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アミューズ・ビデオ
グループ:DVD
ランキング:56443
価格:¥ 10,080
発売日:2003-09-26
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カスタマーレビュー ![]()
NHKでしか出来なかっただろう主題
(2007-12-09)
おおよそ悪役の吉保を主人公にするなんて、視聴率重視の民間放送では取り上げにくい題材かも知れない。
このドラマで大事なのは
「権力で立ったものは権力で滅ぶ」という示唆にモチーフをもっていたと云うところではないだろうか?
人知を超えた因果関係という真理に対する定見を持つことへの大切さ。
NHKドラマと他のドラマとの「違い」はそこらへんの真理を描こうとしていく懐の深さにあるように思う。
ドラマでは
そこに「人間の本当の仕事、生き方とは?」といった価値観を巧みに盛り込んでいるというところに、制作者の聡明さが光る。
おおよそ歴史物の視点は、
本当の「真実」を観ようとする洞察と、「人の生き方」を築く価値観にまで昇華されなければ、観る側個人にあっては例えばその作品を「観た」とは言えないだろうと思う。
「落日」の恐ろしさを知るならば、
彼の「人生の敗北」を認めるならば、
…実直にまっすぐに「生きること」への熱意がなければならない…と、昨今の官僚、政治家の汚職にまつわる事件へ対峙する時の視点になるものだと思う。
「良心」とはどこにあるのか?
若き日の「崇高で高潔な決意」にどこまでも追従し、如何に自分に恥ること無く…
…人生の最期にどこまでも満足してゆける己の人生であったのか!?と…云った、
…実はこのドラマはつまり、
「もっともっと大きく長い目で観て欲しい…」と訴えていたのではないだろうか?
観た後に「真実の生き様」を考えさせられるドラマです。
若いひとには是非一度は観て欲しいと思う。
お勧め。
男の道は一つにあらず
(2007-05-16)
柳沢吉保と大石内蔵助。対照的な道を進んだように見えますが、柳沢の『人を笑い、謗る事は容易い。だがな、どんなに笑われようと、どんなに謗られようと、信念を持って生き抜き、大事をなす者こそ勇者なのだ。男なら逃げるな、何かしろ。』というセリフが示すように、それぞれが男としての信念を持ち、柳沢は「立身出世」大石は「主君の仇討ち」という大事を成し遂げた勇者なのです。当初は、そんな柳沢を否定していた甥・兵庫も「一人の女を愛する」「赤穂浪士を影から支える」という道を進みます。男の道は一つではありません。
キャスティングですが、関口宏の堀部安兵衛はミスキャストだと思います。それから、第二部・落日の章で、森本レオと蟹江敬三が変な役で登場します。当時人気絶頂の三善英史が清水一学役で出演している事に時代を感じました。
思わず襟を正した日曜午後8時。
(2005-12-11)
『元禄時代』を語る時、外せない‘赤穂浪士の吉良邸討ち入り’
片岡孝夫の内匠頭、小沢栄一郎の上野介。見事なキャスティングと
演技力。このドラマの主人公、柳沢吉保は未だに成り上がり者の謗りを免れない
人ですが、そんなダークな人物が大河の主人公に起用されたのも
大河自体の‘ターニング・ポイント’でした。
それにしても、この配役は素晴らしいのひとことに尽きます。
勘九郎の主税、関口宏の堀部安兵衛、芦田伸介の綱吉。
ビデオのなかったこの頃、討ち入りの回はそれこそ家族全員、
襟を正して、無言のまま画面を見入っていました。
今の大河ドラマにはありえませんが...
もう一度そんな気分にさせてくれる作品です。

