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多機能orコンパクト タイプで選ぶ 抱っこひも特集:ベルーナたまひよの内祝い

アイテム詳細


東宝

グループ:DVD

ランキング:2169

価格:¥ 3,317

発売日:2008-07-11

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http://clubks.com/baby/asin/DVD/B001AIRW7U/

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カスタマーレビュー

正義とエゴ、生と死  (2008-08-30)
憎いナチスに加担することで自らの命を守るのか
それとも自らの正義を貫くのか

物語の大筋としてはこのような感じだが、作中のユダヤ人のほとんど全員が前者を選択(本当に選択したのかは分からないが)する中、印刷技師ブルガーは後者の道をとった。やがてその態度は仲間の命を危険にさらすことにもなるが、本当に彼のとった態度は「正義」であったのか?もちろん、反ナチスの広告を配っていたことでつかまり、妻をアウシュビッツで殺された彼にとっては、ナチスは紛れもない悪であり、自らは正義であったに違いない。しかし、その一貫した正義の心は、周りの者からしてみれば自らをも巻き込みかねない厄介なもの程度にしかうつらない。そうなったとき、正義は正義ではなく、ただのエゴイズムに変わってしまうのだろう。それぞれの人の立場によって正義などいかなる形にも姿を変えるものだが、自分の信じたものがそのような見方をされるとは、何とも皮肉なものである。
ただ、結果的にブルガーの態度がドイツ敗戦に間接的な影響を及ぼしたわけだが、彼が最後に流した涙はやはり生きていることへの喜びを表していたのだろう。自らの正義を主張し続けた彼だったが、やはり心の中では生と死との間で葛藤があったのだと思う。
そして、この作品の主人公である贋札造りのプロ・サリーもそうだ。ただ彼の場合は、ブルガーと違って正義とエゴの違いを理解していた。彼がブルガーのような正義をもっていたことは、ナチスの少佐を攻撃したことや、カジノで贋札を狂ったように使ったことからも明白だが、そうした違いがあったのだ。

正義とエゴの違い、生と死の葛藤などをうまく描いた秀作であると思う。

マルコヴィクスという名前を覚えておこう  (2008-08-28)
ナチスの強制収容所が舞台だから、極限状況の中で人はどう振る舞うかというドラマになるのはある意味常套的。ただこの極限状況にいるという事態を自分たちが認識するまでの課程がちょっとかわっている。

当初、主人公たちは、自分たちが作った偽札がばれなかったことを知らされて大喜びする。この時点で彼らには自分たちの行為がナチスへの協力だとは気づいていないし、見ている方も、「偽札が気づかれなくてよかった」と思う。しかし彼らは徐々に偽札がばれなかったということはナチスのために働くということだと気づいていく。これに対して彼らは密かなサボタージュでナチスへの協力という負い目をぬぐおうとする。しかしナチスの責任者はサボタージュに気づく。

殺されてもナチスへ協力するのはいやだというか、それとも自分が生きるためにはそれも仕方がないと考えるか。

殺されても協力しないとつっぱるブルガーの造型はやや平板。主人公のソロヴィッチは贋金作りの犯罪者でありながら、自分の立場に対する苦悩やロシアから連れてこられた若いユダヤ人への友愛をうまく表していた。カール・マルコヴィクスというオーストリアの俳優らしいが、顔立ちもなかなか魅力的だった。

この手の映画はナチス側をどう描くか、どれぐらい陰影のある人物を登場させられるかという点も重要だと思う。この意味では本作のヘルツォークというナチ高官の造型はいまひとつと感じた。自分のナチスの一員として、あるいは子供を持つ親としての立場をあからさまに台詞で説明してしまうのは、当時のドイツ人の自己弁護のように感じてしまうのだが。。。

音楽の使い分け方がウマい!  (2008-07-24)
この作品はナチスドイツ政権下で行われた史上最大の紙幣偽造事件を描いたもので、ベルンハルト作戦と呼ばれ、有能なユダヤ人技術者達がその作戦に従事させられていました。
ナチスの目的は大量に偽造したポンドをイギリスにばらまき、経済を破綻させることでした。
結果、イギリス経済には予定流入外貨の4倍に当たる約1億3200ポンドがばらまかれました。
彼らの作った贋札は、スイス銀行、イギリス銀行の審査を通るほど精巧な作りだったと言われています。
これに味を占めたナチスはドルにも手をつけ始めました。
しかし、ここからユダヤ人技術者達の勇気ある静かな反抗が始まります。
順調に偽ポンドを作り上げた彼らでしたが、偽ドル作りに関しては徹底して「技術的な問題』という理由で完成を遅らせていたのです。
結局、偽ドルは完成には至らず、資本も資源も底をついていたナチスはそのまま降服し、戦争は終結したのでした。


とまぁこんな感じの話で、作品中は紙幣偽造の主任を任されたソロヴィッチ(紙幣偽造のプロ)と印刷工のブルナー(この作品は彼の証言により描かれている)の葛藤を中心に描いている。
自分たちが贋札を完成させることで戦争は長引き、また同胞を裏切ることとなる。かといって完成させなければ殺される。
この状況下で、偽ドルの完成を遅らせることがいかに困難な行為であったか、そしてこの行為がナチスの降伏に影響を与えていると言う事実。
その歴史の裏に隠され続けていた彼らの勇気ある行動に、「ここが巧」です。

予想してた程の重みは感じられなかったが‥  (2008-07-23)
ヒトラーとつくタイトルものは沢山見ているので、そのせいか予想してた程の重みは自分的には感じられなかった、が、作品としては良かった。

描写にしても、こういった作品は人間としての尊厳を問われるものが主であると思う。

ヒトラーが出てこないのが残念な唯一の点。

映画館で見損ねてしまったのでDVD化されるのを待っていた作品でしたが、見てすっきりしました。

気になっていた方なら見て損はないです。

人間の尊厳を踏みにじられても。  (2008-07-15)
第二次大戦でのドイツによる贋札製造は全くもって知りませんでした。贋札でイギリス経済を混乱に貶めるという作戦には強制収容所に収容されているユダヤ人技師が使われていました。自分の意思などは関係なく、強力しなければ殺されて協力すればドイツの協力者になってしまう。病気になっただけでも必要のない者として殺されていく仲間を目の前にし、殺されることの恐怖を叩き込まれてやむなく贋札製造に携わってしまうサリー。そのサリーを贋札製造の責任者として、指令するナチス親衛隊兵や贋札製造者の待遇の良さから志願した者、ドイツに協力する贋札製造を妨害しようとするユダヤ人捕虜のブルガー。それぞれの立場が鮮明で、サリーの揺れ動く気持ちが手に取るように伝わってきます。元々贋札造りで捕まった犯罪者のサリーですが、根は善人なのでしょう仲間が死なないように懸命に働きかけをするのです。ナチス親衛隊に小便を頭からかけられようが、自らが不利な立場に追いやられかけても決して仲間を売りません。小便をかけられたときの屈辱感の表現は、見ている側の心にズキズキと痛みを与えてきました。決して泣けるような映画ではありませんでしたが、印象に残る映画ではありました。

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