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佐藤浩市ファンサイト【CLUBKS.COM】掲示板
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行って来ました。「海猫」初日舞台挨拶。
この頃とみに記憶力が衰え、かなり頼りないのですが、一応レポ。
今回は指定制でもなく、整理券もなかったので
早く行けば行く程良い席がゲットできるとは分かっていたものの
そこは家族持ち、TOEIまで1時間ちょっとかかる身の悲しさ
11時開演に向け、9時を目指すのが精一杯でした。
で、銀座方面から映画館に向かうと
はるか離れたコーナーに人の列!
えっこんな所まで?!
と思ったらそれはパチンコ屋の開店を待つ人々の列でした(笑)
でも、TOEI前にはやはりかなりの人の列
きっちり4列に並ばされて100人以上はいたでしょう。
あせって列に並びました。
後から聞いた所によると徹夜組もいたとか。
思ったより男性が多く(しかもオタク系)
ちょっといつもの舞台挨拶とは異質な人種を見てしまいました。
開場は10時前位でしたが、あっという間にセンターは埋まり
やっとのことで確保した席は舞台に向かって左サイド10列目位(涙)
浩市さんがこっちサイドの立ち位置であることを祈りました。
作品上映後いよいよ舞台挨拶。
司会は「ワイドスクランブル」「スマステ」でおなじみの
テレビ朝日大下容子アナ。
「感染」の時のTBSの新人アナとは違ってベテランなので安心しました。
今回の舞台挨拶、私が最も懸念していたのは
「まさか浩市さん、またニット帽じゃないだろうな」(笑)という事でした。
でも木枯らし1号は吹いちゃうし、十中八、九あきらめていました。
なので登場の際、一番注目していたのは浩市さんの頭(!)だったわけですが、
予想はハズレ!良かったぁ!
出演者は舞台左手からミムラさん、仲村さん、伊東さん、浩市さん、三田、監督の順に並びました。
浩市さんは(色味はライトの加減で正確ではないと思うのですが)
クロっぽいジャケットに茶系のシャツ、ダークグレイのパンツだったような?
御挨拶はまず森田監督。監督はずっとサングラスをかけておられました。
超満員(立ち見もぎっしり)の観客を見ての感想を聞かれ、
昔、前三列しかお客さんのいない舞台挨拶を経験して
それが以前仲村さんと組んだ「悲しい色やねん」で上野の東劇だった。
というような話をされ、かなり受けました。
そんなことアリなのか?
次が伊東美咲さん。
鮮やかなブルーのドレスにこげ茶のブーツ(?)
そして次が浩市さんかと思いきや仲村トオルさんでした。
トオルさんも黒っぽいスーツ姿でベルトのバックルの金がポイントでした。
トオルさんは開口一番。
「あきらかに15歳以上の皆さんこんにちは」(R15指定なので)
とおっしゃりつかみはばっちり。
広次の役について聞かれ、自分も兄がいる次男坊で、
兄弟仲が悪くて高校時代はバット(?)と包丁を持ち出して喧嘩した
くらいだったけれど、今はそんなことはないので、
浩市さんともこれから仲良くしていきたい。
というような事をおっしゃり、受けました。浩市さんも笑ってらっしゃいました。
トオルさんて朴訥とした感じで結構おもしろいことおっしゃるんですね。
次がミムラさん。
大きな花が前についた黒いドレスでした。
原作を読んで愛について色々考えた、というような事を
つたないながら自分の考えた言葉で一生懸命話している感じでした。
次が三田佳子さん。
グレイが基調のお着物姿で、美咲ちゃん、美咲ちゃん、と
美咲さんの初主演を喜んであげている感じで、
タミの役も原作ほどエピソードが描かれていないので難しかったけれど
印象深く、好きな役になった、というような事をおっしゃっていました。
そしていよいよ我らが浩市さん。
今回はトリで待ち時間も長かったせいか
落ち着きのなさは相変わらずで(笑)
足の重心を組み替える、なぜか左サイドに眼をやる、上を向く、
腕組みをする、顔を洗うようになでる、その他百面相を見せてくださいました。
御挨拶はいきなり
丸の内東映は照明が暗くて…とか言い出すので
何を言い始めるのかと思ったら
客席の皆さんの表情がよく見えないんだけれど映画はどうでしたか?
