New York Univ Pr
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カスタマーレビュー ![]()
客観的な描写に好感が持てる
(2004-11-11)
「産まない」時代、というタイトルは何だかなあ、と思いますが、女性の多様な価値観と幸せを、客観的な目で描いた良書だと思います。
特に、どちらのサイド(子産み賛成・反対)を擁護するにかかわらず、自分と異なる価値観を有する人を感情的に否定したり、決め付けたりする本も多い中、どちらのサイドも否定せずに、ただ淡々と女性の一つの生き方をレポートする姿勢に好感が持てます。
少子化が社会問題になっている中、女性の社会進出を叩く動きが顕著になってきている現在こそ、多くの人が敢えてこういった本を読んで、まず異なる価値観を有する人を受け入れることからはじめれば、もっと世の中が正しい方向に動いていくのではないか、そんな気がします。
産まない決心は後悔しない
(2004-07-11)
「あなたも子供だった頃がある」「あなただって産んで貰わなければこの世に存在しない」しかし親として自覚のない親に育てられた為に、それが心の傷になったり、同じ子供にいわれのない苛めを受けた為に幸福な子供時代を過ごせなかった者もいる。私は自分が子供の頃から大人になっても子供だけは産まない、と決めて生きてきた。産まないのがエゴなら産むのもエゴだ、とこの本にはある。親が子供を選べないように子供も親を選べない。自分は望まれて生まれてきたのではないという確信の中で生きてきて、そしてまた自分が子供を産むというのは同じ罪を繰り返す事にもなるような気がする。だから産まない選択をした自分を私は決して後悔しない。女は全て子供を産むべき、産むのが幸せという生き方を押し付けられるのは真っ平御免だ。産む事が不幸になると思っている女もいるのだから。
産まない=産みたくないか?
(2004-05-31)
この本の内容はとてもなまなましい。それは沢山のインタビューから構成されているからか?しかしそのなまなましさは、決して不快なものではない。
子供のいない50歳代の女性として、果たして私は産まない時代の女性だったかと問われれば、私は産みたくない女性であって、時代性はあまり関係がいかもしれない。ただし私の周辺には同世代で、子供のいない女性はやまほどいる。となると、やはり時代ということばが入っても不自然ではないのか?
この本はそんな私にやさしく問いかける。「後悔はないか?」私はこの本に、やさしくこたえる。「後悔がないわけじゃない。でもいったん後悔したら、涙を流すよりするすべがない。」
私の本音を、この本は真正面からきちんと聞いてくれる。
真正面からしっかり肩を抱いてくれる。 以上
やっと見つけた。
(2004-04-10)
出産・育児の本、それから不妊の本は山ほどありますが、自ら「産まない」と決めた女性のための本は、皆無です。すぐ「負け犬」とか言われてしまうし。
少子化が問題になっていますが、それも「女性はほんとうは子どもが欲しい」「産むべきだ」ということが前提で、社会的条件が整わないから産めないだけだ、ということになる。「産みたくない」、意思として「産まない」女性について、語られることはないような気がします。
イギリス女性の話ですが、日本の女性達のインタビューもあったらいいのにと思いました。チャイルドフリーという言い方も、前向きでいいと思います。
私じしん、「産まなかった」女ですが、第3章の「決断」のところなど、産まないことを決断するまでの内容など身につまされました。しかし女性たちの生き方に励まされます。
女性の生き方はかくも多様になっている。勝ち負けではありません。
やっと見つけた。
(2004-04-10)
結婚すると矢のように飛んでくる「子どもはまだ?」の声。
欲しくない、とはとても言えない。女性が子どもが欲しいのは当たり前ということになっているから。
なんとなく年齢がくるまで、決断は保留状態にしてしまうけど、この本では、なんと子宮をとってしまったり、不妊手術をしている人が多いから驚く。それでも悩んだり迷ったりは同じ。
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