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早川書房
グループ:Book
ランキング:177809
価格:¥ 609
発売日:2005-05-10
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東京の銭湯
(2008-11-13)
2001年に朝日新聞社から出た単行本『銭湯の時間』の改題・文庫化。かなり書き改められているらしい。
著者は「自転車ツーキニスト」として有名になった人物。本書でも、自転車で東京の銭湯巡りをしている。ただし、自転車の役割はごくわずかで、基本的には銭湯に関する本と思った方がいい。
東京に2005年現在で1000軒あまりの銭湯が存在した。けっこうな数だ。しかし、現実には、後継者不足や経営不振により、急速に減り続けている。その「滅び行く文化」を訪ねてまわったのが本書である。
銀座の銭湯、下町の銭湯、古〜い銭湯、近所の銭湯と23ヶ所が取り上げられている。自転車で訪ねていき、建物を観察し、客層を分類し、ゆっくりと湯につかる。なかなか幸せなそうだ。いまの人はあまり銭湯に行かない。行くとしても近所のくらいだろう。知らない世界をのぞきこませてくれる、興味深い本だと思う。
ガイドブックというよりは、気のおけない体験記といったもの。さらりと楽しめた。
銭湯って減ってるんだ
(2005-08-18)
80年代を思い出す。
好きだったよ、銭湯。でも絶滅を座視してきたんだよな、俺たち。
銭湯はえーわー
(2005-08-14)
超マイナージャンルの銭湯本の世界でもカナーリ異質。小説仕立てで、そこが新鮮で読みやすくて良かった。著者自身が銭湯を楽しんでるだけじゃなくて、エンタメとして成り立たそうとしているのがいい。(銭湯本や銭湯サイトはえてして自己満足に陥りがち)
紹介される銭湯は二十数軒と、この手の本にしてはちょっと少ないが、それぞれに物語がある。あんまり銭湯オタクしてないところが入っていきやすい。
著者の本来の専門は自転車のようだが、自転車でかいた汗を銭湯で流すという目的だったのだろうか。
それにしても銭湯はえーわー。
でも一週間に一件廃業しているのだそうだ。

