメです！！！
そして何度観ても十兵衛先生はカッコイイ！！ありえない！なので、何回も観ましょう（笑）。

でもって、待ちに待った舞台挨拶！どうやらちょっと到着が遅れたのか、最初に司会の方が
「前作を観た方はいらっしゃいますか～？」「はーい！（と手を上げる人結構多め）」
などとトークで間をもたせ。

吹石さん、黒谷さん、雅也さん、浩市さん、窪塚君（ここできゃあ♪と歓声が）、麻生さん、長塚さん、古田さん、監督の順番でご入場。

浩市氏のいでたちは、帽子無し（まずそこかい！）、淡いブルーっぽいシャツにベージュっぽいパンツ。
「爽」って感じでした！思わず、「（帽子もないし）か、かっこいい」とつぶやく私たち。
サングラスをかけています。あのサングラスは「あ、春」初日舞台挨拶でかけてたのと同じものにみえたのですが
お気に入りなのでしょうか！？
しかし黄色い声は出ない（笑）。

舞台挨拶はまず監督から。
「映画の中で好きな台詞は「佐藤」十兵衛さんの「なったらな」ってやつです」
と！
この「なったらな」超超超超ステキ♪なので、もう瞬きしないで観てくださいね！（爆）
私も、どこのシーンが好きか？って言われたら、この「なったらな」に代表されるおひろと十兵衛先生の
切ないシーンかなあって思います。やっぱ、浩市ファンとしてはおひろちゃんに感情移入しまくりでしょう！

お次は窪塚くんで、「ぼくの好きな台詞は、やっぱ十兵衛さんの、「この時を与えたもうたものに感謝する」
っていう台詞です！」と。

ああっここもいいんだよお～。「魔界転生」最大の見せ場（と私が勝手に思っている）但馬守VS十兵衛の
シーンで出てくる台詞です（予告とかでも使われてますね）。

そんでもって、麻生さん。着物を着ていてすごーくキレイ♪
「まだ、1回しか観てないんですが、自分が出てるとこ以外は（！？）すごい面白かったです！又観ます！」
と。自分が出てるところはあんまし冷静に見られないそうです（笑）。

そんでもって、浩市氏の番に。

「台詞少ないのに、2つもピックアップしてもらっちゃってありがとうございます（笑）
映画を作ってる私たちは、この日（公開）のためにがんばってるってかんじなので、無事初日を
迎えられて感無量です・・・普段こんなことあんまりいわないんですけど、
今日は来てくださってありがとうございます！」

と感動のコメントを。
あと、司会者の方に、殺陣とかタイヘンだったのでは（という定番の）質問をされ。

「だからタイヘンだっていってるじゃん（逆切れ？）。

えーっと、魔界衆を1人倒すのに、4日～5日かかるんですよ、実は

（ここで場内になぜか笑いが・・・私の場合、ああ、このネタ今回のプロモで何回聞いたか・・・って
感じでウケていたんですが。ゴメンナサイ）

・・・？なんで笑うの？

で、こう、1人倒すたびにね「窪塚君まっててね！次は君だ！」（ちょっと演技入ってます）って感じでした！」

っとなぜか逆切れと小芝居を披露してくれました。浩市氏最近トークが面白いです！

で、挨拶は柳生衆へ、おひろ役の黒谷さんは撮影中柳生衆どうしでお話とかしましたか？というような
質問をされ

「ええ・・いろいろ・・・雑談とか（笑）」

という雑談ってなんなのさっていう答えをしてまして。多分この時だと記憶してるんですが、浩市氏

（雑談って何なんだ？わかんないぞ？）

とでも言っているのか（私の想像です）なんかつぶやきというかツッコミながら苦笑してました。

あと、「お友達に魔界転生面白かったよ！って宣伝してくださいね」って。

そんでもって、吹石さんは、

「皆さんとお話しするっていうよりは、大人の皆さんのお話を盗み聞きするっていうか・・・
なんか難しい話・・・政治の話とかしてらして、大人になるってたいへんだなあって（笑）」
「携帯のメモリーの10人分くらいは電話して、魔界転生を広めてください！」

とか言ってました。ていうかフッキーカワイイよ～。かわいすぎる～。

そんでもって、魔界衆の加藤雅也さん。黒地に赤い華が咲いてるシャツ（？）に白のパンツ。
相変わらずスタイルいいです・・・。

「魔界転生は、新宿以外に銀座でもやってんですよ？銀座でも観てください！」

と。なぜ銀座限定？丸の内で挨拶してきたからかな？

古田新太さんは、完成披露試写会ほどのハイテンションではなかったものの、面白かったです。

「胤瞬と十兵衛のたたかいのシーンは、前日浩市さんと飲みすぎちゃってフラフラでタイヘンでした！」

って飲みすぎなのかよ！というネタが入ってました。

そんでもって最後に場内を爆笑させたのが、長塚さん。

「えーっと、今日は気に入った台詞シリーズなんですか？じゃあ、僕は宮本武蔵として登場して
私は宮本武蔵で、これこれこういう生き方をしてきたけど、こういう悔いがあって転生した、さあこい十兵衛！
みたいに、こう、3行ぐらいで語るんですけど。
これをね、NHKの大河ドラマでやると1年かかっちゃうんですよ！（笑）
それを、3行でやっちゃうというね・・・映画って・・・爆発だなって！爆発したいな！って（場内大爆笑）」

そうなんだ、爆発なんだ！とみょーに納得したところで舞台挨拶終了！
新宿のほうは、2回目の挨拶だし、カメラも入ってないし、結構まったりムードで面白かったです♪

その後、さらに浩市ファン仲間に会っちゃったりしまして（笑）、近所でランチして帰りました！
まだ観てない方、音響設備のいい映画館で、史上最強にカッコイイ浩市氏を堪能してくださいねえ♪
宣伝宣伝！！