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朝日新聞社
グループ:Book
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価格:¥ 1,470
ポイント:14 pt
発売日:2007-06-20
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占領期の朝日新聞と戦争責任 村山長挙と緒方竹虎 (朝日選書)
カスタマーレビュー ![]()
朝日を通じて見る昭和史
(2008-10-13)
戦前戦中、朝日新聞の社内史を通じてメディアと権力の関係を総括する。が、そこは伝統ある朝日だ。単なる社内権力の変遷にとどまらず、一メディアを通じて戦時の権力構造まで浮かび上がらせている。身内と言うフィルターを差っ引いても、筆者の卓絶した筆力と構成力は見事と言うほかない。
意外だったこととして、戦中の国家統制は新聞社に多大なメリットをもたらし、しかもそれは今なお存続しているという事実。新聞社だけ一足先に資本と経営の分離が進み、業界再編で効率化され、それが既得権としてなお屋台骨を支え続けている。ネットの台頭で既存メディアの凋落が進む中、いよいよ新聞も既得権を失うのだろうか。それとも、新たな権力者と契約しなおすことで形を変え、生きながらえるのだろうか。
続編を望む
(2007-08-01)
新聞は毎日接するものの、新聞社の経営…今まで考えても見なかった。朝毎読の全国紙や日経の株式は公開されておらず、「銀行管理」やテレビ局との連結決算での有価証券報告書の公開が義務付けられて以降、辛うじて決算内容を中心に知ることができるようになった。しかしながら、羅列された数字の読み取りだけを以って新聞社の「経営」なのだろうか。本書を読みその思いに駆られた。著者は緒方を借りて何を突きつけているのか。膨大な資料による検証が為されているが、記された内容は多岐にわたり重たい。
「戦後」があり、失われた10年に続き、破壊された10年…その先に何があるのか、その指針として戦後編の続編を著者に望みたい。

