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福島 孝徳

徳間書店

グループ:Book

ランキング:3652

価格:¥ 1,365

ポイント:13 pt

発売日:2004-03-20

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カスタマーレビュー

医は仁術なり  (2008-08-30)
神の手を持つ脳外科医と言われる福島先生。
TVで何度かご覧になったことがある人も多いだろう。
とにかく福島先生は手術の数が多い。
今でも年間400例。
日本の大規模な総合病院でも年間手術数は多くて200か300。
主な活動拠点はアメリカながら、年に数度は日本で手術も行う。
数日の滞在期間中でも、連日朝から晩まで何例もの手術をこなす。
すべては「患者さんのため」

福島先生は、患者に「私がやるんだから大丈夫」と言って患者を励ます。
これは患者にとって何より心強い。
とにかく医療訴訟の多くなっている現在、リスクをこれでもかと列挙する医者はいても「任せておけ!」と言ってくれる医者はほとんどいない。

福島先生が常に口にする言葉は二つ。
一つが「一発全治」
もう一つが「すべてを患者さんのために」

あるとき、手術前に福島先生が激怒した。
女性の患者さんの髪の剃り跡から所々出血していた。
女性が、術後に鏡を見た時の剃り跡を見た時に悲しむであろうと考えてのことだった。

本には、福島先生自ら名医の探し方を伝授してくれている。
そして、福島先生が信頼する日本の脳外科医もリストアップされている。
医療とはきれいごとではない。
きれいごとではないが、医者がどちら側の味方かによって医療は大きく異なる。

患者にとってはスーパースター、医学界にとっては異端児  (2008-04-11)
 「すべては患者のため」、我々一般人にとっては心強い言葉。医者は治してナンボという極めて当たり前のことを実行されている。症例数も年間900件とはハンパではない。確かに天才鬼才に属する人であるのは間違いなさそうである。

・・・・患者にとってはスーパースター、しかし医学界にとっては異端児。これが現在の日本の医療業界の現実のようだ。「医局中心主義」「論文研究重視、手術軽視」の姿勢は、一般人には理解しがたい。何となく我々がお医者さんの発言や行動に違和感を感じるのはこのためだと思う。
 本書については、構成面で取り上げるべき新味がなかったが、内容については日本の医療に対するモヤモヤを吹き飛ばしてくれた。アメリカ型の医療制度がベストとも思わないが、日本においても、医者の実力を計るモノサシが患者の側にあるような制度設計を望みたい。


患者を最優先するお医者様、ビジネス書としても最高です!  (2007-08-14)
脳外科の世界第一人者と言われている福島先生をドキュメント風に追った作品です。

「ゴット・ハンド」や「ブラックジャック」などと呼ばれながら、それに奢ることなく、むしろ人間の限界を感じ、「手術前は常に神に祈る」という姿勢や、患者の負担軽減を何よりも優先するという考えに感動しました。

「一発完治」を信念に病気と闘う、素晴らしい先生のバイタリティーが伝わってきます。

この本を読めば、「セカンドオピニオン」がいかに重要かが分かり、「自分の医者は自分で探すべき」ということがよく理解できます。

何よりもこの本で感動したのが、先生のエネルギーです。

年間に通常の医者の何倍もの手術をこなし、その場所は全世界厭わないその姿勢にも感銘を受けました。

また、自分で使う機器は、顕微鏡をはじめ、その手のプロと切磋琢磨しながら開発していく過程からは、信念を持てば周りの人々からも協力を得られるとの教訓を得ました。


この書は、ビジネス書としても大変に有効だと思います。

これを読めば「頑張らなければ」という気持ちが湧き上がってきます。

以下に私的な評価★5段階で記しますので、購入の際の参考としてください。
【読みやすさ】★★★★★ 【感動】★★★☆ 【読み応え】★★★★☆ 【面白さ】★★★★★

ただの「すごい脳外科の話し」におさまらない、素晴らしい本。  (2007-04-25)
自分が開頭したことがあるので、脳関係の本にはついつい興味を持ってしまう。
ラスト。ホープといわれる脳外科の世界的権威、福島氏のドキュメンタリー本。
この本を読むと、仕事や人生にすごく前向きになれる。
仕事への情熱、師であったり、弟子であったり、わかりあえる戦友、そして患者としての人との出会いやかかわりも丁寧に追われている本だった。
福島氏が特に患者を大事にすることが何度も出てくるので、彼の思想をあわらすような本(ドキュメンタリーの作り方)になっているのが、感情移入しやすい。

福島氏をただ単なるスーパーマンとして表面的に書くのではなく、彼をとりまく人間たちの言葉もうまく使いながら、もっともっと深みのある見せ方に成功している。

TBSの取材が丁寧で、徳間書店取材班の編集が適切。読みやすい。ぜひ読んでみて欲しい。

これはすごい!努力家にして天才。  (2006-09-07)
題名がカッコいいという単純な理由で手にとりましたが、一気に読み切りました。

自分の短所・長所を知り尽くしている上に、手先が器用で、(いわゆる)ガッツがあり、そして、何をおいても患者のために尽くすんだという炎のような信念のために、日々努力&研鑽を重ね、こうして一人の天才が生まれた。元々天才型だった人に努力までされたら、凡人では追いつけない。

『自分の技術には絶対の自信を持っている』と言い放つ。今流行のビックマウスか???と思いきや、全くとんでもない!!

出し惜しみせず、自分のもてる知識も技術も全て伝えたいと後進の指導にも熱を入れ、年間数百もの症例を手がけるために世界を飛び回るドクター福島。

医者でなくても、自分が選んだ道やキャリアでのプロになろうとする人には、その姿勢を真似してみたいと思わせる、あるいは真似して少しでもその人柄に追いつきたい、と思わせるような情熱が伝わって来た。

小中学生の頃にこの本に出会えていたら、自分の職業観に強烈なインパクトを与えていただろう。架空の世界の人だと思っていた『ブラックジャック』は、ここに実在する。

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