佐藤浩市関連グッズ特集

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矢口 敦子

幻冬舎

グループ:Book

ランキング:768

価格:¥ 680

ポイント:6 pt

発売日:2003-06

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カスタマーレビュー

深いです。  (2008-07-02)
ミステリーと思って読むと、たくさんのご都合主義に気づき、
ちょっと納得がいかないところはあります。
まず、主人公のホームレス・日高が、昔自分が助けた少年に偶然であってしまうところ。
この再会のことを”偶然の中に必然を感じた”とありますが、
ちょっと話がうますぎるかも。
元刑事というならまだしも、元医者が連続殺人の謎を解くなんて、
やっぱり有り得ない。

ただ、わたしが共感できたのは、
”自分のある行動が、あとあとたくさんの人に影響を及ぼすことになってしまったのでは”と、日高が悩むところです。
よかれと思ってしたことが、実は助けられた当人にはそうでもなかったり、
かえって迷惑だったりすることがあるのですね。
しかもその結果が何年も後にわかるとすると、
自分が今、こうして生きていることは果たして正しいのか。
日高と一緒に悩んでしまいました。

でも生きている限り、人間は立ち止まってもいられないんですよね。
いくら深い悩みがあろうとも。
それが死んだ人に対しての「償い」になるのかなと思いました。

良いぢゃない  (2008-06-26)
なかなかどうして、期せずして良かったので嬉しい誤算。
ホームレスが、それも医師免許をもつホームレスが主人公とは。。。と思いましたが、展開も良く、伏線も張ってあり、人間の心情の機敏も表現された作品でした。

心や精神の問題に迫った作品  (2008-06-10)
元々は医者でありながら、ホームレスになった日高英介。彼がこの物語の主人公である。日高は、過去に、誘拐犯から幼児の命を救ったことがある。その幼児が、草薙真人であり、この物語の準主人公である。
日高は、流れ着いた町で、社会的弱者である高齢者やホームレス,障害者が殺される事件に遭遇する。その過程で、中学生に成長した真人に出会う。そして、物語が進むにつれて、事件の犯人は、真人ではないかと疑い始める…というのがこの作品の概要である。
本作品は、“ミステリ”に分類されるのかもしれないが、純粋ミステリとは違う。どちらかというミステリを混ぜつつ、人間が抱える心や精神の問題に迫った作品であり、“社会派ミステリ”と言った感じである。したがって、「トリック」や「謎解き」に注目して、本書を読めば、はっきり言って退屈な作品である。
では、何に注目すべきなのだろうか?個人的には、日高の“心情”が注目すべき点であるように思う。元々は医者でありながら、ホームレスにまでなり、絶望の淵にいる日高の心情,命を救った真人が殺人鬼かもしれないと思った時の日高の心情…。この“心情”が、物語を通じて、どのように変わっていくのか?
少々設定に難があるのは、否めないが、中々、読ませる作品である。

ちょっと  (2008-06-09)
推理小説としては面白いが、主人公に感情移入できない。
というより、はっきり言ってこんなことでホームレスになるのなら最初から脳外科医なんかならずに素直に眼科でコンタクトやめがねの処方箋でも書いてろとでも言いたくなる。

何を償ったのだろう?  (2008-06-09)
新聞広告で「感動」を売りにしていたようですが,正直それほど感動できませんでした...

元・脳外科医のホームレスが近所で発生した事件に巻き込まれ,一人の少年と深く関っていきます.自分が助けた人が罪を犯した場合,それは自分の責任になるのか?そんなことを考えたら誰も救えないし,何もできないのではないだろうか.東野圭吾的なストーリー(違いは美人が登場しないこと?).やたらと殺人事件が発生し,しかもその動機が納得しにくい.主人公も過去を引きずりすぎていて,あまり魅力的ではない.読解力の問題かもしれませんが,結局「誰」が「何」を償ったのか最後まで分かりませんでした...

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