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▼みきさん:
>年齢設定がどうのこうのと言う事はあまり重要な事
>ではなく、それよりもそれぞれの役のキャラや心情表現で
>魅せる映画にしたかったんじゃないかなって思います。
私もそう思います。原作は原作で映画は映画で、
その辺、アバウトにするのかと思っていたら、
最後に年令が表に出たので、実際は年令設定がちゃんとあって、
それが20代だったことで、ちょっとビックリしてしまいました(笑)。
(まだ映画見てない人は見ないでくださいね ↓ )
まじめに言えば、私の場合、最初と最後が現実で、
20年前の物語は三田さんが孫たちに話す、
三田さん視点の回想(想像)のように思えたんです。
峠を越えるバスを境に、おばあの話の中に入っていくみたいな。
薫は娘みたいで、母親とか女の感じがあまりないのも、
母親からみたらそうななのかなぁ〜なんて。
おばあのフィルターを通した、おおげさに言えばファンタジーのような。
おばあの想像の世界だから、おばあの中で成立していれば、
具体的なことはいらないし、20年前に実際何があったのかは、
わかるとするなら、当事者3人だけで、今は邦一ひとりだけだって。
(監督や浩市さんの意図とは全然違ってしまいますが・・・)
娘を船に乗せている、ちょっと年老いた邦一の姿は切ないですが、
みんな過去になってて、今は啓子と幸せならいいですね。
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