アイテム詳細
ユニバーサル ミュージック クラシック
グループ:DVD
ランキング:22392
価格:¥ 2,940
発売日:2005-06-29
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英国ロイヤル・オペラ グノー:歌劇《ロメオとジュリエット》全曲
カスタマーレビュー ![]()
非常に好感が持てる演出。
(2006-06-16)
まず値段に注目。この安さでこのクオリティはそうない。
ネモリーノをロベルト=アラーニャ、アディーナをアンジェラ=ゲオルギューという豪華夫婦(当時)キャスト。この二人の歌声の前には僕の意見など何の意味も成さないだろうから何も言うまい。
この作品、位置づけとしては「喜劇」だが、ネモリーノの立場からすれば八割方悲劇で最後だけ喜劇と言った所か。私に言わせれば、世の多くの男性が体験するほろ苦い「片想い」と言うものを色彩豊かに(だから喜劇的なんですね。セピア色だとほんとの悲劇になってしまう)描いたのが本作品なのだ。
特に、それまで気弱なネモリーノが、求め続けたひとの愛を得るために、自分の生涯の自由を金で売る際の決意に満ちた演技には心を打たれずにはいられない。
この上なく理想的な『愛の妙薬』上演
(2003-03-07)
現在、このオペラのDVDは他にも数種類は出ているはずですが、絶対にこの盤が一番のお勧めです。とにかく主役二人の演技が絶妙ですし、いかにもこの喜劇にふさわしい楽しい舞台演出の数々や、軽妙にしてかつ充分に情熱的なオーケストラ伴奏など、このオペラの理想的な舞台であるといって過言ではないでしょう。これまで私が観たことのある数々のオペラDVDの中でも、最も皆さんにお勧めしたいもののひとつです。
ところで、このオペラは、確かに典型的な喜劇であるには違いないのですが、この作品のことを「ほのぼのとした」とか「ほほえましい」などど形容している評論には、私はあまり賛成できかねます。少なくとも、このディスクにおけるアラーニャらの歌唱と演技を観ている限り、これは真剣で崇高な愛の物語であり、たとえばモーツァルトの喜劇的諸作品などにおけるのと同様、笑いの中に真実があり、一途な情熱とほろ苦い涙とが感じられます。劇中、ストーリーの重要な複線として、『トリスタンとイゾルデ』の伝説について語られる点も、私たちとしては例のワーグナーの壮絶な悲劇的作品を思い起こさざるを得ず、この作品により一層の深みを与えているといえるかもしれません。

