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集英社
グループ:Book
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カスタマーレビュー ![]()
何十年ぶり?
(2008-01-18)
確か小学生?の時に大好きだった漫画で最近まで忘れてましたが、今頃のだめカンタービレにはまり、そういえばとショパンと思い出しました。音楽漫画の先駆けの様な気がします。紙面からピアノの音が聞こえるような迫力があるし、何よりきしんちゃん大好きです。
愛と憎しみの行方
(2006-04-27)
ショパンのファンなのでこのマンガ作品を買いました。このような動機で買われると少々見当はずれかもしれません。きしんちゃんのお母さんがあまりにも憎しみが強い女性として描かれているので残念です。彼女はどんなピアノ音楽の芸術観をもっていたのか興味があります。芸術家ではありませんが、同じく好きな男の人と結ばれなかった妻を描いている大島弓子の「夏の終わりのト短調」と読み比べると、憎しみがいかに回復できないすさまじい破壊力をもってしまうかを思わせられます(テロや戦争も憎しみが深いとなかなか解決に向かえませんね)。きしんちゃんのお母さんと「ト短調」の蔦子おばさんの結末の違いがそれを物語っていると思います。後で出てくる愛子さんと夫との関係はこの作品のもっとも優れた清涼剤でしょう。
すぐれた演奏家教養“小説”
(2006-03-30)
現在「のだめカンタービレ」や「ピアノの森」というすぐれたクラシック演奏家についてのコミックがベストセラー
になっているが、これはそれらの先駆となるだけでなく、主人公の演奏家及び人間としての成長を描いた見事な教養“小説”
となっている。あまりに少女漫画的な題名であるために、筆者は買う時にやや恥ずかしい思いがあったが、
内容は音楽を演奏すること、それに感動することを実に共感を持って描いており、味わい深いものがある。
作者はそれまで基本的にロックのファンだったそうだが、実に良くここで出てくるクラシックの音楽を調べていると思う。
それは所々に出てくる演奏のシーンが実に魅力的である所によく現れていて、主人公が初めてラフマニノフの
ピアノ協奏曲と正面から向き合う瞬間、その演奏会のシーン等感動を持って描かれており、見所が多い。
作者はこの第3巻のあとがきで、ピアニストの宮沢明子の文章、演奏にふれ、こういうクラシックもあるのかと
感電したようなショックを受け、それまでロックばかりだった音楽が、その時一変し、部屋で流していた音楽が
ラフマニノフやショパンになった、と述懐していたが、正にその感動の思いが作品によく現れていると思う。
ピアノの音が聞こえてくる
(2003-03-06)
まだ小学生になるかならないかの頃、ピアノ教室の待合室にこのマンガが置いてありました。毎週毎週、お稽古に通うのが楽しみだったのはズバリ、「いつもポケットにショパンの続きが読みたかった」からになりません。
これからこの作品を読む方、あなたはしあわせです。20年以上前に私が味わった深い感動を、あなたはまだこれから経験できるからです。
読み返す為にこの本を買う方、きっとまた違う視点から読めることでしょう。
子供時代の私は、主人公の麻子に自己投影していました。でも今は、昔まったく理解できなかったきしんちゃんのおかあさんの気持ちがよく分かる。。。
懐かしさと共に、時の移ろいを教えてくれる本です。

