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松竹ホームビデオ
グループ:DVD
ランキング:41895
価格:¥ 4,935
発売日:2001-12-21
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レビュー(Amazon.co.jp)
???1962年の香港。同じ日にそれぞれの配偶者と共にアパートの隣同士に引っ越して来たチャウ(トニー・レオン)とチャン(マギー・チャン)。やがて互いの妻と夫が浮気をしているらしきことを知ったふたりは、それをきっかけに惹かれあっていく…。
???分別ある大人の男女の不倫の愛を官能的な映像美で描くウォン・カーウァイ監督のラブ・ストーリー。時代背景や設定など、同じカーウァイ監督作品『欲望の翼』の姉妹編的要素も多いが、それでもどこかこれまでの彼の作品群とはテイストが異なるのは、製作時期が香港の中国返還以前と以後の違いという、作家の姿勢の変化でもあるようだ。ラストにアンコールワットを出すなど、単にラブストーリーというだけでなく、世界史的な深い視野が感じられてならない。カンヌ国際映画祭ではトニー・レオンが主演男優賞を受賞。(的田也寸志)
カスタマーレビュー ![]()
その味を噛みしめる醍醐味
(2008-04-16)
映画館で一度こっきりの映像美を楽しむのもいいけれど、この作品は見る度ごとに味を噛みしめることができます。
ですので、ぜひ手元に置いて、スルメを味わうように、何度でも楽しむことがオススメです。
(私はけっしてDVD発売元の回し者じゃありませんが…)
梁朝偉の寡黙な中に語る目線や、張曼玉の手の表情による演技にも、その時々で深い「言葉」が感じられます。
自分の感性と王家衛作品との一騎討ちを、とことんまで楽しんでみて下さい。
五段階評価では4.5と思いまして、四捨五入で☆☆☆☆☆といたしました。
微妙な心理描写がすばらしいです
(2004-11-05)
この作品は、映画「2046」を見た後、何か謎を解くヒントが
あるのでは?という引っかかりからみました。
その視点で見ると微妙にアパートの部屋が2046だったりして
面白かったのですが、秘密の穴に向かってトニーレオンが話をし
ていたりして楽しかったのでが、ストーリー自体も大変面白い
ものでした。 トニー・レオンとマギー・チャンの接近しそう
で接近しない関係性が非常に良かったのと、どことなくストイック
感が流れていて男女関係の深さをうまく表しているなと思いました
雨音がせつない映画
(2004-11-02)
画面はいつも室内か夜ばかりでとにかく雨のシーンが多い。
そしてそれらは息苦しくなる程せつない。でもせつないのはそれだけじゃない。彼らが毎夜すれ違う狭い階段、薄暗いオレンジ色の街灯。タクシーの中で伸ばされる男の手とかわす女の手。男が泊まっているホテルの赤いカーテンに女がそこへ駆けつけた時に着ていた赤いコート。
見れば見る程せつない所だらけで私の頭の中は色々な場面がグルグルして、なぜだか哀しくなるんだけど一体どこで泣いたらいいのか分からなくなる。
よく話題に上るマギー・チャンのチャイナドレス姿の美しさは言うまでもなく、トニー・レオンのポマードでがっちり固められたテカテカの髪は時代だと思うことにして、それにしたってじれったい映画だと思う。思うけれども、そのじれったさとせつなさがこの映画を美しくしている大きな要素じゃないかとも思う。
マギー・チャンのマオカラー
(2004-10-25)
「マオカラー」=一般的な中国服の襟。
映画はウォン・カーウァイ&クリストファー・ドイルの映像マジックでおっしゃれーです。
特にダンディ&淑女系のお洒落がこの作品では「天使の涙」「恋する惑星」よりグレードアップしていて、それは服飾。
男性(トニーなど)はスーツに女性はマオカラー・ドレス。
マギーの服は何着だったのだろう?目を奪われる紙としての資料が欲しいです。
DVDだとストップモーションでチェックできるね。(回しもんか?!)
それは利点です。
この作品はちょっと狐につままれた感もあるのでDVDとして欲しくなりがちかも。
マギーの窮屈そうなマオカラー。
高いヒール、長い首を覆い顔まで圧迫しそうなマオカラー。
しかも香港の雨。高温多湿にはつらいだろう。
しかし、つらいのも我慢するのがファッションの美学だ!ともいいたげな美学が作品の魅力って感じがする。
主役の顔をみせないような演出、カメラの見せ方も面白い。
面白いんだけど、テクニックがすごすぎて「恋する惑星」のような新鮮さがかけるという点であえて★4つにしちゃいました。
昔の香港
(2004-08-01)
ヨーロッパで高く評価されたというのも納得させてくれる満足のいく作品でした。カメラワークに凝っているところとあえて感情を前面に出さず抑制しているストイックな感じが観るものをさらに切ない気分にさせます。舞台は異なりますが、夏目漱石原作・松田優作主演の映画『それから』に似ていると感じました。こちらの主人公は明治時代の文化人ですが、現代より保守的な時代を生きた人々の恋愛(不倫)を描いた点に通ずるものがあるのかなと思いました。あからさまな性描写より抑えた感情表現のほうがよほどエロティックであるということを実感させてくれた映画でした。

