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講談社
グループ:Book
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発売日:2001-10
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カスタマーレビュー ![]()
普通の家庭にとっても参考になる
(2008-07-02)
子供に対して、将来に渡って強く残る悪影響を与える親のことを「毒になる親」と表現している。
全体は2部からなる。
第1部は、毒になる親の色々なケースの紹介と、それが子供の将来にどのような障害をもたらすかについて述べられている。
暴力を振るう親やアルコール中毒といった分かり易い例から、子供をだしにジョークを言う親といったよくありがちなケースにまで渡り幅広く取り上げられてあるが、共通するのは、親の行動が子供に繰り返し無言のメッセージを送っているということであり、やがて子供は高い確率でそのメッセージを実現させてしまうということだ。
「おまえはだめな人間だ」と言われ続けると、大人になってからそれを実現させようと無意識に行動してしまう。「繰り返し念じ続けたことは現実化する」というのはナポレオン・ヒルを始めとして色々なところで言われているが、マイナスの方向でもメッセージの繰り返しは強力な呪文として作用するのである。
第2部では毒になる親に対してどのような接し方をすれば悪影響を受けないで済むか、建設的な人生を送ることができるかのヒントを与えてくれる。
実際に毒になる親を持つ人向けに書かれた本のようではあるが、普通の家庭でも問題のひとつやふたつは抱えているであろうから、あるべき親子関係の姿を見つめ直すきっかけになる本だと思う。
子供も親と対等な人間
(2008-06-23)
フラッシュバックに苦しみながら読みました。
今まで自分の中に押し殺していた感情が一気に吹き出ます。
今でこそ、憂鬱と分かるその気持ちを抱えたまま
親の言動で時々吐き気に襲われて(ストレスで胃にきていたようです)
自分はおかしいのではないかと子供の頃思っていました。
しかしこの本で、それはされてきた事に対し当たり前の感情である事に気づきました。
理不尽な事には怒っていいのだと。
親だから子に何をしても良い訳ではないのだと。
(暖かな家庭に育った人は当たり前だと言うでしょうが)
大きな事件が起こるとマスコミなどは、すぐ犯人に対し
甘えるなだの、漫画やゲームのせいだのと報道しますが、
家庭での子供の人権のような事にも、もっと目を向けて欲しいと思います。
虐待は増えたのか?
(2008-06-19)
最近、「虐待は増えた」と感じるようになった。マスコミの主張も「子どもから抜け切れない親による・・・」とあるが、実は奈良県のデータによると虐待の70%は30代なのだ。
30代???
そう、大の大人が虐待をしている。
それに恐らく虐待は以前からずっとあったものだ。
核家族化の中で「レフェリー役」が消え、歯止めがなくなって一線を越えだしたと言うことだろう。
つまり警察が関わってくるレベル以前のものであれば、子どもに身体的、心理的悪影響を与える「悪い親」は昔からくさるほどいたということだ。
ただそれが「家族だから」と見過ごされてきたに過ぎない。
「親」と言うものをきちんと捉えた意味では非常に重要な本だと思う。
「親=無償の愛を持った存在」と言う価値観は崩壊したのではなく、最初からなかった
と言えるのではないか。
これから親になる人も、親である人も、親と仲が良くない人も
必読の書。
心理学的に言えば、「サイモンズの親の養育態度」において、
親子の関係では「バランスの良い存在がベスト」とされています。
私がイメージする理想の関係は「学校の先生対生徒」のようなものでしょうか。
現代の日本人は、かまいすぎ型か無視型に偏り過ぎと思います。
心が悲しく、寂しい人に…。
(2008-05-17)
この本を読んで、なぜいつも胸の奥に怒り、悲しみ、寂しさがあるのかが、わかった気がしました。本のセオリーどうりにいかなくても、自分の中の膿を出せた気がしました。解決は困難だけれども、自分の中の何かが変わります。その過程は、苦しく、悲しいけれども、自分を取り戻すには、前に進むしかないと思います。まわりの誰にも理解されなくても、この本を読めば、苦しんでいるのは自分だけではない事がわかりました。どう対処するかはさて置き、苦しんでいる方は、ぜひ読んで欲しいです。
参考
(2008-04-23)
苦しみ抜いた時に出会った本でした。
母の言いなりから、反発して、反抗する勇気になりました。
孤独感、理解しあえない、淋しい、でもどうにもならない。
心理状態がわかった時、生きやすくなりだしました。

