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幻冬舎
グループ:Book
ランキング:84421
価格:¥ 680
ポイント:6 pt
発売日:2003-04
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カスタマーレビュー ![]()
丁寧に描きこまれた大作
(2005-12-08)
上巻がよく、中巻で更によく、下巻で少しダレたように思う。柏木をめぐるストーリーは前半でほぼ完結しているのに、駄目押しのようにわかりきったことを描写しすぎていて、やや疲れた。うまく省略すれば、もっとスピード感が増したろうに。反面、丁寧に描きこまれた作品だとも言える。
牧場と純愛と出生の秘密と殺人事件と復讐、というエンターテイメント要素てんこ盛りの良くできた作品だった。長く楽しませてもらった。ありがとう。
一気に読みました
(2004-06-03)
ボリュームがあったけど、上中下と三冊一気に読み終えました。
大切な人に裏切られた柏木と、最近妻と別れた自分を少し重ねつつ読んでいたのですが、復讐って多分、誰の為にもならないんですよね。復讐を達成しても、そこには失望しか残らないんだろうな。
人を恨む気持ちって、多くの人が感じたことがあると思いますが、それはマイナスにしかならないんだと思います。
それなら、その気持ちを、見返してやろう、今よりもっと素晴らしい自分になろうって、プラスの力に変えないといけないんですよね。
生きていく上で理不尽に思うことも沢山ある。それでも人のせいにしないで、身から出た錆だと思って、自分を磨いていきたいと思います。
読み物として、おもしろかったです!!
(2004-03-09)
読みましたよ。じっくり、上中下。
下の三分の二まで、主人公の柏木と言う人に
魅力を感じてました。面白く読ませてもらいました!!
でも、私、最期このパターンの話って、がっくりくる
のです。
なんだ、やっぱり、勝手な人なんだなって、ちょっと残念。
否定はしませんが最期の最期に、あらら????なにこれ?って・・
友達が純愛だと言ってましたが、違うと思います。
亜木子って、そんなにいい女か?信念も貫けず、自分で切り開こう
とせず、男のおかげで生きて、でもその男を裏切る結果になってる。
特に未央さんのこと、ものすごい裏切りですよ。
この代議士さん、あんまり好きな人間じゃないけど、この人、相当ショックだったと思うよ。
妻としても、母としても、そして最期には人間としても二流
じゃん?亜木子って。。。
ただ見た目がちょっと綺麗だっただけじゃん?って。。。
柏木が死んだら俺も死ぬ、って言ってた彼はどうしたの?
英子って人との関係はどうだったの?奈緒子さんのことは
どうしたの?
自分で自分を精算するつもりの葦だったのでしょうが、
最期にそれやっちゃったら、全然精算できてないって。。。
ま、話としては、最期こうするしかなかったのでしょうけどね。
だけど、結末以外は、読み物としてはおもしろかったです。
楽しませてもらいました。
意外な結末に思わず涙
(2004-02-13)
(中巻のレビューの続き)
証拠固めの段階に入った桑田の捜査も、柏木が成し遂げようとする計画も、時間との戦いになる。そして、一馬と柏木の腹心・児玉の動向が大きな鍵を握り、先の見えない展開となる。桑田の執念は実るのか。そして柏木が成し遂げようとしたことは…。
上巻を読み始めた頃は、ハードボイルドと思っていた作品なのだが、エピローグは完全な純愛小説である。それも愚直なまでの純愛と言っていいと思う。あまりにも意外な展開に、不覚にも涙が…。そして、やり切れなさの残る余韻が何時までも尾を引く。近年まれに見るすばらしく質の高い作品である。
一気に読める作品
(2004-02-06)
上巻の絡まった人間関係が一気に露呈するので一気に読める。
柏木と及川の関係。及川の思い。一馬、未央、亜木子それぞれの柏木を中心にした人間関係。
柏木を追い詰める刑事・桑田と柏木が交互に描かれる。
柏木の心情は現在進行形で読めるのだが、桑田の捜査が柏木に関わること以外は全て捜査会議での報告になっているので、説明文をずっと読んでいるようでちょっとつらかった。
柏木、及川、一馬、未央、亜木子の想いを直接読んでしまっているために、桑田の想像がちょっと的外れのような気がして歯がゆかった。
ラストが柏木と桑田のシーンで後が全て、その後・・・として描かれているのが残念。
もうここまできたら桑田と柏木の決着よりも、柏木の「傷ついた葦」としての決着のつけ方をきっちり読ませて欲しかった。

