アイテム詳細
日活
グループ:DVD
ランキング:13141
価格:¥ 3,416
発売日:2006-11-10
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レビュー(Amazon.co.jp)
???外交官のジャスティン(レイフ・ファインズ)は、妻テッサ(レイチェル・ワイズ/本作でアカデミー賞助演女優賞を受賞)と駐在先のナイロビで暮らしていたが、ある日突然テッサが殺人事件で死亡したとの知らせが届く。疑念に駆られて真相を究明しようとするジャスティンは、やがて世界的な陰謀と対峙(たいじ)することになってしまう…。
???『シティ・オブ・ゴッド』で注目されたフェルナンド・メイレレス監督が、現実にアフリカで起きた事件を題材にしたジョン・ル・カレの同名小説を原作に、壮大なスケールで描く力作サスペンス映画。劇場公開時はまるでラブ・ストーリーのような宣伝がなされていたが、実際はアフリカを食い物にする者たちの傲慢さや、それゆえの重々しい衝撃的悲劇を前面に打ち出した社会派映画で、その中から夫の妻に対する愛情をじわじわと醸し出していくといった構造である。結末がアメリカ映画らしからぬところも妙味。ただし、妻のキャラクターには賛否あることだろう。(増當竜也)
カスタマーレビュー ![]()
アフリカを食い物にする奴等
(2008-03-03)
映画は2005年8月31日リリース。妻テッサを演じたレイチェル・ワイズが2005年のアカデミー助演女優賞を受賞している。イギリス映画でブラジル人監督での受賞はやはり快挙だろう。主演のレイフ・ファインズもレイチェル・ワイズに負けないイイ演技をしている。
観て思うのは、人間の命の重さの『差』である。アフリカの大地に似合わない、巨悪の影がアフリカの人たちを食い物にしている。その様は余りにリアルで、ジョン・ル・カレの原作は多分に本当のことを書いているように感じられる。彼はM16(イギリス情報局秘密情報部)にも属していたことがある。007の原作者である、イアン・フレミングもM16の出身者だ。そして驚くことにあのサマセット・モームもM16の出身である。
常に『巨悪』は偏在する。『エンロン』を観てもそう思った。静かな静かな何もない人生はきっととてつもなく幸せなのだ。
完璧を超えた傑作
(2008-02-17)
全てが衝撃的凄さ。
主役2人の本物の迫真の演技。
撮影のリィアリテイ。
ストーリーの深遠さ。
場面場面の効果的音楽。
何処までがアフリカの現実か?
資本主義は人類を繁栄に導くのか?
映画の可能性を革新させる傑作。
アフリカの悲劇・・
(2007-12-15)
タイトルは「ナイロビの蜂」ですが、
蜂に襲われるパニックモンスター映画ではありません。
でも、蜂より怖いのは人間だと感じました。
アフリカの無知で無力な人々を使った人体実験
の不正を暴こうとする正義感の悲しい結末です。
日本に生まれて良かったです。少し感動。
ジョン・ル・カレ原作の社会派サスペンス映画
(2007-10-09)
ジョン・ル・カレも冷戦が終わって困ったことだなぁ、と本作品を見てふと思いました。かなり優等生的なポリティカルコレクトネス映画です。近年「ビッグファーマ」によるアフリカでの治験の倫理性が問題になったりしていましたから、タイムリーなテーマでもあります。悪なる欧米と強欲なる製薬会社と無力で可哀想で罪なきアフリカ人、しかし善なる白人もいるんだよー、といういつものパターン。
真相はかなり最初から見えてしまうのですが、困ったことに、大前提にリアリティが感じられない。この流れで問題の新薬が欧米市場に出回れば、企業にとっては自滅行為ではないですか。最初の被害者が出た時点で商品は全て回収、薬害訴訟に追いまくられ、顛末としては目出度く米破産法11条に基づく会社更生手続きの適用申請、とかとか(あれ?ドイツの製薬会社だったかな?)。欧米のアフリカへの罪なんて山とあるんだから、わざわざリアリティのない脚色がなければ使えないようなネタを持ってくることもないんじゃないのぉぉ、と意地悪な気分になったり。
しかしながら、文句を並べつつ結局は面白く見てしまったのが凄いなー、というのが最終的な感想なのでした(笑)。おお、確かにこれはラブストーリーだッ、と思わせる力がこの映画のどこかに宿っていて、おそらくそれは主演男優と主演女優の演技の力だと思います。いやいや、卓抜した俳優陣というのは値千金の存在なんですね。パチパチ(拍手)。
あふりかって
(2007-10-06)
ある意味奔放な妻の突然の死に、一度は妻を疑ってしまったジャスティン。
しかしその死には陰謀が隠されていた。
アフリカの大地に実際にありそうな作品。
どんなに不毛な地でも人々はそこで生まれ、
その自然の中で死んでいく。
文明社会の中で、人を殺すことは罪。
しかし、生きていくが故に、
文明の手先で人を殺す人たちも、また、
その土地の人。
悲しい人間の罪です。
自分の信じていることを貫き通せば
それは正しい。
生きていくことの厳しさを
本来の作品のテーマと違うであろう観点から
覗いてしまった気がします。
文明国家・不毛の大地。
それぞれの環境の中で本当に自分にとって
正しい生き方をしたいものと思いました。
ジャスティンという名前、ジャスティス”正義”ということでしょうか。
”正義”とは・・・

