佐藤浩市関連グッズ特集

アイテム詳細

KT


ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント

グループ:DVD

ランキング:22823

価格:¥ 1,500

発売日:2005-09-21

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レビュー(Amazon.co.jp)

???1973年、日本と韓国の関係を大いに揺るがした金大中事件の謎に挑んだ、阪本順治監督のポリティカル・サスペンス。当時、元大統領候補だった金大中(=K・T)は、韓国政府に追われて日米を往復する生活を強いられていた。その頃、自衛隊で北朝鮮の諜報活動を行う反共主義の富田(佐藤浩市)は、韓国中央情報局(KCIA)のキム(キム・ガプス)たちがKT暗殺計画を画策していることを知り…。
???綿密な調査に裏打ちされつつ、日韓互いの国家のエゴを露にした大胆な仮説を打ちたててのスリリングなドラマ展開や、日韓キャストの熱演などにより、息をもつかせないスパイ・エンタテインメントとして見事に成立させている。阪本監督の新境地であり、今後の日本娯楽映画の方向性を占う上でも絶対に軽視できない秀作。(的田也寸志)

カスタマーレビュー

見応えのある重厚な映画  (2006-05-02)
金大中事件の内幕に迫るミステリー。
韓国側の事情はほぼ真実かと思わせる。
日本側はどうか? 当局は金大中氏の足跡を把握していたはず。
KCIAが協力を要請したとは思えないが、
少なくとも拉致実行までは政治的判断にて黙認していたのではなかろうか。

KCIAに裏切り者がいたことや、それを記事にする三流ゴシップ紙の記者など、物語を豊かに肉付けしている。
双方の祖国から汚名を着せられ、見捨てられた主人公ふたりが哀れだった。
更に言えば、祖国に絶望し、最後に異国の地で幸せを見つけるかに思えたヒロイン、李政美が最も哀れだ。

武士になりきれなかった男  (2005-12-13)
三島由紀夫の決起に参加できず、また戦後日本社会では日陰の身の自衛隊にいて自己実現できない男の物語。魂を焦がす為に働きたいのだが、その場所がない。魂を焦がす為に金大中拉致に関わった、武士になれなかった自衛官の物語。当時の風俗が完全に再現されており、非常な緊迫感が映像を覆っている。自衛官も金大中もKCIAも在日二世もみんなアイデンティティ喪失している。ただ戦争経験者のタブロイド記者のみ芯がある。彼の戦争経験、「豚は生きろ、狼死ね」というセリフが全てを物語っている。「誰の為にも死なない、誰の為にも生きない」そんな彼だから自衛官は自分の生命線を渡したのだろう。
ラストにしても喝采であった。最高の映画である。

当時の日韓関係を赤裸々に描く問題作  (2005-12-06)
72年大統領選で朴正煕に惜敗後、73年日本滞在中の金大中氏がKCIA(当時)に誘拐された。当時日本中が衝撃を受けた事件の映画化。その後金大中氏は80年の光州事件の責任を取らされ死刑判決を受けるが、98年に大統領に就任。2000年にノーベル平和賞を受賞、2002ワールドカップ開会式で挨拶したのは記憶に新しい。

70年代当時の日本の風景が見事に再現される。ケンメリやハコスカなど当時の名車が当たり前のように走り回り、公衆電話などのグッズが再現されているのには関心した。また差別意識や韓国人の感情が赤裸々に描かれ、事件発生時のボディガード役の筒井道隆(在日2世)を、公安刑事が蔑称で何度も口汚く罵倒する。韓国語がわからないのかとののしられ、日本語しか話せない筒井のジレンマが2世の複雑な心境を表す。彼は日本人女性と交際しているが、母は兄を殺した日本人との交際は絶対認めないと恨(ハン)を公然と口にする。

陸自情報将校役佐藤浩市の韓国女性への淡い恋心も描かれるが、風呂無しの安アパートで、彼女がタオルで体を拭く数秒の短いシーンがある。彼女は韓国在住時に民主化デモで逮捕され、拷問された傷痕が全身にある。それを人目にさらすことを恥じ、銭湯に行けないのだろう。民主化を求める民衆を弾圧した当時の朴独裁政権の非情さを示唆する。

金大中事件の真実を解明する緊迫のストーリーだが、今の友好ムードから想像できない当時の日韓両国の感情がリアルに描かれる。お互いの過去をきちんと理解してこそ友情は築かれる。韓国との真の友情を築くためにぜひ観てもらいたい1本。

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