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角川ヘラルド映画
グループ:DVD
ランキング:22183
価格:¥ 3,455
発売日:2006-10-20
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カスタマーレビュー ![]()
ママ〜
(2008-07-15)
森村誠一の小説を、岡田茉莉子、松田優作主演で映画化した作品です。ひとりの黒人青年の殺人事件から始まり、推理ドラマ的な形式でストーリーは進んでいきますが、戦後日本のドロドロした状況とその傷跡を根底にした、タイトルどおり「人間とは」と問いかける、重厚なドラマが繰り広げられていきます。角川映画の全盛期作品でもあり、日本の映画を代表する名作です。70年代の映画って、現代の作品からは感じられないパワーがありますよね。ただ、メインの殺人事件と平行して進んでいくサブストーリー、さまざまな登場人物の人間像などを描ききるには、2時間程度の映画ではあまりにも短かすぎます。ほんとは高峰美枝子と林隆三主演ののTV版が観たいんです〜。「金田一耕助シリーズ」とかはDVD化されてるのに、この作品や「白昼の死角」(これも名作!)のTV版はDVDにならないんですかね〜(泣)というわけで、惜しくも★4つどまり。
角川映画の最高傑作
(2008-07-05)
角川映画の発進は鮮烈だった。洋画のような迫力といかにもお金がかかっていそうな作り方。第一作の「犬神家の一族」から本作、「野性の証明」「戦国自衛隊」と本当にワクワクしたものだ。「犬神家」も好きだが、自分の一番のお気に入りはやはり本作である。NYC・ハーレムでのオープニングがら一転、東京のホテルで「ストウハ」といって殺される黒人。彼は一体誰なのか?捜査を進める刑事(松田優作、ハナ肇、鶴田浩二)と並行して起こる事件にかかわる人間たち(三船敏郎、岡田茉莉子、岩城 滉一)が錯綜して、子供心にはわけがわからなくなるころ、舞台はマンハッタンに移る。自分が初めてアメリカの大きさを実感した印象深いシーンだ。オスカーウィナーのブロデリック・クロフォード、ジョージ・ケネディが東洋人の相手なぞウンザリと思いながら、松田優作とNYCを歩き廻る。その結果わかる太平洋戦争の傷跡とパンパンの記憶。「ストウハ」の意味。当時は本当によくわからなかったが、今観ると脚本の上手さと構成に唸らされる。また、俳優陣の凄さったらない。優作のワイルドな魅力も全開で、こんな大作は作ろうと思っても二度と作れないだろうなあ。今の特撮満開の「大作」に飽きた方はぜひ。
空虚
(2008-04-03)
「中身がない」とよく言いますが、この映画ほどその言葉がふさわしい映画はないでしょう。中身以外は何でもあるのですが、「中身」だけが何もないという奇妙な作品です。
当時の角川映画のメディアミックスは非常に斬新で、私たちの世代は完全にその戦略にやられました。雑誌「野生時代」を買い、テレビの特集番組を見て、テレビCMを見て、本編を見る前からもう、作品世界にどっぷりと浸ってしまいました。
しかし、見る前に全て消費し尽くしてしまうくらいの中身しか、実際の映画にはなかったのでした。松田優作とジョージ・ケネディが出て、ジョー山中が素晴らしい主題歌を歌っているにもかかわらず、です。その中身のなさは、唖然とするほどでした。
しかし、このように見る前にすべて消費し尽くされて何も残らない映画の存在を知ったことで、逆にいくら見ても消費し尽くせない映画があることも知ったわけなので、この映画の存在も意味がないわけではありませんでした。
買って良かった。最高でした♪
(2007-11-04)
あの「犬神家の一族」に続く角川映画第二弾です。とにかく松田優作の棟居刑事が最高でした。
キスミー、ストウハとは何か?。東京とニューヨークを股にかけて事件は以外な結末を向かえます。自分は今なぜ存在しているのか考えさせられます。
「母さん、僕のあの帽子、どうしたでしょうね?」
見終わった後このフレーズと大野雄二のBGMとジョー山中の主題歌が頭から離れません♪
松田優作映画。
(2007-09-03)
森村サスペンスが松田優作主演により完全に松田優作映画となったカリスマ俳優好きにとっては幸福な例です。今までさまざまな俳優が棟居刑事を演じましたがこのような化学反応は1度も起こりませんでした。西条八十の詩の朗読も彼の声があってこそと思います。それにしても1977年秋の邦画興行はジーパン松田優作対マカロニ萩原健一(八つ墓村)ですごかったですね。贅沢で幸せな時代でした。

