アイテム詳細
ギャガ・コミュニケーションズ
グループ:DVD
ランキング:1152
価格:¥ 1,995
発売日:2007-11-02
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レビュー(Amazon.co.jp)
???モロッコで生活のために山羊を襲うジャッカルを撃つために銃を渡された兄弟。彼らはその腕を競い合うように発砲。その銃弾はツアーバスの女性客の体を撃ち抜いた。女性はモロッコに旅行に来ていたアメリカ人夫婦の妻。夫は家に残した子供たちの面倒をみている乳母に電話をするが、乳母は突然の出来事に驚き悩む。息子の結婚式に出席したい彼女は、やむを得ず、夫婦の子供たちをメキシコに連れていくことにした。一方、日本では、母親を泣くしたショックから立ち直れない聾唖の女子高生が愛を求めて町をさまよっていた。自分は誰にも愛されないのか、誰も抱きしめてくれないのかと心の中で叫んでいた…。
???一発の銃弾が、モロッコ、メキシコ、日本を撃ち抜く。お互い見知らぬ関係なのに、その銃弾は彼らの人生に次々と暗い影を落とす。人生は突然、思いがけない事態に陥り、人々は悩み、苦しみ、ときには地獄を見る。しかし、そこから何かが生まれることもあるのだ。アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトウ監督は『アモーレス・ペロス』のときから、人生のどん底をこれでもかと見せつけるが、決して登場人物を見放すことはない。必ずや長く暗いトンネルの向こうに細く差し込む光を描くのだ。モロッコ編で夫婦を演じるのはブラット・ピットとケイト・ブランシェット。メキシコ編で乳母を演じるのは『アモーレス・ペロス』にも出演していたアドリアナ・バラッザ。その甥をガエル・ガルシア・ベルナルが演じている。そして日本編は、女子高生役に菊地凛子、父親は役所広司。ブラッドはどうしようもない現実に苛立ち、苦悩しながらも、妻や家族への愛を確信する中年の男を力強く演じきり、菊地が演じる少女の孤独は痛々しく胸に突き刺さる。彼女の悲しみと怒りを讃えた瞳は見るものをとらえて離さないだろう。(斎藤 香)
カスタマーレビュー ![]()
傑作です!!
(2008-07-02)
遠い昔、言葉は一つだった。
神に近づこうと人間たちは天まで届く塔を建てようとした。
神は怒り、言われた
”言葉を乱し、世界をバラバラにしよう”
やがてその街は、バベルと呼ばれた
旧約聖書 創世記11章
「コミュニケーション」をテーマにした映画だと思う。
アメリカとアラブ、富める国と貧しい国、雇用者と労務者、
父と娘、兄と弟、男と女、、、、
様々なシーンで様々な人々が繰り広げる人間模様。
人間の愚かさと不器用さ故に、誤解が誤解を招き、事態は悪い方向へ流れて行く。
重く苦しい作品です。
しかし、最後に差し込む一筋の光。
事態を解決するものは「互いを理解しようとする心」
それこそが重要だと生々しく伝えてくれる。
しかし、
「コミュニケーション」をテーマにしながらも
多くのレビューにある通り、視聴者がそのテーマを理解しきれなかった。
作品のメッセージを伝えきれなかった。
監督と視聴者がコミュニケーションできなかった。
それをも含めて、この作品は「今」私たちが抱える病理を表現していると思う。。。
傑作です!!
賛否が別れそうです
(2008-06-19)
ブラピの作品です。
ブラピ見たさにレンタルしましたが、正直内容はイマイチです。
ひとつの事件がいろんな場所とリンクしていて場面転換します。
正直なところ日本の役所広司と菊地凛子の場面はいらないと思いました。
内容が飛びすぎている印象を受けます。
とにかく全世界で孤独が蔓延しているというようなイメージしか沸かないです。
リアリティがあるのかないのかよくわからないです。
話題作でしたが賛否は別れそうな作品です。
全体的に悲しい
(2008-06-16)
けっこう難解、という評判を知っていて見たので、そこそこイケました。
絡み合っていた事実が、最後集約されてスッキリなにかが解決、という種類の映画ではない。
スリルとかサスペンスを求めて見るとガッカリします。
ひとつの国際的な事件に関わってしまった家族、それぞれの事情を見てゆく、という作品かと思いました。
モロッコ、アメリカ、メキシコ、日本というかけ離れた環境で、それぞれ問題をかかえている人たち。
このレベルになると、人生って選べないなと感じます。
コミュニケーションの不完全さは人間の本質であるということ
(2008-06-09)
世界中に孤独な魂がたくさんあります。それは時には近づき、時には離れ、
それぞれ水の分子のように混ざり合うことなく世界中に漂っています。そして
時が経つと、自然に生まれ消えてゆきます。雨の雫が湖面に落ちたときのよう
に、衝撃が加わると、その衝撃は波紋となり水分子を通して伝わってゆきます。
そのとき、揺れて近づいたり、離れてしまったりします。
一見秩序だっているように見えるこの世界も大きな水の流れがあるだけで、
結局は孤独な水分子という魂の集合体でしかありません。氷になるときれいに
並びますが、動かなくなってしまいます。気体になると更に自由度が増して散
り散りになってしまいます。
微妙なバランスの上に成り立っていて、常に崩壊と生成が繰り返されているよ
うに思います。
冒頭の繰り返される銃声から不安感が煽られ、最後の最後まで不安感に苛まれ
続けました。ラストを迎えても手紙や子供の安否など解決されない不安が残っ
ています。ここで強調されているコミュニケーションの不完全さは悪なのでは
なく、人間の本質だということを見せ付けられたような気がします。
バベルは、一つの「揺れ」を表現したのかもしれません。その波紋が、日本や
アメリカに伝わって行きました。
濃厚な空気の味 子供たちの光と影
(2008-05-25)
モロッコ、メキシコ、日本。
様々な文明の中で、子供達は生きる。
多様な世界も、一本の糸で繋がる。
人の苦悩は、永遠に続く。
菊地凛子は、確かに、素晴しかった。