と客席に呼びかけられ、客席も拍手「良かったよ」の声。
するといきなり邦一語(北海道弁)で話したんですが
肝心なその内容を忘れた私。
どなたかフォローして下さい。
それで終わっちゃったので、また短っ!と思ったら
大下アナが邦一の役について質問してくださり、
色々なインタビューでも語っているように
邦一は粗野で乱暴な男だけれどデリカシーを持っていた、
それがなければこんな結末にはならず、物語にもならなかったんだけれど
邦一はどんなに抱いても薫が自分の物にならないことに気が付いていて
それが不幸だった、というような意味のことをおっしゃっていました。
次に漁師ぶりについて聞かれると
漁師さんが皆さん親切に教えてくださったこと。
お酒を飲んだり(やっぱ飲んだんだ!)して色々教えてもらった事が自分の物にできた、というような話をされていました。
今回の舞台挨拶はかなり皆さん受けのいい話をなさって、
会場からもかなり声がかかり、とても楽しく活気のあるものでした。
最後にマスコミ用の写真撮影があったのですが、
挨拶に使ったマイクを2本片付けてスタッフに渡すマメな浩市さん。
2階席からさかんに声がかかるのに答えて手を振る浩市さん。
テレビクルー用にカメラの方に向いて
映画の雰囲気に合わないですけど、手を振って下さい、とか訳の分からない注文をする大下さんに答えておずおずと手を振る浩市さんでした。
舞台挨拶が終わって
食事に行こうかと道路を渡ったのですが、
TOEIは出入り口がひとつしかなく、はっと見ると
そこに出待ちをする黒山の人だかりが…
思わず又道路を渡り直しその人だかりの中へ。
明らかに怪しい黒いフィルムを張ったマイクロバスが入口につけられており、
ずっと待っていたのですが、
バスは移動。別の車が付けられミムラさんが出ていらっしゃいました。
そして係員は「キャストはもう皆出たから」と言うのですが、
バスが又戻ってくるし、時間的にそんなことは有り得ないと思い、
しばらく待っていましたが、バスはまたどこかに行ってしまい、
人々も去り、時間もたったので、後ろ髪を引かれながらもその場を後にしました。
今年の浩市さんのイベント(?)はおそらくこれが最後と思われるので、
ここで出てきてくれたら最高だったのに、と思いつつも
相変わらず素敵な生浩市さんを見られて満足の一日でした。
とてつもない長文で失礼致しました。
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▼あおいさん:
今年の見納めと言う事で私も行って来ました。
場内は客席はもちろん満席、立見のお客さんも
通路いっぱいいっぱいで超満員でした。
舞台挨拶の内容はあおいさんのレポの通りです。
>するといきなり邦一語(北海道弁)で話したんですが
>肝心なその内容を忘れた私。
>どなたかフォローして下さい。
曖昧な記憶を紐解くと、邦一のイメージを壊しては
いけないのでこれ以上しゃべらない的なニュアンス
の事を言ってたような・・・
全然違ってたらすみません。
どなたかフォローを・・
今回の浩市さんはテンションも程良くて、舞台挨拶
自体のノリもとっても良かったので、「感染」の
時よりも楽しく満足なものでした。
舞台挨拶が終わって引っ込む時に後を歩いている
伊東さんに一言二言話し掛けられて、2人で笑い
ながら戻って行かれた姿が印象的でした。
それよりびっくりしたのは、舞台挨拶前に海猫の風船を
飛ばしていたとは・・・・
海猫の風船は今何処??(笑)
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▼あおいさん:
>明らかに怪しい黒いフィルムを張ったマイクロバスが入口につけられており、
>ずっと待っていたのですが、
それは黒い車ですか?
