アイテム詳細
東宝
グループ:DVD
ランキング:18680
価格:¥ 5,040
発売日:2006-09-22
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レビュー(Amazon.co.jp)
???息子が病床にいると聞いた高田だったが、息子との間には確執があり、長年会うこともなかった。しかし、余命いくばくもないと知り、彼は息子と中国の役者リー・ジャーミンとの約束を果たすために、単身中国へ。言葉も不自由な彼が、中国でいろんな人と交流を持ちながら、リー・ジャーミンを求めて旅をする。
???中国の名匠チャン・イーモウと日本が誇る人気スターの高倉健が初めてタッグを組んだと話題になった作品。驚くべきは、個性派のチャン・イーモウ作品でも、高倉健は、高倉健のまま存在しているということ。そのゆるぎない存在感は圧倒的だ。中国の人々との交流の中には、ユーモアもあり心温まるロードムービーの趣。不器用で頑固な高田、息子も同じような性格ゆえに、なかなか和解できなかったふたりだが、父から歩み寄っていく、その高田の心情には胸にグッとくるものがある。(斎藤 香)
カスタマーレビュー ![]()
心憎いまでにハマッてます
(2008-02-19)
初期の“紅の三部作”の印象があまりにも強烈だったためか、その後のチャン・イーモウ監督作品に私はいつも物足りなさを感じていました。 一般的には評価の高かった“秋菊の物語”“活きる”や“初恋の来た道”なども今ひとつ力強さに欠けているような気がして、挙句の果てにはハリウッドですっかりトレンドとなった感のある“マトリックス”系SFXを駆使した超大作“ヒーロー”を見るに及んで、その後は彼の映画を見る気にはあまりなれなくなっていたところ、この作品で堂々の復活をはたしてくれました。 なるほど“紅の三部作”ほどの強烈な迫力には欠けているものの、人間的な情味の豊かさという点でそれらを凌駕する出来になっていると思います。 合作映画というものは時たま作られますが、本当に人の心の奥底まで届くような出来栄えの作品は滅多に無いのではないでしょうか。 これは奇跡的な成功作だと思います。
それにしても最初から健さんを想定して脚本を書いたのではないかと勘ぐりたくなるくらいハマッてる配役ですねえ。 イーモウ監督は以前“あの子をさがして”で、やはり無骨なまでに己のなすべき事に打ち込むキャラクターを描いたことがあり(秋菊もその様な女性でした)、こういう人物の造形にかけては既にお手のもの。 そして無骨なキャラを演じさせて健さんの右に出る役者はいません。 監督の資質と素材としての役者が幸福な出会いを果たした作品、という感が強いです。 美しい風景や人々の厚い人情も取り入れて、ロードムービーとしては周到な計算が裏にあると思えるのですが、それをまったく気付かせない情感の豊かさが見事です。 どうか細かいことは考えず、ひたすら主人公たちの気持ちにひたって見て下さい、と言いたくなる名作ですね。
健さんが、デジカメを使ってます・・・。
(2007-05-05)
チャン・イーモウ監督(降旗)×高倉健/主演 での、顔合わせで期待して見た作品です。
劇中、
健さんが、携帯電話やデジカメやデジカムを多用してます・・・。
しかも、
デジカメの配線をTVにセットして、デジカメ画像を、皆に見せる場面も有ります!
驚きますが、
デジカメの撮り方も、携帯の電話の掛け方も、高倉健らしく『カッコ良く』写ってます。
今後、
高倉健がデジカメを撮ってる姿は、見られないと思いますので、貴重な映像だと思います。
内容的には、
チャン・イーモウ監督(降旗)作品の中では、レベルが低い作品だと思います・・・。
が、
高倉健は高倉健の まんま で写ってる、素晴らしい俳優だと思いました。
健さん、千里を駆ける
(2007-01-14)
高倉健という日本の大スターのために作られた映画と言っていい。
長年確執が続いていた死にかけている息子のために唯一できること、それが彼が撮影できなかった伝統人形劇を彼の代わりに撮影する事と思い、父(高倉健)は中国辺境の地に旅にでる。そこで待っていたのは暖かい中国の人々と多くの出会い、そして別れ。
ストーリーとして、ありえないような設定が多い。雄大な自然の中で旅する不器用な男はまさに高倉健そのものである。
静かで奥深い彼の魅力を満喫し、美しい中国の風景、群像を見ただけで、この映画の難点はすべて許せるような気がする。
又日本の部分は高倉健と親交厚い日本の監督の撮影によるものであるが、二人の監督の違いが見事に融和している。
この映画の制作は100人の外交官が中国に行くより、日本と中国の距離を縮めてくれたのではないだろうか。
娯楽作ではないので、単調だという人も多いであろう。しかし見た後、心が洗われるような映画である。
好きな映画ではあるが
(2006-12-30)
あの仮面劇ってごく中国一般的な仮面劇のように思えてしかたがない。
雲南省麗江まで探しに行く物なのだろうか・・。あそこはナシ族や白族の住む地域でしょう。
村の人々も全てが、河北省や山西省や・・どこにでもいる漢民族の農民に見えてしまう。
タイトルに合わせてわざわざ関羽の仮面劇にしたような感がぬぐえない。
漢民族が作った外国映画のような印象で終わってしまったのは残念だ。
また土地の実名をテロップで出しているのに、刑務所と少年の村、迷子になる土林の位置関係が嘘くさい。
まあ、外国人向けにはこれで良いのかもしれないが。あのあたりは何度か訪れているだけに
知ってる人が見ると疑問がわく。
高倉健さんとチャン・イーモウ監督の魅力を再確認しました
(2006-11-28)
無骨で一途な父親の姿は現代よりも少し前の時代の父親像を感じさせ、健さんのもつイメージと重なり独特の説得力を持ってひとつの親子間の愛情が描かれていました。 中国側の出演者が現地の人々というだけあってドキュメンタリーを見ているような気分になる場面も多くあり、チャン・イーモウ監督としては映像を作りこんだ前作とは打って変わった素朴な素肌感のある温かい映画です。 中国にも日本にも様々な事情を抱えた親子愛があり、それを支援しようとする人々の情があるということがしみじみ感じさせられ、静かな感動で胸がいっぱいになりました。 遅い時間帯の上映だったため見ている人は決して多くはなく年配者がほとんどでしたが、客席が明るくなるまで誰も席を立つ人がいなかったことも印象的でした。
高倉健さんの映画をきちんと観たのは初めてだったのですが、その存在感と人気の秘密がわかったような気がしました。

