工作舎
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カスタマーレビュー ![]()
懐かしい本であり、当時の主張は今でも正しいか
(2007-08-03)
私は原著「The Tao of Physics」を1977年に読んでいる。私は、当時日本で唯一のG.F.Chewの「Topological Bootstrap Theory」の研究者でもあったからである。Chew なかりせばCapra の著作存在しなかった。後の「The Turning Point」もである。誤解の無いようにあえて言っておくが、G.F.Chew は純然たる理論物理学者であり、F.Capra とは目的が大きく異なる。
これ等の著作物の主張は私は今でも正しいと思っているが。80年代の世界の所謂ニューサイエンスの波と共に還元主義に反対する海外の研究者、学者たちの本は日本語に訳され、科学を知らない一般の人たちに多く売れた。しかし、雑誌「遊」に連載された内容は、全て、科学に素人の者達の外国の著作物の翻訳の集合物に過ぎなかった。すなわち、オリジナルな概念など提唱していない。未だにこの雑誌が新しい考えを提供したと信ずる、哲学関係者さえいる。一般人はもっと多い。この雑誌はカツギヤによる(外国製のものを日本に持ち込むだけで第一人者と呼ばれるものになる、一時、物理学の理論屋にも存在した)。人文系、素人以外の興味は惹かなかった。科学者、特に、物理学者は気にも留めなかったのである。日本人の寄与も無く。消えていった。還元主義方法論に対峙できる方法論は人間の能力を超えていたからである。工作舎等によって翻訳されたが、いい訳であった。ただし、Bootstrap(ブートストラップ)をブーツストラップと誤訳され、ムッとしたのを覚えている。何故なら、既に学会発行の物理学用語辞典にブートストラップと決められていたからである。今読んでも、自然界の理解のために役に立つ。翻訳も上のつまらぬ文句以外なし。Dr.ω
現代物理学および東洋思想に興味の有る方は必読です
(2007-01-28)
私にとって人生で最も大きな影響を与えた本の一つです。他の方も記述しているように現代物理学と東洋思想の類似を説明しています。今では古典的な主張ですが、未だに読む価値は有るように感じます。
現代物理学の説明がされていますが、数式は一切出てきません(アインシュタインの有名な公式 E=MC^2 だけ出てきたかな)。
発売当時アメリカではコンビニで売っていた様です。それほど平明なベストセラー本になっていました。
現代物理学および東洋思想に興味の有る方は必読と思います。
ニュー・サイエンスの古典的名著
(2004-12-06)
この本は1980年代初期に工作舎の「遊」という月刊誌に連載されて、日本で初登場したのではないかと記憶している。
今では、量子物理学の世界観と東洋思想の世界観の一致は、思想界では既知のこととなっていると思うが、この著作の影響力は大きかった。
量子の振る舞いとヒンズー教の世界観との一致、また仏教における華厳経の世界観との一致など、様々な世界観の出会いをもたらしてくれた名著である。
この本によって、行き過ぎた物質主義への批判に火がつき、西洋文明に風穴が開いたと言っても良いのではないか。
おそらく、この本なくしては心理学の哲人ケン・ウイルバーなどの活躍も遅れたはずである。
ただ、東洋思想に深く親しんでいる人には当たり前すぎることが書かれてるいるのも事実である。
この本の登場によって、西洋思想の東洋への帰還が始まったのかもしれない。
神秘体験と量子物理のアナロジカルな対比
(2001-09-19)
初期の精神世界と現代物理学のアナロジカルな相似を
概略した古典的な本。
今となっては当然のようにも見えるが、当時は
斬新なものだったと思わせる。
東洋の神秘思想と量子物理学との対比はこの本から
始まって、今では広く知られるアナロジーになっている。




