東京国際映画祭「壬生義士伝」レポートアップ

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東京国際映画祭「壬生義士伝」レポートアップ

2002年11月4日に行われた、東京国際映画祭「壬生義士伝」舞台挨拶のレポートをアップしました。
お楽しみくださいませ。

 

ClubK.S内「壬生義士伝」特設サイト「壬生義士伝概論」内にUP

 

こちらです。
2002年第15回東京国際映画祭レポート

レポートBYまるまる

 

来年まで観ることはできないと思っていた、「壬生義士伝」が年内に
しかも、「東京国際映画祭 クロージング作品」としてお披露目されると
知って、最初は素直に嬉しかった私ですが、チケットの入手が結構困難でした。
(浩市氏の前回の東京国際映画祭参加作品は「あ、春」でしたがその際は
ふつーにチケットは買えました。)
なにしろ、一般販売の他に
●504iユーザー限定の先行抽選販売(兼 世界初電子チケット導入実験)
●iモードユーザー限定先行抽選販売
●チケットぴあスーパーリザーブシート
・・・となんだかいろいろあってタイヘンそう。
その上、クロージングとかオープニング作品は数分でチケット
売り切れるとかいうウワサも聞いて、ど、どうしよう!と気はあせる。

 

・・・で、わたしは浩市氏の為に(?)、504iユーザーになる!という道を選択。
しょっぱなの先行抽選で見事電子チケットをゲットしました。
これでハズレだったら笑えないですが。
チケットゲットできりゃーこっちのもんだ!ってことで。
(あと、一人で行くのもさびしーし、とか思いつつヤフオクでもチケット落札してた私。)
自分もヤフオクでチケット入手したんであんまり言えませんが、
事前の入手の困難さは一体!?(一般販売の電話全然つながんなかったらしいし。)
と非常に謎なくらい、ヤフオクにチケットが流出してた気が・・・。

 

でもって、映画祭当日。
朝10時渋谷集合!ってことで、並ぶ。
思いっきり先頭集団(笑)。
浩市ファンは指定席狙いの大人が多いから朝っぱらから
並んだりしないんだよ、という結論に落ち着く。
・・・指定席のチケットを持ってるくせに先頭に並んでる私って一体(笑)。
でもこういうお祭りのときは並ぶのもコミだし!
こう待ってる時間も楽しいって言うかさ!
そんな感じ!
寒さはそれほどキツくはなくて、助かりました。
真冬!?って感じの防寒対策してたし。

 

並びながら当番制でお昼ご飯も食べて、午後になると道路の向こう側にも
ちらちら人が見えるようになりました。(入り待ち?)
オーチャードホールの前には、赤絨毯の準備などもされていて、
どうもクロージングセレモニーの前に、あの赤絨毯のところから
舞台挨拶のメンバーが入場したりするんじゃなかろうかという
予想をしていたため、自由席のメンバーがそろそろ場内入場?という
頃に指定席の私は、道路の向こう側の入り待ちの人々の中に潜入。
(まりもさんが目撃した「野次馬」の中にまさに私おりました!
ううう、さりげなく報道陣みたいな顔して向こうに行っちゃえばよかった?)

 

待つことしばし、まずは審査員の方々が到着し、次が「壬生義士伝」ご一行様!
車から降り立つ浩市氏は和服姿!そしてヒゲ!
なぜか「ヒゲ!生えてるよ〜ヒゲ!」と見たままを口に出すワタシ。(あと「かっこいいー」とか
動くたびにいまさらながら感動してみる。いやー何度生で見てもああっ今日もカッコいいなあ!
と言いながらツッコミどころを探してしまう私・・・。)

 

ご一行様は報道陣の前でしばし写真撮影した後場内に入場。
それを見送って、私も中へ。
電子チケットなので、ノートパソコンに向かってぴっ!っと赤外線通信して
「入場OK」の確認がとれたら入る、という形式。
おお、なんだか新しい!

