清流出版
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発売日:2002-08
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小野田寛郎―わがルバン島の30年戦争 (人間の記録 (109))
カスタマーレビュー ![]()
戦いは続く・・・
(2006-05-15)
小野田寛朗ファンの私は当然妻の町枝さんのこの書を読んだ。
ブラジル時代の苦労話はルパング島での30年間に匹敵する興味深い話でいっぱいだ。
小野田さんは日本に帰還されて、ブラジルへ行っても常に私利私欲のためで無く「公」に貢献している姿にとても尊敬する。
小野田さん、どうかもっとメディアに出て今の日本を語って下さい。
ブラジルでの戦友
(2005-10-24)
旧日本兵の小野田寛郎さんがルバング島から帰還した。その小野田さんは、日本でいわれない中傷をいろいろ受け、ブラジル移住を決意した。そして現地で苦労に苦労を重ね、農園を成功させた。
その小野田さんの妻が、この町枝さんだ。
小野田さんは、3種類の苦労をしている。
一つは、ルバング島で、殺されるかもしれないという緊張感の毎日をすごしたこと。
二つ目は、帰国して、いわれなき中傷に悩まされたこと。
そして三つ目は、ブラジルで農園を経営する苦労だ。
町枝さんは3つめの苦労を、ずっとともにしてきたことになる。
小野田さんはブラジルに行っても、本当に苦労をしたようだ。特にお金の苦労だ。
農園を切り開くといっても、そんなにお金があるわけではない。ある程度工面しても、何と7年間は収入にならないのだ。
その間、自分も食べていかなければいけないし、牧場をつくり、牧童に給金を払わなければいけない。 物見遊山の日本人がやってきては、小野田さんの邪魔をする。全員、同じ質問をする。小野田さんの書いた本など読んでいないから、まったく同じことを聞く。 小野田さんはそれに全部答えてやる。そうすると2時間睡眠で働き続けることになるのだ。
遠くでパーティに呼ばれると、小野田夫妻は常に一番安い夜行バスで出かける。 皆飛行場まで迎えに行く、というがそれは無意味なのだ。
町枝さんの苦労、つまり小野田夫妻のブラジルでの苦労をつづった本になっている。しかし、タッチは非常に明るい。
これは、町枝さんの性格にもよるだろうし、結果として成功したことから来る明るさもあるだろう。
とにかく、小野田夫妻の苦労の何十分の一かでもこの本で感じられるなら、それでいいのだろう。




