Doubleday
グループ:Book
ランキング:140891
価格:¥ 2,692
発売日:2003-03-25
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カスタマーレビュー ![]()
Power Failure: The Inside Story of the Collapse of Enron
(2003-05-07)
企業経営におけるコーポレート・ガバナンスは極めて重要なのである。しかし、難しい。かくあるべし、という書物から学ぼうとしても、なかなかそうはいかない。困難ばかりにぶち当たる。
むしろ、かくあってはならない。絶対にならない。さもないと会社だけでなく、個人としても破滅を迎える。そのことを心底学ぶうえで、この一冊は欠かせない。
内部告発者であったワトキンス氏と、エンロン社の地元であるヒューストンの新聞社のライターとのコンビは、極めて高い質、そして確かな事実検証に基づく、かくあってはならないというケース・スタディとなる一冊を世に残した。
取締役会と執行幹部との関係。CEOとCFOとの関係。経営陣と監査法人、顧問法律事務所との関係。そして、極端に高額のボーナス。巨額???ディールとそのディール額にリンクしたボーナスに釣られて、最優秀のビジネスパーソンたちが策を巡らし、暴走する。
このような一冊が残るあたりに、アメリカの企業社会の健全さを敢えて見て取るのは強引だろうか。
いち早く邦訳が出され、そして、多くの企業経営に携わる人々が、そこから学ぶべきを学ぶという状況が、日本にも現出してほしいものだと思う。
企業は公器である。
当たり前過ぎるが、この本を一読した後で、たどり着くのはこのあたりである。そこから企業の在り方を設計しなおすということなのだ。多分。




