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Jeffery Deaver

Signet

グループ:Book

ランキング:17071

価格:¥ 1,001

発売日:1998-04

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カスタマーレビュー

☆星五つです  (2008-11-01)
読者を飽きさせない、良質なシリーズ第一作。
読んでいて「上手いな」と思いました。

物語としてのライムとサックスの関係が今後どのように展開をするのか。
併せて、著者であるジェフリー・ディヴァーが、読者をやみつきにさせる
ストーリーを構築するのか、二つの意味で期待させるシリーズ第一作です。

自ら命を絶とうとする友に私は何ができるのだろう  (2008-07-19)
 云わずと知れた四肢麻痺・天才リンカーン・ライムシリーズの第一作です。
ミステリー好きであれば、必読のベストセラーですが今更ながら未読でした。
先送りしていたのは訳があります。E・ワシントン主演の映画版を一度見たことが
あるのですが、首から上しか動かないE・ワシントンが映画としてはなんとも地味
だなぁ、といった印象で、結末も覚えてさえいなかったからです。

 巧妙で、猟奇的な犯行に対して(1999年時点のですが)最先端の科学鑑識技術と
ライムの図書館並みの博学、洞察の緊迫した対決を縦糸に、女性巡査アメリア・
サックスとの関わりを横糸にしてストーリー展開をしています。何かと縦糸が
注目される本作ですが、何時も自殺する事を考えている身障者としてのライムの
苦悩と、何もできない、でもライムに生きていて欲しいと願うサックスの思いの
葛藤が読ませます。恋愛関係になる事はありえない仕事のパートナーでありながらも
本音で話し合い、苦楽をともにしてできる限り一緒に歩いていきたいと思う異性
との関係は現実の世界でもありうる事なのではないでしょうか。その究極の条件
付けとして肉体的な関係が不能なライムと、男性との恋愛関係が不能なサックス
といった取り合わせになったのは偶然ではないでしょう。現代では恋愛不能な
シチュエーションを作るのには、ここまでしなければ二人に立ちふさがる壁を
設定できないのかと思いました。

 印象的なのは、自殺を思いとどまらせようとサックスがライムに議論を挑む
場面です。ライムの自殺感は衝動的ではなく、苦悩の中で考えに考えつくされた
哲学の域に達しているため、誰も彼を思いとどまらせる事はできないと思いました。
言葉で自殺者を救う事の難しさを痛感させられます。本作はそんな生死感や
死にたくなるほどの孤独、苦悩に友人として何ができるのかということを
考えさせられました。

シリーズ制覇しなくてはっ  (2008-02-02)
半身浴の友に長くて気軽に楽しめる小説を探していてランキング上位だったので読んでみました。映画は過去に見た記憶があるものの内容を覚えていなかったので同時にレンタルもしてみたり。映画も小説もずいぶん前のものになっていることもあり最新の科学捜査の技術などは正直物足りなかったり、時代背景(パソコンや携帯、通信技術)などもどうしても古さを感じてしまうのですが、ミステリーとして十分に楽しむことができました。引き続きシリーズを制覇していくつもりです。余談ですが、個人的にいま健康上の問題を抱えていて、もちろんその状況は比較できるものではないけれど、リンカーンという人のその才能と四肢麻痺という絶望、それを乗り越える過程がきちんと描かれていてとても共感し自分はまだまだ手も足も動くじゃないかと強く勇気づけられている自分がいました。ミステリーやサスペンス物でそのように感じさせてもらえたのは意外でした。アメリアの抱える孤独のようなもの、リンカーンとの関係性の変化にも違和感がなく今後の展開も楽しみです。

本を先に読みたかった・・・  (2007-05-01)
出張帰りの男女が空港でタクシーの運転手により拉致される。男の方は生き埋めにされ薬指の肉をそぎ落とされた状態でパトロール警官雨リア・サックスにより発見された。その被害者の発見に対して助言を求め数年前の事件現場の鑑識時の事故で四肢麻痺患者となったリンカーン・ライムの元へかつての同僚が訪れる・・・

リンカーン役をデンゼル・ワシントンが演じ映画化された同名映画の原作である。少し前にこの作者の短編集を読み,非常に読みやすく長編を読んでみようと思い立って手に取った。翻訳物が苦手な自分なので,やはり出だしは多少とっつきにくかったものの後半は荒筋に『ジェットコースターサスペンスの王道』の名に違わない面白さであった。映画を数年前に観ているだけにストーリーが読めてしまったのがもったいなかった。本から先に読んでおけば良かったと後悔・・・

読者を圧倒する、ノンストップ・ジェットコースター・サスペンス  (2006-06-20)
’99年、「週刊文春ミステリーベスト10」海外部門第1位、「このミステリーがすごい!」海外編第2位。

リンカーン・ライムを主人公にした、ジェフリー・ディーヴァーの看板シリーズの記念すべき第1作である。

ライムは、捜査中の事故で四肢麻痺の体となり、左手の薬指と両肩と頭だけしか動かすことができない。
彼は行動派の女性巡査アメリア・サックスを目・耳・鼻・手足として、科学捜査の粋を集め、主役をもしのぐ印象的な犯罪者を相手に、つぎつぎと難事件に取り組む。

最初の強大な敵は、連続殺人鬼‘ボーン・コレクター’である。
数時間おきに新たな被害者を監禁する‘ボーン・コレクター’。
そして被害者の周囲に、次の犯行現場と時刻、殺害手口を示す手がかりを残しながら、次々と犯行を重ねていく。

ライムは、得意の科学捜査と、研ぎ澄まされた洞察力で‘ボーン・コレクター’のメッセージを分析・解読し、殺される前に次の犯行現場を特定し、被害者を救い出さなければならない。
次から次に、何度も迫り来るタイムリミットを前にした ‘ボーン・コレクター’ と ライムとの知恵比べ。
そして‘ボーン・コレクター’の脅威はアメリアとライムにも及ぶ。

さらにライムは、犯行の度に残された証拠から、‘ボーン・コレクター’をプロファイリングしてゆく。
本文中に挿入された「表」に項目が書き加えられてゆくにしたがって、次第に浮かび上がってくるいびつな犯人像、その過程の緊迫感も本書の読みどころである。

ジェットコースターのようなスピード感あふれるサスペンスの連続と、うねりのあるストーリー展開、そして知的好奇心をくすぐる詳細な鑑識・科学捜査のまえに、読者はただただ圧倒される。

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