実は私はあおいさんとは逆で、入り待ちをしそこねました。
私が行った時にはすでに立ち見だったので、映画は次の回を見ることにして、
舞台挨拶が始まる前に劇場へ戻ってくることにしました。
12時半頃、プランタン(東映の隣)へ寄ってから入ろうと思って
いったん劇場の前を通り過ぎたんですが、なんだか微妙に人がいるんですよ。
その時はそのまま通り過ぎたんですが、
もしかして、あれはいわゆる入り待ちかもしれない!と思い直して、
友人を引っ張って速攻戻った訳ですが・・・
もう人が減ってて、道路には黒い車が止まってました。
その間10分。たったの10分。大きな10分。
でも、あおいさんのお話によると、その入口から出なかったということは、
入るときもそこから入らなかったのかもしれませんね。ダミーってこと?
悔しいから、そう思うことにしよっ〜と。
でも、海猫風船も知らない・・・。きっと、劇場へ入った後だ・・・。
こんな間の悪い踏んだり蹴ったりな後の舞台挨拶でしたが、
映画が終わるのを待って、通路側から中へ入ったら、
(後方からは、いっぱいでとても入れないので)
そこだとこれが意外にもいい位置なんですよ。
端ですけど、今まででいちばん近い舞台挨拶だったかもしれません。
後から来てずるいと思いました。すみませんm(__)m
浩市さんが何故左側をよく見ていたのか・・・?
たぶんですが、「写真撮っちゃダメ!」と頑張るスタッフが
こちらをウロウロしていたからだと思います。舞台上からだと目立つんでしょう。
それでも止めない美咲ファンは凄かった。スタッフさん完全に負けです(笑)。
その攻防がおかしくておかしくて。
笑っちゃいけないんですけど、笑っちゃいました。
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さちにゃん
- 04/11/15(月) 7:18 -
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あおいさん、事細かな詳細レポありがとうございます!!
もぅ〜、これ以上何も補足する必要がないんじゃないかと想う位の舞台挨拶のご報告を読み、感服しています。
また、みきさんの「邦一」言葉のフォローもバッチリの内容ですよね。
まるまるさまのリンクの動画サイトの会話そのものですもの。
私は、現地着7:30頃でした。
が、人数もある程度いらっしゃたのは勿論ですが、想ったよりも男性の姿が多いのが目につきました。
先週割と暖かい日が続いていましたので、薄着で来てしまったため、待ち時間が異様に長く&寒く感じられたのを除けば、
9:45頃には前列から段々劇場内に入場できたのも想いの他嬉しかったです。
私は、真ん中列の前から9列目に座っていました。
もっと前方を狙っていたものの、まぁまぁの"視界"でしたので一応満足です。
また、例の"車"の件ですが...
私は映画鑑賞後日比谷へ行こうと通りを歩き始めたところで、従業員用通路付近のひとだかりに気づきました!
多分、あおいさんが道路反対側から目撃した車と多分同ですね。
ダメモトで、そのままどなたか出ていらっしゃるのを待った結果、私が拝見したのもミムラさんでしたもの。
浩市氏は舞台挨拶直後にさっさと退出したのかもしれませんね...(残念)。
でもでも、ナマで浩市氏を拝見でき、しかも長目のトークありで、本当に行って良かったです。
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あおい
- 04/11/15(月) 13:40 -
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▼まりもさん:
>それは黒い車ですか?
えぇと記憶が曖昧なのですが、グリーン系の色のマイクロバスです。
窓にいかにも怪しい黒いフィルム張りでした。
ミムラさんが乗られたのは黒い車だったような…
>でも、あおいさんのお話によると、その入口から出なかったということは、
>入るときもそこから入らなかったのかもしれませんね。ダミーってこと?
