アイテム詳細
文藝春秋
グループ:Book
ランキング:172750
価格:¥ 720
発売日:2006-09
通常24時間以内に発送
このページのURLは
http://clubks.com/ksamazon/asin/DVD/4167174111/
この商品を買った人はこんな商品も買っています。
赤(ルージュ)・黒(ノワール)―池袋ウエストゲートパーク外伝 (文春文庫 (い47-7))
カスタマーレビュー ![]()
アキハバラ六矢の教え
(2008-04-26)
始めの方で、この物語がハッピーエンドであることがネタバレされるからか、安心感はあるけどドキドキ感は少ないです。
石田さんらしい疾走感にはあふれているので、サクサク読めます。
いろいろツッコミを入れたくなる部分も多いですが、小さな正義が巨悪に立ち向かう話はそれだけで面白いので★4つ。
結局石田さんが何を語りたかったのかと言えば、一人ひとりはか弱い存在でも、結束すれば強くなれるってことだと思います。
「三矢の教え」のアキバ版です。
みんながほんの少しずつでも勇気を持てば、引き込もりでも世界を変えられるんだよ、ってことかと。
ところで、途中までタイコ君のことを女の子だと思って読んでいたのは私だけでしょうか?
『サザエさん』の観過ぎですかね^^;
酷い本
(2008-04-26)
何かと話題になっている作者だけに、一度は読もうと思っていて、この本を選びました。
ワタシは若い頃におたくだった時期があり、今でもアキバにはよく立ち寄りますけど、どうもこの本に出てくるおたくには違和感があります。
それでも、始めの方はそこそこ読めました。
若い読者が喜びそうな要素も入っているし、冒険小説なら多少の現実離れはあるモノですからね。
でも段々と読むのが辛くなっていきました。
作者がスランプに陥って、書けないのに無理に書いているような、そんな気がするくらい酷くなっていきました。
特に最後の一大イベントに関しては、ちょっと読めばすぐに見つかるようなアラだらけで、マンガチックと書いたらマンガに失礼なくらい破綻しています。
それと、コンピュータに詳しくないのに無理矢理AIを登場させたようで、「無理すんなよ」って感じはしますね。
この際だからハッキリ書きましょう、この本に使ったお金と時間を返して欲しいです。
それくらい酷い本でした。
結局買った本は、グチャグチャに踏みつぶしてコンビニのゴミ箱に捨てました。
全体的に微妙
(2007-12-04)
サイバーSFと呼ぶには、SF的感覚に欠ける。
コン・ゲームと呼ぶには、力押しすぎている。
バトルアクションものと呼ぶには、抑制されすぎている。
サスペンスと呼ぶには、間延びしている。
青春小説と呼ぶには、限定的すぎる。
冒険小説と呼ぶには、キャラクターが活かしきれていない。
結論としてどの切り口から見ても中途半端。
駄作というわけではないし、それなりには楽しめるが、何度も読み返したいとも思えない、といったところが正直な感想。
秋葉原を舞台にした活劇ならば、今野敏の「アキハバラ」の方が一枚上だろう。
かなり共感出来る
(2007-11-17)
面白くて、寝食を忘れて読み進んだ。
電脳世界に首まで漬かっている、若者達の生き様が描かれる。
ディープな話題から、現実社会との対比、そして、正義感あふれる?展開。
後半は、少々ハチャメチャな印象すら受けた。
登場人物が超個性的である事も面白い。
途中、ネット上のみの仲間のユイが、おそらく自殺なのだが、変死する下りがある。
この時、葬儀の場で見せたユイの両親の冷淡さが、印象に残った。
ネットの中でしか、生きられない人間もいるのだ。
いかにそれが、認知されていないかが分かる。
ただ、本書の目的の一つ?である、オタクの世界を描ききってはいない。
本当のオタクの世界は、もっとdeepなのだと思う。
意識して、表現が弱められたのだろうか?
オタクが市民権を得、アキハバラを支えているのも事実。
著者はオーディオオタクらしいので、通じるものがあるのだと思う。
私の様な読書オタクにも、市民権を与えて欲しい!
と思う、今日この頃だ。
めちゃくちゃ引き込まれました
(2007-11-12)
秋月電子やじゃんがらラーメンが実名で出てくる小説です。神は細部に宿るといいます。この小説は実にアキハバラの細部を良くとらえていると感じ熱中して読みました。プログラムに熱中する雰囲気もまさにそのままでした。
前半は、ネット上の悩みの相談室を媒介にして知り合った6人のメンバがYAHOO、GOOGLEをしのぐ画期的な検索ソフトを開発するまで。後半は、それを独占しようという世界第七位の金持ち中込(おそらく堀江のパロディ)と対決し・・・というストーリーです。
その中に、さまざまなメッセージを感じる事が出来ます。前半はベンチャービジネスを夢見てた中年にはノスタルジーがあるでしょう。リストカットの話もリアリティがありました。最後はちょっと無理やりですがハッピーエンドで読後感もよかったです。お薦めします。

