アイテム詳細
ヤマハミュージックコミュニケーションズ
グループ:Music
ランキング:20390
価格:¥ 2,399
ポイント:23 pt
発売日:2007-08-08
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http://clubks.com/ksamazon/asin/Blended/B000RO538I/
曲目リスト
1.気球にのって
2.David
3.終りの季節
4.おおきいあい
5.Too Good to be True yanokami version-
6.You Showed Me
7.La La Means I Love You
8.Night Train Home -yanokami version-
9.Full Bloom
10.恋は桃色
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カスタマーレビュー ![]()
レイ・ハラカミはマーカス・ミラーだ
(2007-08-14)
私は矢野ファンなので、まずは矢野側からのアプローチ。ハモンズでの経験から(それを言うならYMO時代から)こういう実験的なエレクトロニカと矢野は非常に合うのは頭では分かっていた。しかし過去の経緯もあるから、ついそれ以上を求めてしまう嫌いがある。それはYMO(今はHASYMOか)でもそう。だが考えてみれば今挙げた人達は皆50代になってしまった。一方でイノヴェーションはやはり若い頭脳から出てくるものだという気持ちがないでもない。だから余り期待し過ぎも禁物だ。
おそるおそる聴いたYanokamiは、しかし驚くほど「自然」。「あれ?今までこういうのはなかったんだっけ?」という位スムーズに入ってくる。この要因はつまり、レイ・ハラカミの作り出すトラックにある。一番いいのは「無理をし過ぎない」事だった。あまり「テクノ!」でない所がポイント高い。聴けば機材はローランドのシンセ1台位しか使っておらず、音もせいぜい8チャンネル位のようだ。このシンプルさが良い。分析できそうで、できない寸止めの所がこの人の技なのだと分かった。レイ・ハラカミ恐るべし。
似たケースはマイルス・デイヴィスの『TUTU』だ。これはマーカス・ミラーがほとんど一人でオケを作ってしまっているが、しかしマーカスも難しい音は避け、マイルスに寄り添う音だった。共通するのはシンプルさ、だ。大御所相手の正しい戦略だ。
最後に矢野。矢野はどーぉんと、拡げた新聞の上で寝そべる猫だ。やはり存在感が凄い。「おおきいあい」は久々に傑出したものではないか。「La La means I love you」はヤマタツのヴァージョンが頭にあったので楽しく聴けた。このユニットの解散を厳禁する。
不思議な浮遊感に包まれるサウンド
(2007-08-14)
yanokamiはまったく新しいバンドだ。yanokamiは矢野顕子の延長でもなく、レイハラカミの延長でもない。このグループは音楽的に共鳴し新しい音を作りたいのでアルバムを作ってみました、という表層的なレベルだけではない。曲はでき次第、yanokamiサイトとmyspaceでアップし、発売前のプロモーションでは全曲、フルコーラスをインターネット経由で自由に聞けるようにしていた。音楽配信会社やあるいはレコード会社中心のプロモーションではなく、それがyanokami自身のバンド活動のスタイルなのである。ベテランと新進気鋭のミュージシャンがそれをやってしまうすごさ。インターネットを敵視するJAS○A○のような近視眼的で前近代的なシステムを鼻でフフンと笑っているようにも思える。そう、yanokamiはインターネット時代における音楽の在り方を実践するための新しいバンドなのだと愚考するのであった。矢野顕子の以前のアルバム「ホントの気持ち」にあったレイハラカミとのコラボ曲の雰囲気を前面に押し出した内容である。選曲はデビュー当時から現在に至るまで幅広く選択し、それをレイハラカミサウンドに仕上げている。レイハラカミの不思議に癒されるサウンドに矢野顕子の声が浮遊感を与える。たとえるなら夏の夜、満天の星空の下、一人プールに浮かんで漂いながら空を眺めるといった感じかな。(筆者は矢野顕子のデビュー以来のファン)
今年の宝物のひとつです
(2007-08-13)
両者の過去の作品のほとんどすべてを知る者としてはいろんな感慨があるのですが、
この計算式(足し算)はもともと相性が良いこともあり、非常に完成度が高いアルバムと
なっています。何はともあれ「無駄なやりすぎがひとつも無い」ところがイイ。
音的には本当に単純な足し算です。でも無駄が無い、邪魔が無いので、そこがベストな
状態に感じられます。両者共にかけた部分のない「1.00」な人なのできちんと「2.00」に
なっている今の状況がうれしい。誰が聞いても矢野顕子とレイハラカミです。
本当はアッコちゃんの新作をたっぷり聴きたいという気持ちもありますが
中途半端なものになるのならまずは今回の方法論で正解だと思います。
でも次回は新作メインがイイナ。
ところでこれは(先入観の無い)海外の人が聞く場合どのような評価なんだろう、と
思いました。どうなんだろう?
少なくともこの組み合わせのような音を出してるグループって今の地球には他にないですよね。
リミックス集以上ではない
(2007-08-08)
矢野さんの作品はほとんど好きだし、レイハラカミさんの作品も大好きだが、このアルバムはわざわざユニット名までつけて制作すべきものだったのか疑問だ。
8割方矢野さんの過去のヒット曲に、レイハラカミさんのトラックをつけ、歌を新録したものだからだ。
それだったら矢野顕子ベストremix by reiharakami みたいな形式でも足りたのではないかと思ってしまう。
二人がユニットを組んだことによる化学変化が感じられないと思うのだ。
別の言い方をすれば、矢野さんのリミックスとして聴けば、相応な内容であると思う。
ライブにも行く予定なので、引き続き活動を見守りたい。
ガチンコ
(2007-08-08)
yanokami。日本の2人の偉大なアーティストに矢野顕子とレイハラカミによるユニット。
この二人の強烈な個性が、どのような音楽を生み出してくるのか大変楽しみにしていました。
ついにアルバムを聴いたわけですが、これは両者の資質を全面に打ち出し、お互いに一歩も引いていないです。まさに正面からぶつかりあった感じ。そもそも矢野顕子のボーカルというのは、楽器的な歌唱法でもあるわけで、一方レイハラカミは歌うエレクトロニカとも称されていて、その両者がぶつかりあっているわけですから、全部歌とも取れるし、全部インストともとれる、そんなイメージを感じさせるアルバムになっています。僕は、どちらかが主導権を握りアンビエント的、もしくは現代音楽的なものになるのではと思っていたので、これは予想外でした。
そして、他者では不可能なこの二人だから生み出せる音楽に確かになっていると思います。ただあまりにも両者の個性が強烈なので、聴く方は多少疲れました。例えば、M3「終わりの季節」は、レイハラカミ自身のアルバムで本人も歌っていたけど、聴きやすさとしては、朴訥とした素人ぽいレイハラカミの歌声のがフィットしているように思いました。そういう観点から言うと、本作では、矢野顕子のピアノがハラカミの音に絡んでくる感じはとても心地よかったですね。
まあ、いづれにせよ聴きモノではあると思います。

