致知出版社
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発売日:2004-10
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まずは知ることから始めてみる
(2008-07-13)
1993年。
カメラマンだった池間氏は、フィリピンのゴミ捨て場、いわゆる「スモーキーマウンテン」を撮影のために訪れる。
生活のためにゴミを拾い続ける10歳くらいの女の子に聞いてみた。
「あなたの夢はなんですか?」
帰ってきた答えはまったく予想だにしないものだった。
「私の夢は大人になるまで生きることです」
そこからカメラマン池間氏は世界の貧困に立ち向かっていくことになる。
タイの北部やカンボジアでは今でも子どもが生活のために売られていく。
プノンペンでは5万円で女の子を買うことができる。
地方にいくと男の子であれば三千円。
まさに文字通り、奴隷として「買う」のだ。
親がない彼らは、良く街角でシンナーを吸っていると言う。
快楽を得るためではない。
バンコクであれば、だいたい一食は50円足らず。
そのお金がないため、1本5円のシンナーを吸って空腹を紛らわす。
そんな彼らのために、池間氏はボランティアとして寄付を集め、井戸を掘り、学校を建設した。
夏には40度を超えるカンボジアの子どもたちのために、手作りの黄色い帽子を千個届けた。
三ヶ月後訪れてみると、帽子をかぶっている子がいない。
ほとんどの子は、外で働いているお父さんがかわいそうだから、という理由でお父さんにあげてしまったのだという。
貧しいながら、心は透き通るほどに透明な子どもたち。
物質が必要以上にある社会=心が満たされない社会
(2007-02-03)
この本に少しでも興味があれば一度読んで見ることをおすすめします。
その理由は、海外の貧困地域でのすさまじい生活を少しでも知れるからです。
日本で普通に生活している中では当たり前のことが、
貧困地域ではとても贅沢な生活という現実とギャップに涙が出そうです。
戦争、競争、自己中心主義等、争う事が当たり前な現代を
どうかえればいいか考えさせられました。
物質が必要以上にある社会=心が満たされない社会
物質が必要なだけある社会=心が満たされる社会
なのではないでしょうか。
私一人では何も出来ない、と私自身も思ってはいますが
そうではないとこの本に教えていただきました。
そして戦争や競争等、世界のしくみを知りたいと思う人は
「次の超大国は中国だとロックフェラーが決めた」を
読まれると、このような現状を作り出している一部の人たちの意思が
分かると思います。
気になられたら読んでみてください。
また同じように貧困社会の現実を知るために
高木善之さんの「ネットワーク地球村」もおすすめです。
ありがとうございます。
考えさせられる
(2006-10-21)
本当のボランティアって何だろう…。
「生きる」というテーマに対して、深く考えさせられます。
見せかけだけのボランティアではなくて、
本当の意味でのボランティアが増えていけば、
日本は、そして世界は変わるんだろう。
子どもたち、そして大人も絶対に読んで考えていかないといけないテーマ。
胸が熱くなります
(2005-08-27)
本当にこの本に出会ってよかったと思います。
この日本ではありえない世界・・・。ただただ涙しました。
しかし、フィリピン、タイなどの子供たちはたくましく生き、短い人生を一生懸命生き抜いている。大人の自分が今まで「生きる」っていうことを真剣に考えたことはなかったが、「生きる」って何かを考えさせられた。
豊満な日本で育った私たちが必ず読まなければいけない本のひとつではないでしょうか?
夢。
(2005-06-20)
「見てしまったから」というシンプルな動機からアジアのゴミ捨て場やスラムへ出向き子供たちの写真をとり、そして支援をしている話をそのまま口語体でまとめたエッセイ。たった一人の沖縄のおじさんがスモーキーマウンテンの子供たちやマンホールチルドレンのために家を作り学校を作る。それがいいことで必要なこととは皆知っていてもそれを本当に実行し、続けている人はほんの一握り。頭が下がる。私は何をしてるのだろう?
一日に四万人以上の人が貧しさが原因で死んでしまっているという現実を誰もがもっと見つめる必要があると思う。豊かさに麻痺し心を曇らせるたびに読み返そうと思う一冊である。




