佐藤浩市関連グッズ特集

アイテム詳細

梁 石日

解放出版社

グループ:Book

ランキング:50227

価格:¥ 1,890

ポイント:18 pt

発売日:2002-11

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子どもは無条件の愛で包まれるべき存在なのではないのですか?  (2007-01-09)
幼児売春や臓器売買のことは知識として知っていたが、その実情はあまりにも酷いものだった。もちろん、本書は完全なフィクションである。だが、ここに描かれている惨状が醜く強調された絵空事だとは思えない。これは信じたくはないが、現実に起こっていることなのだ。
この問題は、おそらくとても根が深い。貧困だけでなく、政治、思想、宗教までもが絡んでくる。この悲惨な現状を阻止しようと地道な活動を広げているボランティア団体の活躍も空しく、闇の組織に一矢を報いることもできない。
子どもたちは身を守る術もなく、蹂躙の運命に呑み込まれてゆく。読んでいて涙が止まらなかった。八歳で売られたヤイルーンとその妹センフーの悲惨な運命には憤りで胸が苦しくなった。この姉妹は、いったいなんのためにこの世に生を受けたのか。
本書は確かに問題作である。読み通すには、限りない忍耐と痛みに耐えなければならない。
梁石日の筆は、いつになく性急だ。本書の内容ゆえのことだろうか?少し違和感があった。
しかし、それだからこそ鬼気迫る筆勢に圧倒されたのも事実だ。
もう一度言おう。本書は問題作だ。
あらゆる意味でこれほど絶望感を与える本もないのではないだろうか。
子どもは無条件に守られる存在である。子どもは庇護を必要とする存在である。子どもは無条件の愛で包まれるべき存在である。すべての人に問いかけたい。そうではないのですか?

小説、いやノンフィクションだ  (2005-06-09)
世の中には、小説の形をとったノンフィクションの作品がたくさんあります。

これも、その一冊といえると思いますが、だからこそ「世の中の現実」がリアルに見えてくるような気がしました。

「苦痛は高いところから低いところに流れる」とは、だれが言った言葉か忘れましたが、悲しくもそんな悲惨な現実がまだこの地球上には存在する、それを実感した一冊です。

幼児性愛者の実態がわかります  (2005-06-08)
幼児売買春、臓器売買など、他山の石のように思っていましたが、リアルで残酷な実態を突きつけられ、改めて、日本の豊かさや平和を実感した次第です。ベトファイルの実情が余すことなく描かれており、興味・関心がある方は、ぜひ、一読する価値のある本だと思います。また著者の梁氏の、いつもながらに人間の暗部を真正面から描く手法に、ついつい引き込まれてしまう一冊でした。

重いのに軽い  (2004-01-28)
幼児売買、幼児売買春、幼児臓器売買…唾棄すべき重いテーマであるにもかかわらずなぜか軽く感じてしまうのは、このテーマを小説という手法で表現したからだろうか。
もしも実ルポならそこまで表現できないだろう究極の秘部も、小説だからフィクションとして表現してしまえる。それで逆に想像力の余地も残さずの状態に。

あくまでもフィクションとして表現したかったのならば、登場人物それぞれに、もっと気持ちが添いたくなるようなふくらみが欲しい。

ところで、「現代老後の基礎知識(新潮新書)」では、『タイでリッチに老後を』案も提示されていたが、この「闇の子供たち」の実態の上に成り立つ老後など許されはしない。

悲しい現実を直視しています  (2004-01-25)
かなり評判になっていた本書をやっと手に入れて読んでみました。
貧困や暴力、差別など世界中にはこんなにあるんだな、と
改めて実感させられました。
本書に登場する子供たちに比べれば、日本の子供はなんて恵まれて
いるのでしょうか?
中学生や高校生の方にもぜひ読んで欲しいと思います。

途中、冗長な部分があり星は4個にしましたが、子供たちの悲惨さを
あますところなく表現している作者の表現力には脱帽しました。
読んでいて、思わず手が震えるほどのおぞましさと言ってよいでしょうか?
平和な日本で暮らす子供たちや、親たちに読んで欲しい作品だと思います。

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