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小学館
グループ:Book
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発売日:2006-12-15
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瀕死(ひんし)の医療 患者は病院とどうつきあい、どう生きればいいか
病院で死なないという選択―在宅・ホスピスを選んだ家族たち (集英社新書)
カスタマーレビュー ![]()
すべてが真実とは思えない。
(2008-06-11)
確かに緩和医療は最近その重要性が注目されている分野であり、若くしてその分野に飛び込んだ筆者は大したものだと思う。しかし、医者になってたかだか数年で何がわかるのか、どれだけの患者さんを診たというのか。積極的治療を否定するには早すぎではないかという印象もある。緩和を勧めたいからといって、苦痛を覚悟して積極的治療に臨んでいる患者さんの壮絶な覚悟をないがしろにする権利はない。どのような最期を迎えるか。その選択を迫るときに、医師の個人的な思想で惑わせるべきではない。必要な情報を提供する事は医師個人の主張を刷り込む事ではないと思う。患者さんやその家族が自分たちで考え悩み苦しんだ末に緩和医療をいう道を選んだ時に、その思いを尊重し支えていく存在でなければならない。
身内をホスピスで看取った者として、また、緩和ケア施設で働く者として、この本はやや偏った内容であると感じた。
病を治すだけが医療じゃない
(2007-07-31)
末期患者の苦痛を緩和するための緩和医療の負のイメージを払拭するためにかかれたもの
治すだけでなく、難治患者の安らかな死のためにある緩和医療はこれからの超高齢化社会で注目されていくだろう。
緩和医療というものがあるということ
それがどういったものなのか
患者が適切な終末医療を受けるための本人と家族の心構え
誰もが通らなければならない通過点だから必読!
(2007-02-27)
私の父は、末期の肺がんで余命1年以内と診断された。気の弱い父に私たち家族は告知という選択肢を選ばなかった。若い担当医が、やみくもに告知を勧めたので、余計に告知という選択肢に抵抗を感じてしまったのかしれない。もし、当時、この本を読んでいたなら、父に最良の最後の数か月を過ごさせてあげられたのではという思いがしてならない。実際、医療技術が発達したために、現代人は逝くタイミングすら失っているのではと思わされることもしばしばである。また、下手をすると、自分自身が機械によって無理矢理生命を維持させられる危険性も多々あるわけで、健康な時、若い時に、誰でもいつかは迎える自己や家族の終末について考えておくべきだと思わされる1冊。誰にでもわかるような表現、ストーリーを持たせた非常に読みやすい作品。現在、問題になっている人工呼吸器問題なども見えてくる。ただ、この作品はタイムリーな話題を狙って書かれたものではなく、現役若手ホスピス医の真摯な気持ちから出来上がった作品である。

