佐藤浩市関連グッズ特集

アイテム詳細

今村昌平

ケイエスエス

グループ:DVD

ランキング:8264

価格:¥ 4,242

発売日:2001-11-22

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レビュー(Amazon.co.jp)

???浮気した妻を殺した罪で8年の刑を終え、仮出所してからは床屋を開き、黙々と働いている主人公・山下(役所広司)。水槽に飼っているうなぎにしか心を開かない彼だったが、自殺未遂した女性・桂子(清水美砂)と知り合い、共同生活を送るようになってから、次第に何かが変わりはじめていく…。
???巨匠・今村昌平監督が、吉村昭の小説『闇にひらめく』を原作に久々メガホンを取り、97年度のカンヌ国際映画祭パルム・ドール(グランプリ)を受賞したヒューマン・ドラマの傑作。
???従来の今村映画ならではのアクの強さは薄れているが、逆に淡々とした静かなドラマ展開の中からそこはかとない人間への讃歌が、時にユーモラスな味わいをも伴いながら鋭く描かれていく。(的田也寸志)

カスタマーレビュー

『普通』に生きる人間ほど…  (2008-10-01)
山本は、普通の人間です。彼が妻にした行為は彼にとっての最大限となった怒りであり、憎しみであっただけであり、それを形に表した結果そうなってしまった。
人間界という世界で生きるには、人間が決めたルールという名の法があり、それを犯したものは罰せられる。あの男がいう、『幼稚園のような、チマチマしたシャバ』で生きる上でのルールだ。そんな中でも、真面目に生きようとする『幼稚園のがき大将』のような、山本。

人間、社会性や世のしがらみなどを取っ払えば、思うままに生きるのが本質ではないか。だとしたら、一体どこの誰が彼を責める事ができるのか?
彼はどうして償えばいいのか?
なんか、メッセージが北野監督のハナビに似ている。この作品もヴェネチアで最高賞を獲得した。

ヒトのつくった法律により罰せられる善人  (2008-09-17)
最初の殺人のシーンはとてもショッキングで役所のこの時の目の演技にもゾッとさせられる。
シーンだけ見ていると凶悪な殺人であるけれど、この主人公は悪くない。

妻を純粋に愛していた普通以上の普通の男だった。
純粋がためにたった一点の濁りであった妻の裏切りである浮気、純粋がための怒りであった。

それは結果的に殺人になってしまうが、殺人を犯した主人公の罪である殺人は当然悪いことであり、それは否定しないがこの主人公は悪人ではない。
浮気や裏切りは罪にはならないが、それによって悲しむ人、被害者がいる。
良い悪いで言えば妻が悪い。しかし裁かれる側は,,,

罪に問われない悪人は世の中にたくさんいるというのに。
たかがヒトがつくった法律によって不条理に審判されてしまう今の世の中、
目の前の悪事や裏切りを見過ごし、見ぬふりをし、
何もしないこと、悪いことだけをしないことは良いことでは無いのではないか。

そんなことまで考えさせられた作品だった。HBD47

この映画のどこがいいのかわからない  (2008-05-25)
まず、家庭を顧みず道楽にうつつを抜かす主人公に同情はできない。
物語の発端となる、肝心の密告手紙の正体は謎のまま
(それを明らかにして鑑賞者を納得させるのは義務でしょう)。
仮出所して床屋を開くのはいいけれど、
行きずりの自殺未遂美女が実は大企業の副社長など、
都合よく、面白いキャラクターが出てくるご都合主義。
しかもその必然性が理解できない。
とくに、柄本明は現実の存在か幻想かはっきりせずにいらいらする。
最後、ようやく主人公に好意が持てるようになったかと思うと、
自分のせいでもないのに、刑務所に逆戻りさせられて
映画に対して怒りさえ覚える。この映画は何を言いたかったんだ?
カンヌなんてたいしたこと無いなと思う。
まあ、映画の専門家の方々にはいろいろな見方が楽しめるのでしょう。

いい映画です  (2008-04-08)
利根川の土手を歩きながら山下が桂子に「産んでくれ」と言ったとき、泣いてしまいました。
ユーモラスでありながらも、登場人物の誰もが本当に話したいことの一歩手前で抑えていた緊張感漲る画面が、この一瞬に決壊します。ほとんど前兆のなかった私の涙腺も、突然緩み自分でも驚きです。
死に損ないの女と人殺しの男の、素敵なラブストーリーです。この土手のシーンは一生忘れられないでしょう。

映画の醍醐味  (2006-10-18)
新聞の三面記事に出てくるような、そのうち名前も忘れられてしまうような、「妻を殺した夫」が、その後どういう生活を送っていくのか。なんとなく考えてじきに忘れてしまうような
想像を映像化した作品がこの作品だと思います。罪を背負い、愛する妻を失って生きる目的もなくなってしまった男が、それでも生きていく自分を「うなぎ」に同化して、うなぎを飼い、うなぎに話しかけたりします。(私は最初おいしいうなぎの話だと思っていました…)最期に男は罪をもう一度償うことになりますがこのラストが好きです。見ている側は主人公にすでに感情移入していますが、それでも、おかした罪は時間をかけて償わなければならないのです。しかし男には既に、すこし奇妙な場所だけど、帰る場所がある。こういう立ち直りかたをしてくれればいいな、という空想的な物語だと思います。

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