>悔しいから、そう思うことにしよっ〜と。
ただTOEIの出入り口は私の知っている限りあそこしかないので
他から出入りしたということはないと思います。
「Lie lie lie」の時も出て来られたし、
「魔界転生」の時は2ヶ所で舞台挨拶だったので
新宿東映に向かう為のマイクロバスが付けられていましたから。
ミムラさんが出られた時、スタッフの方々が
「キャストはこれで最後だから」とおっしゃったのですが
時間的にみて他の方々がそんなに早く出られたとは思われず
その言葉を疑ってしばらく待っていたのですが、
ちらほらと「仲村トオルが出るのを見た」とか
「三田さんが出るのを見た」という話が聞こえて来たので
浩市さんはもう既に出られた後としか思えなかったので退散しました。
>でも、海猫風船も知らない・・・。きっと、劇場へ入った後だ・・・。
そうですね。
多分その10分ではなく、既に浩市さんは中に入られていたんじゃないでしょうか?
>浩市さんが何故左側をよく見ていたのか・・・?
>たぶんですが、「写真撮っちゃダメ!」と頑張るスタッフが
>こちらをウロウロしていたからだと思います。舞台上からだと目立つんでしょう。
>それでも止めない美咲ファンは凄かった。スタッフさん完全に負けです(笑)。
今回の舞台挨拶のファンは掛け声など元気は良かったですが、
マナーはひどかったですね。
東映側も写真撮影を禁止するならきちんと持ち物検査をすればよいのに、
と思いました。手間が掛かって大変でしょうが。
まりもさんは初回上映は見ていらっしゃらないようですが
本編上映中にフラッシュはたかれるし
(以下少々ネタバレあり)
エンディングに美咲さんのサービスショット(???森田監督の個人的趣味?)
というか美咲さんのいくつかのカットが流れるのですが
そのカットが切り替わる度にフラッシュがたかれるのです。
そんなの撮ってどうするの?
舞台挨拶中は再三再四の注意にもかかわらず
デジカメは撮るは、写メはするは、ビデオ撮っているのまでいました。
ほとほとそのモラルのなさ、他人の迷惑に思いが至らない鈍感さにあきれ果てました。
今までの舞台挨拶でこれほどひどい映画の観客は見たことがなかったので
つくづく残念に思いました。
というか映画ファンではないと思います。
浩市ファンはこういうみっともない真似はしないと思います、というか
する必要がない!
そこまでして写真撮らなくても日頃素敵な写真は十分過ぎるくらい見ているし
舞台挨拶なら動画だって新聞記事だってすぐ情報入るもんね。
何より浩市さんの素敵な姿は写真なんかに撮らなくたって
ちゃんと眼の奥に焼きついてるもんね。
ただ今回も浩市さんが期待しているらしい(?)
“黄色い声”が掛けられなかったのが残念(?!)
でも、私の場合“黄色”というより“黄土色の声”になってしまいそうなので
掛け声はお若い方たちにお願いしたいと思います。
怒りが蘇って来てまた長文になってしまいましたm(_ _)m
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▼あおいさん:
>マナーはひどかったですね。
>エンディングに美咲さんのサービスショット(???森田監督の個人的趣味?)
>というか美咲さんのいくつかのカットが流れるのですが
>そのカットが切り替わる度にフラッシュがたかれるのです。
私も本編中にフラッシュがたかれる状況と言うのは初めて体験した
のですが、気になって仕方なかったし怒りが込み上げて来ました。
美咲さんのショットなので美咲さんのファンなのか分かりませんが、
ファンの質がそのスターの質にも繋がるし、そのスターの事を本当
に思うのならば、見苦しい行動は慎むべきだと思いました。
人の振り見て我が振り直せとはこの事ですね。
今回は特別として、今まで浩市さんのイベントでマナーの悪い
行為を見た事なかったので、少なくとも浩市ファンはきちんと
している人ばかりだと思いました。
>ただ今回も浩市さんが期待しているらしい(?)
