太郎次郎社
グループ:Book
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発売日:2000-11
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力が湧く林住期の体験記である。
(2007-09-26)
インドでは人生観として「四住期」がある。
人間として生まれ、そして死ぬまでのあいだに四つのライフステージを経る
ことができれば幸せである、という人生観である。
第一は「学生期」、師について学び、禁欲的な生活を送る時間だ。
第二が「家住期」、結婚して子どもをつくり、職業に専念する時期である。
面白いのが第三の「林住期」である。
家長が一時的に家を出て、やりたいことをやるライフステージである。
ライフステージのなかにきちんと林住期を位置づけたところが何とも
ユニークではないか。
それを勝手に拡大解釈して「家出期」といってもいいし、場合によっては
「不良老年期」と読みかえてみるのも悪くない。
この本は、日本で林住期を生きている6人の方々の体験記である。
山折哲哉:1931年生まれ、宗教学者
美谷克己:1944年生まれ、農業、炭焼き業、著述業
足立紀子:1940年生まれ、大学院学生、保健婦
叶治泉 :1947年生まれ、神戸癒しの学校主宰
成松幹典:1948年生まれ、ネパールのホテル支配人
三橋尚伸:1949年生まれ、浄土真宗尼僧
四国遍路から熊野修験道、ネパール移住など、さまざまな「林住期」を
過ごす人々をこの本では紹介している。
この本を読んで人生を色々と楽しんでいる人がいると思うと、生きる力が
湧いてくる。




