KTの撮影で使用された化粧品は「江原道」です!
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2002年2月5日 よみうりホール KT完成披露試写会レポート3

行ってまいりました。「KT完成披露試写会」。
ふと見かけた試写会のお知らせにハガキを1枚送っておいたのですが、それが後ほど舞台挨拶つきの試写会と判明し、おお!ラッキーだったなあ〜♪というかんじでした。
(あんまり告知していなかった気がするので、ハガキを出した人の当選率は高かったのかもしれないですねえ。)

しかし、試写会の招待状というのは普通チラシのハガキサイズというか、写真を使ったポストカード風のものが多いので、どんな写真なのかなあとひそかに楽しみにしてたのですが、今回のは本当に最初の試写会だからなのか、文字のみ。1名さま入場できますの文字がボールペンで2名様に手書きで修正されてるし・・・。

・・・なんだか試写会当日開場空席目立つとかだと悲しいわ・・・などとおもいつつ会場に向かったところ。空席の心配なんてまるでなさそう・・・よみうりホールへ続く階段にぎちぎちに人が並んでおりました。というか、この試写会はマスコミ試写と一般試写を兼ねてるようで、招待客の中に「封筒で案内をもらった人」と「ハガキで案内をもらった人」という区分があったようなのです。私はハガキでもらった一般人なので階段に並んだわけですが、どうにか入場したところ、封書のかたがたは1階席、ハガキの方は2階席へというわけで、2階へGO。封書でもらった方々の手にはプレスシートらしき冊子が・・・いいな、プレスシート私もほしいな〜などとうらやましくなりつつも、どうにか会場で待ち合わせた友人と合流いたしました。

招待状には監督他豪華出演者による舞台挨拶と書いてはあるものの、豪華出演者って具体的には誰なんですか、浩市氏はいらっしゃるんでしょうか?という感じだったのではじまるまではわかりません。どうなんだろうね、まあ主役だし来るんじゃなかろうか、でも「天国への階段」の北海道ロケが2月中旬だったような気もするしねなどと話しつつ始まりを待ちました。

そこで、ふと会場の照明が落ちて、KTのテーマ曲?とおもわれる音楽が流れました。あれ?映画終わってから舞台挨拶かなあ?とおもったところで、司会の方が登場。

上映に先駆けて舞台挨拶を行います、では、阪本監督〜わーぱちぱちー!!
次は主演の(きた〜!!)佐藤浩市さん〜(出てきた〜わーうれしい〜)以下略。

というわけで、無事浩市氏も舞台挨拶に登場し、一安心というかやっぱり何度見てもかっこいい〜きゃーという興奮モードに入っているので、このあとの記憶があいまいです。

舞台挨拶でのコメントなど詳細は、こちらのカミングスーンTVのサイトの記事と公式サイト(※追記:すでに閉鎖されています)の記事が詳しいので参照していただきたいのですが(笑)。とりあえず関西人の阪本監督は毎度のことなのですが笑いを取る方向に走ってしまい。ワールドカップの宣伝に便乗させていただきたいとか、ベルリン映画祭のコンペはコンパをするつもりで行きます!などのギャグをかましておりました。(ちなみに監督は「顔」の初日舞台挨拶でも関西人はなんで笑いを取らないと気がすまないんでしょうねといいながらおもろい話をしていたという記憶があります・・・。高崎でもそうだったような気も。どこでも?)