>“黄色い声”が掛けられなかったのが残念(?!)
私は今年の見納めと言う意識がすごくあって興奮しちゃってたのか
年甲斐もなく何度も手を振ってしまったのですが、浩市さんが1階
後部座席の方に目をやる事はなく、自己満足と言うか恥ずかしい
だけの行為に終わってしまいました。
しかし浩市さんイベントでそのような行為をしたのは初めてで、
何であんなに弾けてしまったんだろう・・・と思い返すと恥ずかし
くて仕方ないです。
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▼あおいさん:
そうだったんですか。みなさん不快な思いをされたんですね。
そうとは知らず無責任に笑ってしまい、申し訳ありませんでしたm(__)m
上映中にフラッシュとは、もってのほかですね。
私が気付いたのは、関係者が走り回り始めてからで、
もうその時はどう止めても無駄。撮ったもん勝ちみたいな状態でした。
ああいうのってカメラは取り締まれても、携帯でやられたらどうしようもないですよね。
ファンの意識の問題だと思うので、これから美咲さんにビシバシと
ファンを鍛えていただくことを期待するしかありません。
せっかく生美咲が目の前にいるのに、
レンズを覗いてる場合ではないだろうと普通は思いますよね。
そんな中でも美咲さんはマイペースで、慣れてるんだと思いますが、
結構、美咲さんてプロ意識が強い方なのだと
今回のこの映画で美咲さんを見るようになって感じたことでした。
立ち姿、笑顔、インタビューの受け答え、舞台挨拶の言葉、
優等生的というか、ソツがないというか、
どれをとってもイメージから決してはみ出すことがなく、
美咲さんの美しさは、ヨン様の微笑に匹敵するくらい鉄壁だと思いました。
だれも崩せない(笑)。
そして、私はそれがそのまま薫に反映されてるような印象を受けました。
私はお芝居がうまい人が好きなのではなく、
ヘタでも役に広がりを感じさせてくれる人が好きなんですね。
浩市さんはこの広がり具合がすごく好きです。
広がりといっても、役の背景とか専門的なことを言うつもりはなく、
あくまでも私の感覚なので伝わりにくいと思いますが・・・。
強いて言えばヘタウマってことでしょうか。
美咲さんの薫にはその広がりが見えなかったんだなあ。。。
(えらそうにすみません。あくまでも私の勝手な感覚です)
今回は、三田佳子さんがすごく素敵だと思いました。
大女優と言われる人は、やはり伊達に大女優とは呼ばれてませんでした。
もうただいるだけで、その人「おばあ」を感じるものがありました。
なんか私も長文で語ってしましました。m(__)m
最初に見たのが一ヶ月前なので、すっごくたまってました。
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▼まりもさん:
>美咲さんの薫にはその広がりが見えなかったんだなあ。。。
「海猫」を見て一番残念に思うのは私もこの部分です。
>今回は、三田佳子さんがすごく素敵だと思いました。
>大女優と言われる人は、やはり伊達に大女優とは呼ばれてませんでした。
>もうただいるだけで、その人「おばあ」を感じるものがありました。
私も改めて三田さんを女優さんとして尊敬しました。
舞台挨拶で、「原作ではタミさんの人生やエピソードなどがたくさん
書かれていたけど、2時間の映画にするにあたってそういう部分は
一切カットされ、だけどエピソードも何もなくても見てる観客に
この人はすごい人生を生きて来た人なんだって感じさせるキャラ
にしなくてはいけない。それがとても難しかった。」というような事
をおっしゃってましたが、あの短い登場時間で見事にタミの生きて
来た道を感じさせる貫禄ある役作りにあっぱれでした。感動さえする
程です。
浩市さんにしてもそうですけど、プロ中のプロの仕事って本当にいい
ですね。見終わった直後よりも、時間と共に後から後から邦一の切なさ
哀れさが感じられるし、タミさんの存在がより大きくなります。
あとは新人ながら確かな芝居をされたミムラさんがとても良かったし、
舞台挨拶の内容もまだ10代とは思えないしっかりした考えと自分の
