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▼まりもさん:
>美咲さんの薫にはその広がりが見えなかったんだなあ。。。
「海猫」を見て一番残念に思うのは私もこの部分です。
>今回は、三田佳子さんがすごく素敵だと思いました。
>大女優と言われる人は、やはり伊達に大女優とは呼ばれてませんでした。
>もうただいるだけで、その人「おばあ」を感じるものがありました。
私も改めて三田さんを女優さんとして尊敬しました。
舞台挨拶で、「原作ではタミさんの人生やエピソードなどがたくさん
書かれていたけど、2時間の映画にするにあたってそういう部分は
一切カットされ、だけどエピソードも何もなくても見てる観客に
この人はすごい人生を生きて来た人なんだって感じさせるキャラ
にしなくてはいけない。それがとても難しかった。」というような事
をおっしゃってましたが、あの短い登場時間で見事にタミの生きて
来た道を感じさせる貫禄ある役作りにあっぱれでした。感動さえする
程です。
浩市さんにしてもそうですけど、プロ中のプロの仕事って本当にいい
ですね。見終わった直後よりも、時間と共に後から後から邦一の切なさ
哀れさが感じられるし、タミさんの存在がより大きくなります。
あとは新人ながら確かな芝居をされたミムラさんがとても良かったし、
舞台挨拶の内容もまだ10代とは思えないしっかりした考えと自分の
言葉でお話されてて好印象でした。これから益々大きくなって欲しい
女優さんです。
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