佐藤浩市関連グッズ特集

アイテム詳細

ポール・ラヴァティ

ジェネオン エンタテインメント

グループ:DVD

ランキング:3426

価格:¥ 4,242

発売日:2007-04-25

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プルートで朝食を

レビュー(Amazon.co.jp)

???1920年、英国からの独立のため、アイルランドの若者たちは義勇軍を結成する。医者を目指してロンドン行きを決意していたデミアンも冷酷な英国軍の仕打ちに怒りをつのらせ、兄とともに闘いに身を投じる。そして和平条約を手にしたアイルランド。しかし、条約の内容を不服とし、完全な自由を求める者と条約を受け入れようとする者で国内は対立。内戦に発展していってしまう。デミアンは完全な自由を求めるが、兄は条約を受け入れようとし、兄弟は真っ向から対立してしまう。
???『プルートで朝食を』で妖艶な魅力を振りまいたキリアン・マーフィが、アイルランドの自由を求めて闘う若者を熱演するケン・ローチ監督作。戦争が何を生み出したかを、ひとりの青年の人生を通して捕らえたローチ監督。その視線は鋭く厳しくスリリングで見るものの心を捕らえて離さない。戦争から生まれるものは憎しみや哀しみしかなく、家族の絆さえも残酷に引き裂いていく。その物語は重く辛いけれど、平和ボケした心には強烈なパンチとなって響いてくる。2006年カンヌ映画祭パルムドール受賞も納得の力作だ。(斎藤 香)

カスタマーレビュー

どこにでもある物語  (2008-08-24)
 人間の争いなんて、当事者を変えながら場所変えながら同じ構図を繰り返しているだけだ――そんな歴史の皮肉をどこまでも冷徹に描いた作品だった。

 独立戦争後、イギリスの譲歩を引き出した条約を批准し、段階的に自由を勝ち取っていこうとする穏健派の兄と、今徹底して戦わねば祖国の自由と人民の豊かな生活は戻ってこないと信じる過激派の弟。現在のアイルランドを見れば、彼らはどちらも正しい。前者はアイルランドが今や完全な独立国であり、「住みやすい国」として世界的に評価を得ている事実を以って。後者は今でもイギリスとは「グレート・ブリテン及び北アイルランド連合王国」を指すという事実を以って。

 けれども、徹底的に間違っている。醜い、愚か、虚しい……そんな言葉ばかりが口を突いて出てくる。かつての同志をかつてのイギリスのように粛清していく兄も、かつての冷静さを忘れ、怒りと意地と反抗心のままに破滅を選んだ弟も。「悲劇」とか、綺麗事で片付けるべきじゃないと思う。

 「大英帝国」という共通で強大な「敵」がいた時は、ケン・ローチはその横暴さを常に描き、それに対する小さな反逆の狼煙である彼らを「英雄」であるかのように描いている。ただイギリス軍が去ってからは、気付けばカメラは突き放すように彼らを見つめている。彼らの正当性がこちらに伝わってくることはなく、おかげで誰にも感情移入できなくて、後半はひたすら映画が自分をすり抜けていく心地がした。

植民地、帝国主義、同化政策、  (2008-08-09)
劇映画という劇映画のなかでわたしのベスト。実はケンローチはわたしは映画人としてより先に運動家として名を知ったひとです。
植民地に生きる「北海道」のシャモとしては全然ひとごとじゃない。これはアイルランドの物語であると同時に「北海道」の、朝鮮の、イラクの、パレスティナの、アメリカ大陸の、この地上のありとあらゆる植民地の帝国主義の同化政策の圧制の国家による暴力の姿であり(無論実際はこんな穏やかなものではないのですが)、また、他所の国ではなく自分自身のこととして見るのでなければこの作品の意図を故意に誤読することになるでしょう。
そして、映画のなかで「暴力を美化しない」ことに成功している稀有な例。これは本当に難しいのです。

悲しい話  (2008-03-26)
大好きなキリアン・マーフィがこの作品の主人公と知って、正直最初は彼目当てだった。どんな内容の映画かということも知っていた。
でもあまりに悲しい…。この現実に涙がとまらなかった。アイルランドや政治的なことを私が語るには失礼なくらい。でもこれだけは言える。戦争で得られるものより失うものの方がはるかに大きい。何よりかけがえのない大切なものをうばう。
悲しいけど世界中の観てほしい映画。
キリアンのファンになったおかげでこの作品に出会えたことに感謝します。

もっと歴史を勉強したくなりました  (2008-01-04)

作品の舞台は1920年のアイルランド。当時のアイルランドは英国連邦の一部で自治権さえ認められていない。そのような状況に対して立ち上がり独立を求める人々の姿が描かれている。

美しいアイルランドの風景とは裏腹の、英国軍の暴力やアイルランドの当時の人々の貧しさに驚き、そして腹が立ったが、昨日まで共にイングランドに対して戦っていた仲間が、自治を許容する条約の締結の可否について2つに別れてしまう姿は見ていてつらかった。

どちらもアイルランドの自治という目的は同じであるにもかかわらず、現実を踏まえた妥協点を探る考え方と、あくまで完全独立を求める考え方は、最後まで相容れることはない。特に主人公のデミアンと兄の二人が、何れも一途にアイルランドの自治をめざしているにも拘らず、対立する立場におかれてしまうのは、やりきれない気持ちになった。

この両者のどちらが正しかったのだろうか。答えはきっとないと思うが、この後どのようにしてアイルランドは完全な独立を勝ち取ったのか勉強してみようと思いました。

間違いなく最高作  (2007-11-30)
素晴らしい文句なしに2007年の最高作です しばらく違う映画みたくなくなりました
それほど力のある映画 特に最後の絶望的ラストに絶句し涙した本当に痛い映画です
役者は誰一人知らないけれど上手です 戦争の悲惨さをなにより描けているケチのつけようのない映画です
 

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