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レビュー(Amazon.co.jp)
???対人関係を良好に保つための手段として、臨床心理士として活躍する著者がカウンセリングで重要視される「聞く」技術を一般向けに紹介しているところが特徴的。対人関係に悩む人はもとより、営業職など、より良い人間関係を築きたい人に向いている。
???ここでいう「聞く」とは、ただ耳を傾けるだけではない。「聞く」には理解が必要であり、「話す」より膨大な努力を要すると著者は語る。実際のカウンセリングでの会話を掲載し、読者に対し「さて、あなたならどう答えますか?」と尋ね、読み進めながら読者自身が自分の反応や態度を考え、それをより良い「聞く」態度に修正するという方法で、対人関係における自己鍛錬の場を提供している。
???また、いかに井戸端会議での会話が洗練された「聞く」技術と良好な人間関係を保つことに長けているかを良い例として取り上げた。専門家から見た「話す−聞く」相互関係とその技術を、我々が思い浮かべやすい生活場面を想定し、楽しみながら学べる気軽さがある。
???訓練を進めるうちに、相手が話すことに対してどれだけ我々が「聞く」耳を持たないか、また、そのことで過去の人間関係が崩壊した可能性も否めず、「眼からうろこ」状態を体験するかもしれない。一般向けに書かれているため、専門用語はほとんど使われていない。しかし、全31章の「聞く」技術に関する講義と訓練の場は、「臨床心理士だったらこうする」という反応や態度も示され、臨床心理士の卵にとっても価値ある1冊だと言える。(青山浩子)
カスタマーレビュー ![]()
コミュニケーションの原点に戻れる本
(2008-08-31)
身近な人間の心の問題を聞いているうちに、自分の中にどんどんストレスが溜まってしまい、人とのコミュニケーションや、聞き役になる、ということ自体に疑問を抱き悩んでいた頃、見つけて買った本です。
自分が理解していたつもりだったことが、別の角度から別の見方で書かれていたりして、学ぶところが多くあり、気持ちも楽になりました。
知らず知らずの間におごってしまっている部分に気づき、謙虚な気持ちに立ち返らせてくれる、素晴らしい一冊です。
カウンセリングとはなんとすごい技術なのだろう
(2008-08-17)
喋るよりも聞くことが大切・・・とはよく言われることです。この本は、「聞く」ことそのものが職業のカウンセラーによる「聞く技術」の話です。
個人的に一番印象に残っているのは、「この人はそんな風に思うんだ」というように自分のことではなくあくまでも他人のこととして感情移入なしに聞く、という点です。自分の感情が交ざるからこそ、腹が立ったり、つかれたりするのかもしれません。一日中他人の悩みを聞かされるであろう、カウンセラーの聞く技術は、人生一般にとっても応用の利く話だと思います。
プチカウンセラーになりたくて。
(2008-05-15)
さるきちね、
最近、ご相談メールを頂くコトが多くなったのです。
学生の方から、同世代、先輩の方まで。
様々な境遇の方々のお話を聞く機会があったのです。
ツライ気持ちがひしひしと伝わってきます。
さるきちなんぞにメールを寄せて頂くコトだけでも嬉しく、
さるきちはそれを真摯に受け止め、
うーん、うーんとお返事に悩みました。
ところがね。
あれれ。
さるきちがおかしくなり出しちゃったのです。
仕事中に、ふと考え込んでしまったり。
すでに返信した内容について、くよくよ悩んでしまったり。
もやもやしちゃって、
それが過食につながってしまった気もします。
これじゃいかん!
と思って。
そこで、苦境を打破するために
読むことにしたのが、この本。
日常のコミュニケーションから、
プロのカウンセラーをめざすヒトにも
役立つ内容の一冊です。
さるきちは口ベタで
話すのは苦手と思っていたんですが、
ヒトってね、聞くよりも話す方が好きなんですって。
イライラやもやもやした気持ちも、
話してすっきりするコトってあるもんね。
話すコトって、癒しの効果があるんですね。
でも一方で、
それには聞き手が要るわけで。
だから信頼関係を築くには
聞き上手になるコトも大切なわけです。
この本では、
全部で聞き手の31の心得が紹介されています。
・真剣に聞けるのは、一時間以内
・相槌をうつ
・自分のコトは話さない
・相手の話は相手のコト
・話には小道具がいる
・沈黙と間の効用 etc...
ほほう、という内容。
「聞く技術」って意識したコトないものね。
著者のようなプロカウンセラーはね、
相手の愚痴を自分の中に入れないんですって。
即ち、
自分の気持ちと関係させない
そうなのです。
相手の話を真剣に集中して聞きすぎるとね、
ココロを侵食される危険性があるんですって。
だから、適度な距離を保ちつつ、
相手の話す内容よりも
相手の感じ方に興味を持つようにするというのです。
自他の区別をつけないと
身がもたないわけです。
だって、一日に何十人もの患者さんの話を
聞かなきゃいけないんだものね。
また、
「自分は○○だったよ」といった
個人的な影響を与えるような
発言はしないコト、と著者はいいます。
というのも、
経験・学習は実施経験をしないとわからないもの。
自分の体験がうまくいったのも、
その時のタイミングや状況に依るのよね。
だからむやみに自分の方法を
押しつけてはいけないのです。
話を聞いてあげる
そして、
相手に考えてもらう
だって、アナタが考えるコトであって、
私はアナタではないのだから
話し手は、
実は答えを知っているのよね。
ココロのどこかにある答えを探し出そうとして
話しているのかもしれません。
背中を押して欲しくて
話しているのかもしれません。
過食嘔吐の日々を続けてるさるきちが、
プチカウンセラー気分で
「話を聞いてあげる」
なーんて。
傲慢で、失礼ですよね。
ごめんなさい。。
でもね、
さるきち話を聞きたい。
さるきちでよかったら、話して欲しい。
だって、もしかしたら
話すコトでラクになるヒトがいるかもしれないじゃない。
そうだとしたら、
さるきちはとっても嬉しいのです。
さるきちもっと自分を磨かなくちゃ。
崩れちゃわないように
自分を持たねば。
この本に書かれたコトをすぐ実践できるほど
さるきちはスーパーウーマンじゃありません。
でも、努力していきたいと思いました。
ビギナー必携
(2008-04-15)
著者はかなり前にCロジャースの元へ留学しカウンセリングの基本を学んだ人。傾聴、共感、自己一致などのカウンセリングの基本をわかりやすく説明している。カウンセラーがスキルを身につけたり、経験を積むとむしろこういった基本を忘れがちになることもあるのでビギナーからベテランまで時々読みかえしてみるとよいだろう。また、カウンセリングとは関係ない一般の人にもコミュニケーションの極意を教えてくれる本だろう。しいていえば、この本だけでカウンセリングは語れないが。
生きていくうえでの「技術」
(2008-04-15)
仕事、職場、友人、親子など、人と関わり生きていくうえでの
本来、必須の「聞く技術」について、会話例を示して
具体的に書かれています。
真剣に「聞く」といことと向かい合って生きていくかいかないかで
その後の人生は大きく変わるかと思います。
まさにちょっとした心がけ、技術です。
すぐには実行できなくても、心がけているか否かで全く違ってくると思います。
ときどき読み返しています。

