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新潮社
グループ:Book
ランキング:21620
価格:¥ 500
発売日:1993-04
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カスタマーレビュー ![]()
とりあえず読んでみて〜!!
(2008-05-11)
アニメが面白かったので原作が気になって読んでみたら、おもしろい!!
アニメではえがききれなかった部分が満載ですごく読み応えがありました。
まず出だしでビックリ!腹上死から始まるとは・・・・。 読み進めて行くと
本当にあった国のような錯覚さえしそうな位の作者の自信たっぷりの歴史描写。
最後まで衰えることなく書かれていたのがサイコーに良かったです。
とりあえず読んでみて〜っと言いたいです。
清清しい大嘘ツキ
(2008-03-06)
ハードカバーの装丁がすごく綺麗で初版が出たときに衝動買いしました。
すごく面白くて一気に読み下し、その後も何回も何回も繰り返し読んで...
素乾国という国の後宮に入った銀河という名の一人の少女が主人公です。
もちろん架空の国家なのですが、物語は史実を基にして書いた小説という形で、
折に触れて歴史書や民間伝承からの引用が入り、一貫してその形式で進みます。
もちろん歴史書も伝承も架空(笑
最後には著者が、銀河ゆかりの地を訪ね
その地に現在もなお息づく銀河の伝承に出会う、
という締め方で、気持ちのいいペテンにあったという清清しい気持ちにさせてくれます。
そして、銀河のことが大好きになるのです。
心の底から、その後宮向きでない自由奔放な少女がかわいくて仕方なくなる。
もう、最後の方は感動して駄々泣きでした。
そして、何て気持ちのいいウソなんだ!と酒見賢一さんありがとうという気持ちに…(笑
こういう不思議な気持ちのいい読後感を持てる小説って他に出会ったこと無いなぁ...
大好きな一冊です。
モチーフではなくてテーマがファンタジー
(2007-12-20)
後宮小説という題だから房事のテクニックがわんさかの
いやらしい小説かと思っていたが、違いました。
房事術を悪として認識するキャラを出していることからも判るが、
酒見先生の視点は、性行為をマンセーしてないので素晴しい。
直裁的な男女の行為の描写は全然ありません。
舞台が後宮なので、房事術の実践講義がくんずほつれつするが、
後宮の宮女に手を出していいのは皇帝だけなので、
宦官の男が男に攻められアヘアヘ言います。
女好きというよりも801好き用の本ですな。
中国によく似た架空の国を舞台にしているが、
国号が素乾という二文字であることから、
中国史に詳しい人には、架空の王朝だとすぐ判る仕組みになっております。
架空の歴史書を元に書かれた小説である。
歴史小説及び歴史小説家のパロディのような感じもする。
架空の歴史なのに元号年号も詳しく出てきて、
正史と野史の違いの考察もあったりして大笑い。
正史馬鹿はこの小説を読んで、
自分たちの歴史認識の滑稽さに気づいて欲しい。
私は嘘でも本当でも面白ければOKという主義です。
架空の歴史小説だが、面白いファンタジーとしてこの小説はOKである。
幻影達と書いてイリューダと読ませたり、
漢字なのに西洋風に発音する世界は魅力的である。
この架空世界の歴史をもっと知りたくなります。
中国対イタリアの戦争は外伝として書いてほしい。
10冊分ぐらいのネタが埋まっている豊潤な中華ファンタジーである。
世界観歴史観そのものがファンタジーであり、
ファンタスティックな超常現象は発生しないのもいい。
魔法使いなどというふざけた超能力者は出てきません。
剣がメインだが、火薬もあり、拳銃、鉄砲、大砲もある世界である。
野蛮な剣士達に女達が銃砲で武装して抵抗するクライマックスは、
もっと面白く書けたと思う。
時代遅れの忍者の忍法対最新科学の銃砲の戦いを突き詰めた
山田風太郎の「海鳴り忍法帖(市民兵ただ一人)」 を参考にしてほしかったざんす。
反教養小説
(2007-09-25)
面白い。教養をひけらかすのではなく思いっきりおちょくっている。
銀河と双樹
(2007-05-19)
これは、中華風シンデレラストーリーです。
でも、最後が苛烈なのは、中国を背景にした物語らしいというかなんというか……。
まずは、ど田舎から皇帝の後宮に入った銀河の成長っぷりを楽しみましょう。銀河と仲良くしている先輩・双樹の正体があらわになった頃から、物語の向きはぐっと変わりますけどね。最後には、銀河は軍を率いる立場にいましたから。

