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多機能orコンパクト タイプで選ぶ 抱っこひも特集:ベルーナたまひよの内祝い

アイテム詳細

Paul Muolo
Padilla Mathew

John Wiley & Sons Inc

グループ:Book

ランキング:577

価格:¥ 2,406

発売日:2008-07-08

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http://clubks.com/baby/asin/ForeignBooks/0470292776/

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カスタマーレビュー

規制緩和というのは「門番不在」ってことなのか  (2008-08-14)
金融関係者の方はrecluseさんのレビューをお読み下さい。素人向けのレビューです。この本は二重構造になっています。素人向けにキャラの立つパーソナリティを中心に据えた現場視点からの業界サーガが語られます。その部分は金融知識がなくとも、社会の変遷と業界の発展を背景とした人生ドラマのように読めます。しかしその真横で展開するモーゲージ市場の話は複雑で目が回ります。
私はサブプライム問題勃発まで「equity」が「住宅含み益」という意味を持つことを知りませんでした。「second lien」やら「REIT」やら説明を読んでも脈絡としてどんな意味を持つのか理解出来ず、「話が見えない」状態にしばしば陥ります。巻末の用語説明を舐めるように読んでも分からない。取り合えず、ファニーメイ、フレディマック、MBS、ABS、SIV、CDOあたりの頻出語は中味は知らずとも認識している、くらいの予備知識は欲しい本です。
という訳で、素人の感想は、「これはエリート投資銀行バブルの話かしらん?」と。格付けが高くて利回りが良いなんて商品を差し出されて「臭い話」と思わずに方々の投資家が買いに走ったのは提供者がいわゆる名門投資銀行だったからなんですかね。米銀にはそういう魔法の杖(金融テク)があるという「信用」の下支えがあったからなのか。そして何故に本書で語られるような野放図なイージークレディットが可能なのか。FEDが金利を下げたくらいでこういう事態が生じるものなんでしょうか。どんな化学反応がシステム内で生じていたのか。複雑さと壮大さと謎めいた現象に頭がグルグル。
カントリーワイドのモッツィーロ氏がサブプライム危機後に「I didn't realize that they didn't know what they were doing」と語る言葉が重いです。「they」というのはウォールストリートの名門投資銀行のこと。「ちっぽけな人間に可能な限りの浅知恵を駆使して汚い商売をして、一時はお金持ちになって我が世の春だったけれど、つひに神様が怒りました」という学齢前の子供にさえ通じるだろう万古不易の教訓に満ちた米系投資銀行栄華物語でした。

どの社会もその社会なりに腐敗しています  (2008-08-01)
他の様々な類書とは異なり、この作品は徹頭徹尾、サブプライムの現場のドキュメンタリに徹しています。著者は誰をもスケープゴートとして声高に批判することはありません。中心となるのはいわゆるサブプライム群像です。そしてそこにはSL危機から面々とつながる人的係累が指摘されます。本作品の狂言回しは、country wide financialのceoのangelo moziloです。そして著者の筆致はあくまでもmoziloに対してsympatheticです。mozilo自身がmr. mortgage bueinessともいうべき人物で、このビジネスの変転を40年にわたって身をもって体験してきた極めつけのヴェテランです。その彼をもってしても今回の変転を予想できずに、サブプライムという実質的には「略奪的貸付」に手を染めて最後は敗者として退場していくことになります。ここで描かれるのはサブプライムの余りにもアメリカ的な現場です。そこでは、規制から逃れたノンバンクがローンブローカーを使い、投資銀行からのwarehhousing credit lineで、この市場でoverkillを実現してしまう姿が見事に描かれます。投資銀行の行動は想像通り、費用を極限まで押さえ、業務のかなりの部分をoutsourceしますが、結果は現在価値ベースでの収益の極大化です。そしてもたらされたのが、皮肉なことに、「市場」の消滅です。CDO市場の現状はその成れの果てです。本書で糾弾されることがないのは、アメリカという社会の病理です。どうしてここまで極端に走ってしまうのでしょうか。その極端をもたらす、社会の仕組みが批判と考察の対象にあげられることはありません。そこがこの作品の限界です。

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