草思社
グループ:Book
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発売日:2007-08-08
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複雑な想い
(2008-09-21)
当時の若者たちの、純粋な家族への想いと、一途な愛国心が伝わってくる一冊でした。 戦争、特に学徒兵や特攻隊員の本などを読むと、「これは本心なのか?本心の表現を許されなかったのでは?」と「生まれてからそういう教育を受け、純粋にお国のために命を捧げる気持ちだったのでは?」の、両極端な想いを感じてしまいます。もちろん全員が同じ気持ちではなかったとは思いますが。 こういう表現をするのは良くないと思いますが、後者の場合、終戦から戦後を経てそれまでとは180度変わってしまった時代に、戦死した仲間に申し訳ないという気持ちを抱きながら生きた方々より、ひたすら祖国や家族のために一途に散華された方々が幸せだったのかもしれない、と思う一面もあります。 しかしながら、自分自身の夢や希望を断ち切り、親兄弟にも見送られず、まだ若いのに自分の人生が明日で終わる事を知る…そういう極限な状態に置かれた特攻隊員の方々の気持ちは、想像を絶するものがあります。泣き叫んでも、逃げ出したくても、それができなかった時代です。戦争からは何も得るものは無く、悲しみや苦しみしかありません。 増してや人の命を武器の一種として扱うなど、絶対にあってはならない事です。
私自身の中でも複雑な思いがあり、まだまだいろいろ学びたいと思っています。
幸い、今の日本は戦争と無縁ですが、この本に出ていらっしゃる方々のような気持ちまでが過去の事・無縁の事とならないように、後世まで遺していきたい一冊だと思いました。
子どもたちに読んで欲しい本
(2008-02-01)
特攻隊員の手紙だけで、戦争の解釈について何も書かれてないのが良い。
子供達が、この本何だろうと手に取って読んで何かを感じてくれたらと強く願う。
そして過去の戦争について教科書だけでは学べないことがたくさんあるということを
一人でも多くの人に気づいて欲しい。この本には、その力がある。
未来を担う子供たちよ、この本を読んで想像してほしい。
彼らは何を守りたかったのか。
平和な現代に生きる幸せをかみしめるとともに殉国した先人達に感謝したい
(2007-12-16)
靖国神社遊就館にも特攻隊員達の遺書の一部が展示してありますが、現地では涙なしには読むことができません.この本を買って、自宅で人目をはばからずに素直な気持ちでひとつひとつの言葉をかみしめながら読むことができました.敗色濃厚な大東亜戦争末期、若く才能ある特攻隊員達は、どんな気持ちで飛び立っていったのでしょう.生への執着、葛藤はあったかもしれません.そんなことはおくびにも出さず、家族を思い、郷土を思い、国を思い、崇高な日本精神を身をもって示したのです.ある特攻隊員は記しています.「未来の日本の礎になります」と.かつての日本には命を賭して守るほどの価値が間違いなくあったのです.一方、いまの日本はどうでしょうか?.個人主義をはき違えた利己主義が蔓延っています.決して彼らの死を犬死にしてはいけません.モラルハザードの叫ばれる昨今、彼らが命をかけて守ろうとした、かつての”美しい日本”を取り戻し、後世へ引き継いでゆくことこそ、我々の使命なのだと痛感しました.
公のために
(2007-10-15)
特攻隊の話になると、すぐに洗脳だとか、強制で死に追いやられたとしか考えが及ばない、
思考停止サヨクが多いです。
きっと、命より大切なものはない。と言う戦後の価値観でしかものが見られないのでしょう。
自分の命より先に公を護ることを優先する、強い精神を持った若者達を、左に偏った目でし
か見られない可哀想な反日日本人こそ、彼らの強い想いに学ぶべきところがあるのではないで
しょうか?
地球市民、などと臆面もなく言える馬鹿な人がたくさんいますが、愛国心を持たない者が世
界を語ろうと空虚です。国と言う公を護ろうとした若者や作戦を論じる資格はありません。
この本は、特攻と言う最後の手段を選ばざるを得なかった若者達の声です。特攻と言う手段
自体は邪道です。決して美化してはいけません。ですが、それは皆わかっていました(特攻作
戦を指揮した中尉は、戦後自ら介錯を断って苦痛の中で自刃しています)。
これを読んでどうとらえるかは、「戦後レジームに洗脳されているか」それとも「そこから
脱却しているか」ひとつの判別にもなるのではないでしょうか。
「御国のため」を繰返すな!
(2007-09-08)
これぞ命の言葉。
知覧基地から飛び立った、18〜29歳の
特攻隊員が遺した手紙を集めた一冊。
33名の遺影と戦死日等も収録されている。
目前の死に敢然と向かい合い、それを受容れ、
後の日本の世を想いながら、最後の言葉を残す。
望んだ死ではなかっただろうけど、死は死。
涙なくして読めないし、語る言葉も持たない。
彼らの魂に恥じることの無い国にするために、
自分ももっと頑張らないといけないな。




