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PI,ASM/角川書店
グループ:DVD
ランキング:2897
価格:¥ 4,242
発売日:2000-12-22
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レビュー(Amazon.co.jp)
???現代版『赤と黒』とも呼ばれる大藪春彦の同名小説を、「遊戯」シリーズで名をあげた村川透監督、仙元誠三撮影、そして松田優作主演の黄金トリオで映画化したアクション巨編である。
???昼間はうだつのあがらないサラリーマン。しかしその実、大資本を我がものにすべく暗躍を続ける超キレモノの男、朝倉哲也の闘いの日々を、ハードボイルドタッチで描いている。ワイルドななかにもコミカルな個性を見せながら、悪の道をひた走る松田優作がお見事だ。風吹ジュンとの大胆なラブシーンも、公開時は話題となった。また、脇を固める演技陣も、成田三樹夫、佐藤慶、小池朝雄など、まさにニッポン個性派俳優オンパレードのにぎやかさである。(的田也寸志)
カスタマーレビュー ![]()
古くて新しい
(2008-04-14)
昼は真面目なサラリーマン、夜は殺し屋、の隔たりの
大きいギャップは、自己の変身願望をくすぐるからか、
非日常に飛び出したい本能からくるからか、いや、
松田優作が醸し出す雰囲気・演技力によるものだろう、
見ていて痛快に思ってしまう。
女からの一言によって自分の中に愛が芽生えている
ことに気づく。カネだけの人生から愛に目覚める。
が、時遅し。人生があっけないことを感じさせられる。
カウンタックでの走行シーンが古くさくていい。
これぞ松田優作
(2008-02-07)
この映画の松田優作は、ふてぶてしく、たくましく、これまでのハードボイルド路線の総決算という感じで、とても格好いいです。当時、織田無道氏所有の真っ赤なカウンタックで夜明けの道路を高笑いしながら走るシーンはとても印象に残りました。なかでも、いちばん格好いいのはラスト近くの空港のロビーを歩くシーンで無様にこけるところです。これぞ松田優作という感じです。野獣しすべし以降の松田優作は役ずくりの為に歯を抜くなどして、顔もやさ男風になって、野性味あふれる雰囲気が薄れてしまった様に思います。私は松田優作の作品の中では、この映画が一番好きです。
配役ミス。
(2008-01-03)
大藪作品はまったく受け付けない私が唯一読み、蔵書としているのがこの作品。
リチャード・スタークの傑作[悪党パーカー]シリーズとあまりにトントン拍子に犯罪がランクアップしていく様子が民話[わらしべ長者]をミックスした様で楽しめる。
対して映画版はどうもスマートさが足りない。
これは主役の松田優作氏の存在感、というかヌボーッとした大木・大根振りと、あまりにストーリーを詰め込み過ぎた様に感じる。
そしてあのラスト。
ナルシストここに極めり。
海外で[悪党パーカー]の映画版[ペイバック]を撮ったメル・ギブソンの若い頃辺りで撮って欲しかった。
アツアツのハードボイルド
(2007-09-25)
「探偵物語」の松田優作が、「ロング・グッドバイ」のエリオット・グールドが演じる
クールなフィリップ・マウローの延長線上にあるなら、この作品の松田優作は、全く
反対側に存在する。「蘇える金狼」はアツアツのハードボイルドである。
ところでこの年の邦画のヒーローはなかなか死なない。「太陽を盗んだ男」の
菅原文太は主人公の沢田研二に何発も銃弾を撃ち込まれても死なず(うち一発は
抱きついて心臓を撃たれた)、最後は沢田研二を抱き上げビルから落下した。
一緒に落下した沢田研二も、それでも死なず原爆を都心のど真ん中で炸裂させる。
この作品の松田優作も同様に撃たれても死なず、最後はちゃんと空港に行き、
なんとジュピター(!)を目指すのである。高度成長からオイルショックを
克服し、バブルへGO!の日本を象徴するようなエネルギーである。
個性派揃いの男性陣に隠れがちだが、風吹ジュンも体当たりの演技をしている。
こちらの彼女も「無能の人」における竹中直人の妻と全く反対側に存在する。
傑作とはこういうこと
(2007-07-11)
いろんなレビューがあるので、補足として。
◎風吹をナンパしようとする松田のアプローチの仕方がレトロすぎてグッド
◎大金をゲットしてからの松田が家でもだえるシーンが言葉ないくらいにいい
◎千葉が軟派な役で出ているのがけっこう決まっている。しかもいいキャラなだけdにヒッチコックの『サイコ』効果がある。
◎松田が、悪党4人衆の目の前で啖呵切る場面、最高。
◎逆に言うと、悪党たちのダメ演技が最高。
ということで、原作より映像がよくなる典型として是非みましょう。