言葉でお話されてて好印象でした。これから益々大きくなって欲しい
女優さんです。
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▼みきさん:
分かっていただけた方がいて嬉しかったです。
読み返すと私の書き方、結構きついニュアンスになってるので、
ちょっと落ち込んでました。
美咲さんのファンに不快な思いをさせてしまったことをお許しくださいm(__)m
>あとは新人ながら確かな芝居をされたミムラさんがとても良かったし、
>舞台挨拶の内容もまだ10代とは思えないしっかりした考えと自分の
>言葉でお話されてて好印象でした。これから益々大きくなって欲しい
>女優さんです。
ミムラさん良かったですね。
あと蒼井優ちゃんも好きです。舞台挨拶で会いたかったです(笑)。
美弥が最後にお墓参りするシーンで
お気づきの方もいらっしゃると思いますが、
墓石に刻まれていた薫と広次の年が4つ違いなんですよ。
ジーンとなってるところで、ええーーー!って思いました(笑)。
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▼まりもさん:
>墓石に刻まれていた薫と広次の年が4つ違いなんですよ。
>ジーンとなってるところで、ええーーー!って思いました(笑)。
森田版「海猫」では、邦一、広次、薫の年齢設定が原作通り
なのか、それとも年の離れた邦一・広次兄弟の元にやって
来たうら若き美しい嫁と言う設定なのか謎ではありました。
その辺の事については森田監督はインタビューなどでも
語ってらっしゃいませんでしたし。
監督は、原作に感銘して映画にしようと思った時点で、3人の
キャスティングがすぐ浮かんだと言うような事をおっしゃって
たので、年齢設定がどうのこうのと言う事はあまり重要な事
ではなく、それよりもそれぞれの役のキャラや心情表現で
魅せる映画にしたかったんじゃないかなって思います。
出来あがった作品を見ると、あの愛憎劇を原作通りの20代
の男優さんで演じたとして、演じきれる役者さんも思い付き
ませんし、浩市さんの邦一のような深みはなかなか出ないと
思います。
ラストで邦一が美輝と再会するシーンで、浩市さんをあえて
老けメークなどにしなかったのは、作りこんだわざとらしさ
よりも、心情を表現する事に重きを置いたのだろうし、何より
浩市さんの演技力にはそんな外見的な作り込みは不必要だと
監督は思われたんじゃないでしょうか。
私も老けメークなしで正解だと思いました。
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▼みきさん:
>年齢設定がどうのこうのと言う事はあまり重要な事
>ではなく、それよりもそれぞれの役のキャラや心情表現で
>魅せる映画にしたかったんじゃないかなって思います。
私もそう思います。原作は原作で映画は映画で、
その辺、アバウトにするのかと思っていたら、
最後に年令が表に出たので、実際は年令設定がちゃんとあって、
それが20代だったことで、ちょっとビックリしてしまいました(笑)。
(まだ映画見てない人は見ないでくださいね ↓ )
まじめに言えば、私の場合、最初と最後が現実で、
20年前の物語は三田さんが孫たちに話す、
三田さん視点の回想(想像)のように思えたんです。
峠を越えるバスを境に、おばあの話の中に入っていくみたいな。
薫は娘みたいで、母親とか女の感じがあまりないのも、
母親からみたらそうななのかなぁ〜なんて。
おばあのフィルターを通した、おおげさに言えばファンタジーのような。
おばあの想像の世界だから、おばあの中で成立していれば、
具体的なことはいらないし、20年前に実際何があったのかは、
わかるとするなら、当事者3人だけで、今は邦一ひとりだけだって。
(監督や浩市さんの意図とは全然違ってしまいますが・・・)
娘を船に乗せている、ちょっと年老いた邦一の姿は切ないですが、
みんな過去になってて、今は啓子と幸せならいいですね。
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