 

お目当ての「壬生義士伝」の前に今回はクロージングセレモニーが。
セレモニーの後に休憩が入り、そのとき設置しておいたチャットページに
携帯電話からログイン。
「もうすぐ舞台挨拶です!」とひとこと書き逃げ。

 

舞台挨拶では、結構後ろのほうの席だったので肉眼では浩市氏の表情まで
見るのは難しかったのですが、浩市氏の立ち位置はセンターマイクの真後ろだったため
後ろの大きなスクリーンに挨拶している方々の後ろで上向いたり下向いたり
うなずいたり、笑ったり、いろいろやってる浩市氏が常時うつっているという状態。
しっかり堪能。

 

国際映画祭、ということで、日本語で挨拶したあと、通訳が入るという形式
だったのですが、浩市氏は相当長めに喋り、終わったあとで

 

「・・・長かったですね?」

 

とひとこと。

 

「(言ってる事が)難しいよ!」

 

すかさず中井さんの突っ込みが。
よっ!ゴールデンコンビ!
って合いの手を入れるところでした。ココ(笑)。
(浩市氏が喋ってる間に、通訳の方と中井さんたちが
おいおい、訳すの大変じゃないの?とアイコンタクトとってたりした・・・)
殺陣はもう達人って感じですか?といわれると

 

「文芸役者ですから・・・」(←謙遜?場内大受け。それ違うだろ!という意味だと思う!)

 

と新事実が!いつから!っていうか文芸役者ってなに?
浩市氏は舞台挨拶のときにいきなり劇団員に
なったり文芸役者になったりするからビックリです。
ついでに、翌日には「魔界転生」の製作発表でやっぱり
一番殺陣がタイヘンで後悔してますと仰っている浩市氏。
・・・文芸役者・・・というよりアクション系?の役が続いている
気もしますが・・・。ヒカリーマンだし(関係ない。)

 

そんなこんなで、「壬生義士伝」のお披露目へと続きます。
この上映2週間前に完成したそうで、字幕入れたり大変だったの
ではないかなーと思われるのですが、ほんと、素晴らしい作品でした。
原作では、吉村貫一郎について、いろんな人が想い出を語る
というような形式になっていますが(後半は斎藤一が語るのが
メイン?ゴメンナサイ、前半しか読んでないのです・・・)
映画では、斎藤一(浩市氏)の回想という形式になってます。
原作で描かれている細かいエピソードは結構割愛されていて、
時代の流れに沿った話展開になってる感じ。
映画の冒頭で浩市氏の「特殊メイク」も披露されます。

 

・・・もうねー。とにかく号泣。特に後半かなあ。
中井貴一さんに散々泣かされた!ってかんじです。
あと、息子役の藤間宇宙君と伊藤淳史君の
切ないやり取りにも・・・。(チビノリダー大きくなったなあって違うだろー!)
藤間君は、高崎映画祭の授賞パーティーで生で拝見したことがあるのですが
すんごいカワイイなーって印象があって。
また「壬生義士伝」で観る事ができてなんだか親のような気分に。

 

とにかく。涙止まんないんですよ〜。
こんなに映画館で泣いたのははじめてかもしれないです。
涙ポロリどころでは有りません。劇場じゃなかったら「えーん」って
コドモみたいな泣き方してしまいそうでした。
私はかなり涙腺弱い方なんですが。
周囲からも「ぐすぐす」っという泣いてる雰囲気が伝わってきて
それに刺激されて涙腺開きっぱなし。
タオル必須です。

 

真鍋さんチェックも意識してみてたんですが、発見できず。
でも、クレジットで「官軍隊長 真鍋尚晃」ってしっかり名前載ってたので
出てるはず!でも顔うつってないんじゃないか!?
官軍隊長ってことは多分あのシーンなんだけど・・・。声はすれども姿は見えず?
これは来年、公開初日での宿題です(笑)。

 

そんなわけで、毎度長文失礼いたしました。
次回は初日舞台挨拶レポートかな!?ってことで、お楽しみに!
まるまるでしたー。