浩市氏も阪本監督に冗談をいわないようにといわれていたのにすいませんねえ〜と謝りつつ、「阪本劇団に入って9年経って主役が回ってきました」とコメントし、いつから劇団員に?と浩市ファンを混乱させていました。それを聞いた私は9年前ってなんだっけ、「トカレフ」かな、そういえばトカレフは一人で見に行ったなあ、そうかあれからもう9年も・・・と思い出が走馬灯のようによみがえってました。

浩市氏の今回の舞台挨拶ファッションですが、先ほど参照してほしいといっていたサイトに写真がありますが、黒っぽいジャケットにネイビー(多分黒じゃなかったとおもう)のシャツ、黒っぽい(カーキっぽく見えた)パンツといういでたち。映画の中ではGIカットといいますか、自衛隊員という役柄上非常に短髪なのですが、現在は「天国への階段」の役柄上なのか、リゲインのお疲れサラリーマンか「ある日、嵐のように」のヤメ検かという感じの髪型でした(ファンの方にはこれでわかるとおもうのですが・・・)。

一緒に行った友人が「野鳥の会」ばりの双眼鏡をお持ちで(笑)時々覗かせてもらったのですが、双眼鏡は試写会にはマストアイテムかもしれません〜。2階席の前のほうだったので、わりと見えたのですが、とにかく2階席なので。双眼鏡を覗けば浩市氏のみが目の前に〜きゃー(はあと)、風邪ひいてるのかしら、ぐすぐすしているわ、いつも何が上にあるのかわからないけど上を凝視しているわ、などの細かいしぐさが確認できます♪

・・・と楽しんだところで他の皆さんの挨拶も終わり、花束持って写真撮影。
このときの報道陣の方々が持ってるカメラが、デジカメが非常に多かったのが印象的でした。2階席からも、カメラマンの手に光る液晶画面があちこちに見えるのです。
なんとなく、ああいう取材の方のカメラってでっかいニコンの一眼レフとかさげてという印象が強かったりするので、あれー、デジカメなんだーっと思いました(だからどうしたといわれても困るんですが、なんとなく。)。

舞台挨拶が終わって、しばらくすると1階の関係者席に先ほどまで舞台に立っていた原田芳雄さんがご着席。そのあと数人席についたのは上から見ていて、金髪のにーちゃんが座ったのも(失礼)みたのですが、それが豊川悦司さんだった(かもしれない)とわ!気がつきませんでしたわ。
とりあえず浩市氏は席につかなかった、ということのみ確認していたっつーか原田芳雄氏の背中を見ながらこれが浩市氏だったら・・・映画どころじゃないなあ(とはいっても場内の照明おちたらみえないっつーの)などとしょうもないことを考えていた私だったのでした。確かに誰だかわからないけどこの人は関係者なのだろうかという雰囲気の人が妙に多い試写会だったのでもっときょろきょろすればよかったかも。

さて、一足先に鑑賞した映画の印象ですが。淡々としたテンポでひたすら流れていくのは阪本作品ぽい感じです。私は不勉強で金大中拉致事件についてあまり知らなかったので全体をなんとなく見てしまったという感じなのですが、この事件についての予備知識があったほうがより楽しめる(楽しい話じゃないですが)のかなとおもいます。上映後、ああきたか〜とかここは納得いかないな!と熱く語ってるおじさま方も見かけましたので、知ってるか知らないかで作品の印象は変わるのかも。
浩市ファン的には制服姿が素敵♪とかまたその設定かよ!とか真鍋さんを探せ!の解答はっけーん!!とか楽しみどころはいろいろあります。(笑)
筒井道隆さんがおいしい役どころのような気がしました。笑いあり涙ありで。
阪本劇団 佐藤浩市第一回主演作品としては・・・・主演なのに(涙)。
脇のほうが扱いいいかもというか、いい味出してる役のような気がするんですが気のせいですか?・・・という感じでしょうか。いや、いいんですけど、映画終わったあとがくっときます(ファンとして。ネタばれかなあ・・?ごめんなさい)。

というわけで、上映終了後、「試写会で購入した方のみポストカードつき!」につられて前売り券を買ってしまったので(今日見たら劇場で前売り買った人に同じポストカードついてくることが判明・・・ウソツキ〜!!)5月の初日舞台挨拶に向けて金大中事件についてすこし勉強しよう、とおもった私でした・・・。
初日にいったら、またレポートいたします。長文失礼いたしました。

(まるまる@管理人)