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佐藤浩市ファンサイト【CLUBKS.COM】掲示板
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▼あおいさん:
>▼まりもさん:
たまたま図書館で中井貴一さんの「日記」を借りて読み
終わった時にBBSで相米監督の話題が出ていたので、
ここは佐藤浩市のファンサイトである事を承知の上で
敢えて「日記」についてカキコさせて下さい。
この本は昨年公開された中井さんの初の海外主演作品
「ヘブン・アンド・アース」の長期に渡る中国辺境地
での過酷なロケの様子を綴った日記なのですが、この
中に相米監督に対する思いが綴られています。中井さん
が中国ロケに出発されて2日目に監督の死を知らされて
公私共に深い信頼関係にあった「友」の死にすごくショック
を受けた様子が綴られてまして、読んでいてこっちまで
涙が出てしまう程でした。
正直なところ、中井さんと相米監督がこれほど親密な関係
だとは知らなかったものでびっくりしたのですが。
しかしその不幸が中井さんの過酷で壮絶なロケを精神的に
支え、「オッサン見てろよ!絶対にいい作品にしてやる!」
と言う思いになったそうです。(色んな方のインタビュー
でも何度か耳にした言葉です。やっぱ相米監督ってすごい!)
奇しくも「ヘブン・アンド・アース」のロケが終わって
次の仕事が「壬生義士伝」となる訳で、浩市さんにとっても
ですが中井さんにとっても「壬生」に対する思いはとても
深いものがあったと思います。そう思うと相米・中井・佐藤
の「壬生」が見たかったです。
浩市さんと中井さんの関係を考える時に2人の間に相米監督
と言う共通の大切な存在、そしてその思いと言うものがとても
大きな接着剤になってなるのではないかと思いました。
昨年のアカデミー賞での浩市さんの涙はまだ記憶に新しいですが、
「日記」を読み終えて昨年の事を改めて思い出してみると、涙の
意味も中井さんの感慨もとても深い意味があるのだなって思い
ました。そんな事を思いながら今年の2人のプレゼンターを楽しみ
に思っています。
「日記」の中に一箇所だけ浩市さんの名前が出てきます。また人の
壮絶な体験日記を面白いと言うのは不謹慎ですが、そう思えるくらい
前向きで読み易いのでお奨めします。
一見華やかに見える役者の世界ですが、作品を作るまでの過程がいか
に大変かと言う事も分かりますし、ストイックさがなければ生き残れ
ない世界だと思いました。
そして本当に一流の役者は人としても一流なのだなと、この本を読ん
でも感じましたし、エキストラに参加して浩市さんの現場での振るまい
や待ち時間も皆と一緒にずっと立って待っているとか、決して特別待遇
ではない、そんな事を要求しない、「人」としての在り方に感動しました。
きっと浩市さんにも通ずる役者としての志の部分など色々書かれてます
ので機会があれば是非ご一読下さい。
直接浩市さんに関係のない話を長々と失礼しました。
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