佐藤浩市関連グッズ特集

アイテム詳細

浅田次郎
久石譲
中島丈博

松竹ホームビデオ

グループ:DVD

ランキング:34489

価格:¥ 2,800

発売日:2007-01-27

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カスタマーレビュー

必ず泣く、最高の新撰組映画。  (2007-10-31)
新撰組に真の武士はいたのか。真の武士はいた。東北の南部藩を脱藩した男がそれである。東北の貧しさ。学問、武勇すぐれた男。名前は吉村であった。新撰組に入り、剣が強くすぐに新撰組の師範代になった。彼は金銭にこだわった。金銭は手紙と共に盛岡の妻子の元におくられていた。彼は最後まで京で新撰組の武士として戦った。南部藩京都支店には親友がいた。死に損なった彼は友人を頼る。親友のはからいで見事に切腹した。彼の死は影響を与えた。長男が函館にわたり死んだ。親友は徳川にしたがい、秋田藩と闘い死んだ。吉村の末娘は親友の長男と結婚した。2人とも医師になっていた。満州にいく準備中に元新撰組、吉村の同僚は孫の病を診てもらいに2人の医院をおとづれた。吉村役は中井貴一が演じた。見事であった。必ず泣く。浅田次郎の原作、これを脚本化し、ここまで煮詰めた監督は誰だ。感動する。

不器用で愚直な生き方がすばらしい  (2007-08-05)
正直言って、浅田次郎の原作本があまりに良かったので、映画で見るのに躊躇しました。
しかし、大丈夫でした。
これは、原作本でたっぷり感激した人にもお薦めできます。
もちろん原作とは趣の違いと頃はありますが、配役も主たるところは納得がいきます。
(余り出演場面がなかったせいか、新撰組の幹部はちょっと首をひねる配役ではあります)
原作では、結構時間が前後して少し戸惑うところありますが、その分映像ではそれは全くなく、わかりやすいです。
もちろん主人公の吉村貫一郎(中井貴一)の生き様がメインですが、しかしある意味それ以上に、結局この吉村の影響を
もろに受けた、息子、それに旧友の大野、が吉村同様に南部侍として命を全うする。
原作を読んで分かっていたはずなのに、この不器用で愚直な生き方が涙を誘います。

南部の桜は、岩を割って咲き出てくる。
いやぁ、盛岡に行って見たくなりますねぇ。
いい、映画でした。

「方言」の力がリアリティを増したヒューマンな時代劇の秀作。  (2007-02-16)
幕末時代劇としての物語の面白さに加え、「家族」「父親、夫としての生き方」が重要なテーマとなっているヒューマンな作品。それだけにどれだけリアリティがあるかが大きなポイントになるが、この映画では「方言」が非常に重要な役割を果たしている。吉村貫一郎は実在の南部藩の武士で慶応3年に官軍との戦いの後、大阪の南部藩邸で切腹している(享年28歳)。貧困にあえぐ家族に人並みの生活をさせたくて新撰組に入隊、ひたすら家族のために生きて行く。吉村の生き方に感動し、涙した方も多いだろう。これほど泣かされた映画も少ない。主演の中井貴一の演技が素晴らしいが、映画での台詞が方言(南部弁?)ではなく、時代劇としての「標準語」だったらかなり違った映画になっていたのではないだろうか。それくらい、方言が効果的だった。時代劇にかかわらず、いわゆる標準語は近年ますます「言葉としての力、表現力」を失ってきており、リアルさが大事な作品では方言が重要になってきているように感じる。標準語で話したらベタつくような台詞でも南部の言葉なら自然に受け取れた。4年前の作品だが、方言を使う作品がますます増えていくように思える。この映画を見て、南部の言葉の美しさを実感した。

生きること  (2007-01-17)
主人公の吉村貫一郎は、度重なる飢饉による困窮から、家族を守るため、仕官していた南部藩を脱藩し、新撰組に入隊する。その目的は、あくまでも家族への仕送りを少しでも増やすことであって、節の体裁や思想的なものは一切捨てる覚悟でいる。そのため、周りの浪士からは金に貪欲な人斬りを何とも思わない冷徹な男と思われている。

しかし、実際の貫一郎は、義理と人情を決して捨てきれるような男ではなく、結局のところそのことが仇となり自害せざるを得ない状況に陥ってしまう。家族を人一倍、大事に思っていた彼でありながら、内実、人そのものに優しさを持って生きてしまう性だったのだろう。また武士のしての御恩と奉公の精神を捨て去り切れてもいなかった。彼は自分を拾ってくれた新撰組に対して、裏切るほうが得策な場面はあったあったのだが、最終的には忠義を尽くした。

時代の激流に飲み込まれた彼の死は痛ましく切ないものではあったが、そのあまりにも、実直で誠実な姿は、新撰組・本物の人斬りだった斉藤一の心を解きほぐし、救った。人の生きる意味に、決まりきった答えなどはない。ただ生きることに愚直なまでに懸命であった吉村貫一郎という男の生き様は、今を生きる我々にも、強烈に心に訴えかけるものがあった。

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