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東宝ビデオ
グループ:DVD
ランキング:5290
価格:¥ 4,259
発売日:2003-12-25
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レビュー(Amazon.co.jp)
???日独伊三国軍事同盟の締結に始まり、真珠湾奇襲による太平洋戦争開戦、ミッドウェイの敗北、レイテ島突入失敗のミステリー、そして戦艦大和の沖縄特攻と、日本海軍の興亡をパノラマ的に描きながら、その中で必死に生をまっとうしようとした人々の姿を群像劇として魅せきる戦争映画超大作。監督の松林宗恵は僧侶であり、また海軍出身者でもあり、そんな自身の映画キャリアの総決算として本作に取り組んだ。
???声高に反戦を叫ぶことなく、仏教的無常感をもって戦争の空しさを訴える卓抜した演出。小林桂樹扮する山本五十六ら軍関係のドラマと、民間のドラマは別することなく同一線上のものとして語られ、戦争とは運命の流れではあれ責任はすべての者にあると厳しい断を下す。その中でずば抜けて素晴らしいのが、財津一郎と中井貴一(これがデビュー作)が繰り広げる親子のエピソードで、「親より先に死ぬ阿呆がどこにいる?」と嘆く父の台詞は、本作のテーマでもある。大和が海に沈むスペクタクルは言うまでもなく、しかしその後の無常の展開が松林監督初の戦争映画『人間魚雷回天』と相似していることから、改めて彼の覚悟を思い知らされる。谷村新司の歌う主題歌『群青』も画面と見事に融合。戦後日本の戦争映画を語る上で絶対に外せない傑作である。(的田也寸志)
カスタマーレビュー ![]()
本作の描きたかった事。
(2008-07-17)
この作品が公開された1981年夏、高校生だった私は
前評判通りの“戦艦大和”のダイナミックな映像に
圧倒されたのをよく憶えています。
あれから30年経ち、自分の家庭が出来、その視点から観ると
実に味わい深い描写が幾つもこの作品には隠されていました。
下士官の父親(財津一郎氏)の輿望を一身に担い、優秀な成績で
海軍兵学校を卒業した息子(中井貴一氏)。
その証である恩賜の短剣にその息子の覚悟を
見出した父親・・・。
その父子のやり取りの意味は、人の子の親になった今
初めて解りました。
どんな理由があるにせよ、子が親より先に逝く事ほど
悲しい事はない・・・ということです。
30年前は、戦に向かう青年たちの純粋さに
心を打たれましたが、
今は、我が子を戦場へ送った親たちの
気持ちに、その無念さに滂沱の思いでした。
ごく限られた将星のわずかな判断の狂いや
不運が、連合艦隊の運命を決して行きました。
前途有望な青年たちや有為の人々の貴重な命が
その大きすぎる代償でした。
この作品を通して、“リーダーの役割・責任”
の如何に重要かを再認識しました。
それは家庭・会社・学校などにおいても
同じと思います。
こうして観て見ると、CG全盛の現在、
特撮陣の工夫や見事さが随所に見ることが
出来ます。
30年前の“映画人”たちの心意気も
十分に味わえる佳作でした。
気になるところ
(2007-09-10)
この映画が公開されたとき、俺はがきだつたので、小遣ひが足らず、劇場でみられなかつた。
この映画を最初にみたのはテレビだつた。そのときから気になつてゐるところがある。DVDを改めてみてみて、やはり気になるのでかきこしやう。
画中では山本長官が前線基地視察に出て撃墜されるシーンが一つのクライマックスになつてゐるが、
このシーンで、被弾した一式陸攻のプロペラが空中で停止するのだ。確かに破壊されれればエンジンは当然停止し、
プロペラもとまる。だが飛行中であれば、エンジンが停止しても、この画中のシーンのやうにプロペラがいきなり停止することはなく、
気流で緩く回転を続けるのだ。もちろん力動してゐる状態ではないから、ただ回転してゐるといふだけになり、
素人がみてもその回転の違ひは判るほどで、かういふ緩い回転の状態にはかへつて被弾の痛々しさが感じられる。
演出のためにプロペラの停止を考へついたのだらうが、実態ともかけはなれてくるし、
被弾すれば停止といふのはあまりにも安易で、かへつて印象を弱めてゐるやうに思へる。
「群青」の中に沈んでいく戦艦大和
(2007-08-15)
僕が、大学を卒業した年に見た映画です。真珠湾攻撃、ミッドウェイ海戦、レイテ島突入など淡々と戦争が深刻化していく一方で、その戦争に駆り出される人々の日常が流れていくといった構成。このような作り方は、今では一般的となりましたが、戦争のリアリティーさを追求する一方で、日常の生活の暖かさを醸し出していく流れは、戦争の一層の悲惨さを表現するものとなっています。
この映画でデビューした中井貴一と財津一郎のエピソードで、「親より先に死ぬ阿呆がどこにいる?」というセリフが、この作品のテーマとなっているような感じがします。
ストーリーはもとより作品全体を盛り上げているのは、谷村新司の主題歌「群青」。歌だけでも素晴らしいのですが、映画の中に溶け込んで、一層の感動を与えてくれるものとなっています。クライマックスで戦闘と兵士たちの回想の中で、戦艦大和が海に沈んでいくというシーンは、見る人の心を感動へと導きます。一見の価値がある映画です。
『男たちの大和』よか良いかも知れない
(2007-08-15)
『男たちの大和』はちょっと、ここが・・・・・・という面があったし、戦争の激しさと凄まじさ、そして悲壮感ならこちらの作品の方が遙かに出ていると思います。
こちらの作品では救いのない戦争の世界と、空しく多くのものが失われていくという部分では男たちの大和より上です。
勿論、最新技術で創られた男たちの大和の方がリアルな部分がありますが、それでも、悲壮感と結末、戦争と当時の軍部と政府の理不尽さではこちらの方が上です。
大和の結末を描くのも、CGメインになりすぎた最新版よりも、こちらの方がミニチュアを使っている分、遙かに迫力があったように思えます。
CGはリアルさはあっても、迫力はあまりないように思えるし、そういった実物の迫力と戦中派の人たちの制作が余計に本作をよく見せているのかも知れません。
群青
(2007-05-17)
何回見てもおもしろすぎる!
何回見ても、泣きまくり。
そりゃ、今の映画に比べれば、いろいろ不満はあるけれどね。
だって、爆発の音がウルトラマンの街の破壊音と一緒だし。

