アイテム詳細
ジェネオン エンタテインメント
グループ:DVD
ランキング:18290
価格:¥ 28,682
発売日:2008-03-21
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カスタマーレビュー ![]()
駄作
(2008-06-22)
今回の大河は本当つまらんな。見せ場はなくて退屈でどうでもいい話ばっかり。武人が家で人を斬り捨てた挙句喪にもふくさないという、とんでも演出をしたのはどこの馬鹿?最近は主人公がイマイチでも脇役が素晴らしいというものが多かったが、今作は主人公が素晴らしかったのは良い。脇役はイマイチなのばっかりだが。特に晴信と由布は酷すぎ。
じっくり咀嚼し味わえるドラマ
(2008-05-03)
近年「スローライフ」「スローフード」という概念が提唱されていますが、これはとりもなおさず現代の私たちがその反対の生き方に追われているということの現れに過ぎません。
情報摂取の面でも「いかに速く反応できるか」が重視され、情報の提供側も「いかに瞬発的な反応が得られるか」を第一に考えている節があるように思われます。芸人がテレビで見せるネタの質の変化と、それを披露する時間がますます短くなっていることも偶然ではないでしょうし、ネットも例外ではありません。
全てとは言いませんが、多くのテレビドラマも近ごろ同じことが言える気がします。需要側の問題か供給側の問題か、はたまた両者の問題かはわかりませんが、話題の人が出ることに反応し、頭を使わずに眺めながら楽しめるものがテレビ欄の大半を占めているように見えます。
この「風林火山」はそんな時代の流れに逆行するかのような作品です。実力派俳優の演技は熱く濃く、ストーリーを追うには集中力と思考力を要し(話によっては見直してみてようやく内容が深く理解出来るものもあります)、観賞後は若干の疲労感が残ります。しかし、この疲労感が心地良いのです。作品を咀嚼した後、深い感動が残ります。作品を「味わった」というこの感覚は、栄養と真心がこもった食べ物をゆっくり噛んで味わった時に残るような、そんな感覚です。
このDVD作品集は正直安くはないです。私の5つ星は「それでも買え!」という意味ではありません。星の数は作品が素晴らしかったという賞賛の意と「買えないならば、レンタルでも良いから是非観て欲しい」という願いです。「スローフード」的な作品ですから、DVDでじっくり観る価値がある作品とも言えましょう。
刺激による瞬発的反応に重きが置かれるこの時代の中、本作品に心血を注いだ俳優とスタッフの皆さんに私は心から拍手を送りたいと思います。
皆さまも、是非是非、この作品をご覧ください。
本格志向の大河復活にはファンの後押しが必要、かも。
(2008-03-26)
「独眼竜政宗」を始めとする過去の名作大河に負けじと、スタッフが意気込んで
製作したであろうことは十分に伝わってきますので、その点は拍手を送りたいと
思います。ただ、通して見て作品としてのクオリティがそれら過去の名作大河と
同格かというと、残念ながら数段落ちるのではないかと感じました。
一番の壁はやはり予算だったように思います。ラスト2回の川中島は、兵士の
数が少ないのを隠すため、「なるべく下から上へのアングルで撮る」、「武将の
顔のアップ」など、かなり涙ぐましい努力がされていましたが、編集で修正が
可能な遠景以外は隠しきれておらず、見てて何だか寂しくなってしまいました。
また、序盤では夜這いが趣味の侍を斬り殺すなど、ダイナミックな映像やカット
割りが多かったのに、中盤以降すっかり落ち着いてしまったのは、映像表現の
自主規制的なものがあったのではないかと推測しています。生きるか死ぬかの
戦国時代が舞台で、これらの表現が抑えられてしまうというのもおかしな話だと
思うのですが、ものの本によると視聴者からの苦情は無視できないようです。
浪人時代に、山城の模型を作って曲輪がどうのこうのと村娘相手に熱く語って
いたあのキャラクタが、軍師となった後も1年通して続いていたなら…と思うと
残念でなりません。今後もこういった本格的な大河ドラマを望むのであれば、
それを支持する視聴者による後押しも必要になってくるのかも…。
血の出る映像がどうのこうの差別を連想させる表現がどうのこうのとクレーム
ばかりつけてたら、当たり障りのない小粒な作品ばかりになって当たり前です。
予算に都合がつかないのであれば「ホームドラマ大河」にするしかないですが、
都合がつくなら、せめて3年に1度はこういった本格志向の大河が見たいです。
特典映像も充実、色あせることのない作品完成度
(2008-03-24)
大河ドラマファン、内野聖陽ファンにとっても待望の作品です。本編の完成度は
1通り見れば一目瞭然ですが、同封が常識となりつつある特典映像もまた一見の
価値有り。内野さんを始めとする、製作サイドの熱い思いを感じれば、より一層
風林火山が面白くなることでしょう。
おそらくこの作品は、色あせることのない作品になると感じます。
5年後、10年後、20年後きっと見返したくなる作品となるはず。
価格は高価ですが、時代劇ファンは持っていても損はない作品だと思います。
総集編でしか見たことのない方は、残念ながら本作の面白さはほとんど得ていない
といっても過言ではありません。50話にわたる長編ではありますが、是非1話
1話じっくりと見ていただきたいと思います。
戦う事は・・・生きる事!!
(2008-01-10)
幾多の戦いと別れを経験し、武将として軍師として成長した晴信と勘助は
天下を狙う事を決意し海を手に入れる橋頭堡として越後を狙う。
同時に勘助は生きる事に執着した姿に亡き妻ミツの面影を見た
由布姫の子、勝頼を武田の跡取りにしようと暗躍する。
相対するは毘沙門天の生まれ変わりと称する越後の龍、長尾景虎。
自分こそが正義と言い放つ景虎に人の関わりの中で生かされている自分を
感じていた勘助は対抗心を露にする。
そんな勘助の前に勘助の嫁志願の娘、リツが現われ・・・・・・
大河ドラマ「風林火山」のDVDBOX完結編です。
勘助の宿敵長尾景虎と勘助に関わる少女リツが登場することによって
勘助個人の周辺も勘助自身も変わっていきます。
正義の景虎も純心なリツも実は自分の理想や目的のために
他人の聞く耳も持たない強情一途な人間で家臣団も勘助もてんてこ舞い。
このドラマには完全無欠な登場人物は存在せず
人々の心の迷い苦しみ夢喜びが曼荼羅のように織り成していきます。
そして自分でも知らない内に他人に関わる自分が成長していくのです。
勘助は常に「何のために戦うのか」と問われます。
最後、川中島で勘助が出した答えを聞いた時、この物語に出てきた人々の生き様が
本当に愛おしく思えてきました。
生きる為に、自分の意思を貫く為に浅ましくあがき泥に塗れても生きる姿は美しい。
たぶん血と泥に塗れた勘助の目にも雲間からのぞく空は見えたはずです。
本当に一年間見て面白いドラマでした。お勧めです。

