アイテム詳細
TBS
グループ:DVD
ランキング:1402
価格:¥ 15,561
発売日:2000-11-01
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レビュー(Amazon.co.jp)
???さびれた田舎町の駅員である理森(豊川悦司)が、地元の実力者である名家の御曹司広務(佐野史郎)の再婚相手であるかほり(夏川結衣)と人知れず恋に落ちる。さまざまな障害を越えてふたりは愛し合い、理森になついたかほりの連れ子の詩織(鈴木杏)を連れ、3人であてのない旅に出る。
???企画準備に1年、北海道から沖縄までをたどるロードムービースタイルの撮影に半年を費やした、ドラマの枠を超えたラブストーリー。脚本家・野沢尚がその力量を存分に発揮し、前半は主人公の理森と恋人のかほりの愛の逃避行、後半は逃避行後の理森とかほりの娘・詩織を中心に2部構成で描き、複雑な人間関係、理森、かほりにまつわる過去など、ミステリアスな要素もふんだんに取り入れて、ラブストーリーものを好きでない人まで夢中にさせた。佐野史郎ほか脇を固める役者陣の演技も素晴らしく、キャラクターひとりひとりのバックボーンが透けて見え、奥深く豊かな作品となっている。(茂木直美)
カスタマーレビュー ![]()
悲しいけど幸せを感じます
(2008-10-17)
11年前放送してた頃は、夏川結衣が好きで見ていました。
理森を「駅長さん」と呼ぶ詩織の言葉がとても印象に残っていました。
今回購入して一気に通して見てみると、詩織の理森への思いが心に残りました。
孤独な詩織への生きる支えになろうとしている理森と子供の頃好きだった理森へ恋心を確かめている詩織とのやりとりを見ていると涙がポロポロと出てきてしまいます。
タイトルにもなっている「青い鳥」の話を理森が詩織にするシーンがとても好きです。
時間のある方へ
(2008-08-31)
もし、まだ見ていなくてこの作品に興味をもった方へ。見る時は時間に余裕があるときをお勧めします。見始めたら、最初から最後まで一気に見たくなります。
舞台設定の地名とかには架空もありますが、屋外ロケの比率が多くスタジオの撮影が少ないため画面の明るさがとても自然で、またセットも光線の向きや調度品など計算されて作ってあり、安物の連ドラにありがちな不自然な影があるといった手抜きは全くありません。各出演者もそれぞれいい表情をしていて、丁寧に丁寧に作られた上質な作品になっています。(個人的には子役の鈴木杏がとてもいい演技をしていると思います)
レンタルやCSの再放送で見るのもいいですが、DVDで手元に置いておいても決して損はしないと私は思っています。
★近所でロケしていたので。。
(2008-05-20)
放送当時、近所の駅(中央線・信濃境駅)とその周辺でロケしていて、
家族でよく行く料亭がお寿司屋さんの設定で使われたりもしていました。
撮影していると知らずに通りかかったお店(定食屋さんの設定でした)でも
豊川さんがガードも無しに立っていたり。見物人がほとんどいつもいなかったので
一人占めでした。
もともと、登場人物それぞれに影があるストーリーを書く野沢尚さんと、豊川悦司さんの大ファンだったので、今もとても思い入れが深いドラマです。
豊川さんの周りを固める脇役の俳優さんがとても良かった。
つたない演技の夏川結さん、鈴木杏ちゃんも存在感がすごかった。
今も時々、DVDを繰りかえし観ています。
人の人生を歩む男
(2007-05-13)
「元々は兄の夢だった駅員を、事故死の負い目もあって継いだ弟、理森」という所から、主人公・理森が自分本来の人生をあきらめている、というやり切れなさが伝わってきます。人妻に恋したのも、彼女が自分と同じ「籠の鳥」であったからなのかもしれないし、殺人罪で服役する事になっても「自分が関わった事で彼女は死んだのだから殺したも同じ」といわんばかりに、兄の時のようにまた自分の人生をあきらめてしまいます。結局服役後に、人妻の娘だった少女にも関わる事となり、最後まで自分の人生を自由に切り開けないままだったような気がして、なんだか切ないです。理森という人は、自分の人生を人に与えてばかりだった気がします。彼はそれでも幸せだったのでしょうか。ラストはちょっと感動しました。
ありがとう! 野沢 尚さん
(2006-10-11)
「野沢 尚(脚本家)+貴島(プロデューサー)」コンビの名作。原作(脚本)、テレビドラマのいずれも、何度見ても素晴らしい。今まで見てきたドラマの中でも、間違いなくベスト3に入る。全編を通じて流れる物哀しさに、後半は行き詰まるプロット.....テーマは重苦しいのに、なぜかとても癒される。役者たちの名演、SENSの抑えた音楽、信濃境(長野)や坊津(鹿児島)といったロケーション(私も大好き)......どれをとっても良かった。年上の美しい人妻と逃避行なんて、憧れちゃう(笑)。このドラマを韓国で放送すれば、間違いなく高視聴率だろう(TBSさん、お願いします)。それにしても、これだけの名作を残された野沢さんは、なぜ自死されたのだろう。彼はこのドラマの中で、「なぜ生きていかなくてはならないの?」という少女の問いに対し、「どんなにさびしくても、苦しくても、生きていかなくてはならない」と主人公に言わせている。このセリフは、野沢氏自身の心の奥底から吐き出された言葉に違いない。いまドラマを見返して、ハッキリそう判る。(それなのになぜ?)いや、むしろこれは彼自身が残した愛する家族への「遺書」だったのかもしれない。(自死はこのドラマ作成当時、既に心の奥深くにあったはずだ。)いずれにせよ、野沢さんは生前、よほどつらい思いをされてきたのだろう。このドラマには、彼自身のそんなトラウマや喪失感、人生のやるせなさ、はかなさがはっきり見て取れる。野沢さん、あなたは素晴らしい脚本家でした。あなたの、その少年のように傷つき易い繊細なハートのおかげで、我々は今日、素晴らしい作品群を愉しむことができます。もう少し長生きしていただき、あなたの優れたドラマや映画を見たかった。ありがとう、そして安らかにお眠り下さい。

