情報センター出版局
グループ:Book
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価格:¥ 1,680
ポイント:16 pt
発売日:2007-08-20
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カスタマーレビュー ![]()
稀有な立ち場が可能にした新鮮な感覚
(2008-10-19)
普通の日本の若者の視線と、残留孤児二世の視線という、
ちょっと特異な著者の立ち位置が、この本の魅力を
大きく支えていると思います。
普通ならかなり重厚なテーマになりそうなのですが、
日本生まれというところが、歴史への一定の距離感を
与えています。かつ、大方の読者と地続きな感覚なの
でとても分かりやすいです。
フレームは普通の日本の若者でありながら、父親の経験
から必然的に孤児について(それを巡る歴史や国につい
ても)身近に考えざるをえなかった著者。
特に著者自身の渡航体験から描かれた第二部は、等身大
の若者の感覚があふれ爽快感すらあります。
現代的な美しい日本語で書かれていて読みやすい
(2008-10-16)
中国残留孤児という言葉が出来る前に、文化大革命の真っ只中、日本に何とかして帰国した、青年、その青年が帰国後結婚して、生まれた娘が、父の育った故郷まで行ったり、資料を元に
その父親の半世紀を追う。なんだか難解な日本語で書かれていて読みにくいかなあという危惧がありましたが、そても読みやすく、一気に読んでしまいました。
きっと多分、残留孤児の皆さんは中国に苦しく苦い思い出があって、帰りたくないだろう、思い出したくもないだろうと勝手に想像していたのですが
作者が接した、父の中国時代の友人や村の人など、みんな暖かい、一緒に苦しんできたからなのだろうか、また、この父親が中国人になりきって頑張ってきたからなのだろうか
また、彼と養父母の絆が凄い。
悲惨な時代の話なのに、とても心温まる話に仕上がっている。
30歳の日本に生まれた日本人の娘を通して語られる
中国からの帰国運動が盛んだった時、テレビに映り、戦争被害者だと訴える中国残留孤児を
少しでも非難する気持ちがなかったか、自分を振り返ってしまった。
読み応えアリ
(2008-10-13)
中国残留孤児である父の数奇な人生をたどる著者渾身のノンフィクション。中国と日本、三世代に渡る親子の物語。はじめは残留孤児二世であることに抵抗を感じていたものの運命の糸にたぐり寄せられる様に中国に留学する著者。そこで著者は父の壮絶な前半生、養母と父の実の親子以上の関係、現地の複雑な対日感情に触れる。
ガツンと重みのある内容で読み応えあります。
同世代の方々にぜひ
(2008-08-23)
読み進めるごとに胸が熱くなりました.
著者と同世代の私たちは、父、母、家族の人生についてどれだけ知っているでしょうか.
著者は長い年月をかけて、父親が体験してきた未曾有の人生を丁寧に掘り起こし、
文章に表してきたということが、この本を読んでひしひしと伝わりました、
著者が私たちと同世代ということで、尊敬の意味を込めてこの本をお薦めします.
価値のある本でした。
(2008-03-18)
著者の父上が、山崎豊子原作「大地の子」ドラマ化ビデオを
何度も繰り返して見ておられ、実際はもっと悲惨だったと
語られる姿に衝撃を受けました。
そして帰国後、実の両親が残留孤児であった著者の父上に
対して、自然な愛情を注ぐことが難しい現実を知り、
戦争のむごさを思いました。




