佐藤浩市関連グッズ特集

アイテム詳細

須田 京介

須田京介

グループ:Book

ランキング:340408

価格:¥ 840

ポイント:8 pt

発売日:2008-02

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カスタマーレビュー

金果てぬ???  (2008-05-11)
七宮神社を守護した北風家、生田裔神八社と北斗七星、石上神宮の七支刀の意味するもの、太一と伊勢神宮 等、星辰信仰・古代史の手がかりとなるほど古い伝説を有する北風家。
たぶん子孫の方と思うのだが、麻耶山天上寺の大檀那や、NHK放映のプロジェクトXに出演していたJR六甲道駅前の書店の社長など、未だに現代の北風さんたちは健在で、その長い歴史が偲ばれる。
刀を挿して商売をし、江戸幕府に帯刀の詮議を受けた時も、新興勢力が何を言うかと笑い飛ばしたらしい。当主の出で立ちが到底商人には見えない家に、正造という勤王志士が婿入りしたのも当然というべきか・・・。
この異常なほどの誇り高い家風(公共心?)と、正造の勤王思想がマッチしたことがこの本の見どころである。紀州家が借財を申し入れた時も、『北風は金貸しではございません』と、にべもなく断られ、母方の有栖川宮家の縁で、一橋慶喜が直々に正造を説得に来た事件などは、背景を知っていると痛快である。
没落後、北風正造の菩提寺である能福寺にしか、当時を窺い知ることの出来るものが残されていないが、JR神戸駅前に銅像が建っていてもおかしくない人である。もっと地元の偉人を大切にすべきではないだろうか。

どうだろう  (2008-03-07)
北風正造はメジャーではないものの、姫路城を戦火から救ったり、
財産を全部維新の資金につぎ込んだりといった豪胆な男として
興味を持っていただけに、この本の発刊を知って飛びつくように買ってしまった。

しかしどうだろう。
のっけから「ならず者に囲まれる若い町娘、危機一髪でそれを救う青年剣士」という、
今日び三文時代劇でも使われないシチュエーションに絶句した。

以後のストーリーも、正造のたどる生涯は完全なホームドラマ仕立てで、
正造の誕生前に死んでるはずの工楽松右衛門が登場するなど時代考証もいい加減。
北風家や北前船の解説も「北風遺事」や「菜の花の沖」から単純にコピペしただけ。

北風正造をまったく知らない人にはいい機会になるのかもしれないが、
ともかく歴史小説としてもホームドラマとしても中途半端で、正直がっかり。

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