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文藝春秋
グループ:Book
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発売日:2008-03
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カスタマーレビュー ![]()
北朝鮮に宥和策は効かない。何度も証明済みの「定理」だ。
(2008-04-26)
北朝鮮の「改革」に幻想を抱くべきではない。
その証拠に、これといった天災が起こったわけでもないのに、またしても飢餓が広がっているという報道があった。ごく一部の特権階級が中国相手の闇屋じみた仕事で儲けているだけなのだ。
ミサイルと薬以外これといった売り物はない。鉱物資源の採掘権もあっさり中国に売り払ってしまったらしい。超超格差社会だ。こんな「しのぎ」で儲けているうちは、地道に輸出産業をおこそうという気にもならないだろう。
現体制が続いているうちは、100人以上の拉致被害者が全員帰ってくるまでは、日本は経済援助など一円もするべきではない。すべて核弾頭とミサイル開発費にまわされるだけである。
それまで法外なカネを北に渡そうとする政治家の動きには要注意だ。
恐喝に屈しない為に、日本は交渉力を持たなければならない。「抑止力」を持たなければならない。六者会談の最後で「非核宣言」など決してしてはならない。これまで北について間違った見通しを立て続けた朝日や岩波の論調と逆の方向がこれからも正しい。
拉致事件を風化させないために。
(2008-04-13)
本書は櫻井よしこ氏をホストに、拉致被害者家族会の横田夫妻をはじめとした方々との対談・鼎談を集めたものです。
櫻井氏の論文は前書きと冒頭の20ページのみで、他は「諸君!」や「正論」で2003年から2007年頃に掲載されたものになっています。
本書のタイトルからも見て取れるように、内容はほとんどが北朝鮮による日本人拉致に関することで、政府の対応や米・中・北の動きを論じています。
実際に現場で対応にあたった中山恭子参与(当時)や外務省OBの兵藤長雄氏の対談は非常に興味深く、当時の政府や省内での動きが手に取るように解ります。
300ページにもわたる量のほとんどを「拉致」という一つのテーマに絞って多数の方々と論じているため内容は重複しがちになっています。
しかし世論が政治を動かす最たる例であると言っても過言ではない「拉致」というテーマを日本国民が風化させないためにも本書のような本はこれからも必要であると思いました。
我が身には関係ないと断じてしまわずに本書をたくさんの人が手に取り、またそうすることで拉致被害者家族会の方々の力に少しでもなれればと感じました。

